三年間続いた旅も今回で終わり…XYパーティは果たしてどのような別れをし、次に向かっていくのでしょうか?

と、いうわけで遂に140話続いたアニポケXYも遂に最終回となりました。
ここまで長かったような短かったような…とにかくブロガーとしてアニポケの1シリーズの最終回を迎えるのは初めてなので、しっかりと感想も書いていこうと思います。

それでは続きから感想です!

XY第140話(XY&Z第47話・最終回)「終わりなきゼロ!また会う日まで!!」
脚本:冨岡淳広/絵コンテ,演出:矢嶋哲生/作画監督:大橋藍人,小山知洋,広岡トシヒト

「And To Our Own Way」
XYパーティそれぞれの更なる飛躍を願って…


と、いうわけで終わりましたね、アニポケXY!
最後の最後の締めを、1番若くて希望に溢れているユリーカにさせることによって、別れよりも輝いているこれからの道を応援することが出来たこと…構成として本当に素晴らしかったと思います!
だからこそ感動点をユリーカの言葉に持って行って、希望ある別れにしたわけですから!
そして「V(ボルト)」が流れる中でのアニポケXYダイジェスト…もう1話から見てきた身としては素晴らしい以外の何者でもなかったですね!
これだけの冒険を4人でしてきたことが昨日の事のように蘇ってきて、なんか色々込み上げるものがあったのが良かったところです。

そして気になったサトセレの完結ですが、これ以上ない素晴らしいものになったと思います!
最後の最後にサトシからではなくセレナから行動を起こして…自らの想いを言葉と共にキスに託したのは、僕の望んでいた「サトシと完全に向き合って告白」に限りなく近いものだった分、「もう他に何を望むか!」と言えるほどでしたから!
やっとセレナはサトシと真正面から向き合い行動を起こしました…次に出会う時にはもう少し発展する事でしょう。
サトシにもきっと伝わったでしょうから。

そしてメッセージカットの「And To Our Own Way」…それぞれの道をXYパーティは行ったからこそ、僕たち視聴者もサトシ達のように自分の道を行く権利がある、ということを希望と共に見せてくれたと思います。
そういう意味で僕もこのブログでスノードロップとして、アニポケSMの感想や考察を書き続けようと思います!

本当にありがとうございました!!!

と、いうわけで1つ1つの感想に行きます!

話は、カントーに帰る前にオーキド博士とハナコにXYパーティのみんなが電話しているところから始まります!
最初の始まりがいきなりピカチュウの画面張り付きから始まったのは、ある方が言っていた「「V(ボルト)のOPの再現」というのもあるかもしれないですし、このアニポケXYでは今までハナコは一回も出てこなかったので相当懐かしがったという事なのでしょう。
こういう小動物的な可愛さがピカチュウの持ち味ですし、「ああいよいよサトシはカントーに帰るのだな…」と思わされて少し悲しい気持ちにはなりました。
でもそれも含めて「ゼロからのスタート」という事なのでしょう。特にサトシの場合には…

そんな中でハナコはセレナ達に「大変だったでしょう?」と言いますが、セレナ達は「お世話になったのはこちらの方です!」と答えていた所もまた、ハナコのいくら成長していてもどこまでもサトシは息子なのだな、と感じる部分と、
セレナ達が最初から最後までサトシの影響下の中で成長して、今こうして「自立」しようとしている様が伝わってきて、その意味でも今までの旅を思い起こさせるので感慨深さがこの時点でマックスにさせられる冨岡さん達は本当に凄いと思います。
対比の意味でも、旅の成果的な意味でも、です。

と、いうわけでサトシが午後のカントー行きの飛行機で帰る事を伝えてから、ハナコが今度一緒にマサラタウンに遊びにきてね、と言った所で電話は切れる事となりました。
オーキド博士が土産話を楽しみにすれば、ハナコは息子の無事を願って気をつけて帰ってくるように言う様もまた、カントーの2人の良さが出ていたように感じました。
それに対してサトシも「うん!」と返した所も、最終回にして10歳に戻ったな、というどこまでもハナコの息子だと感じさせた微笑ましいシーンでした。

しかしハナコからのマサラタウンのお誘いに普通に返事をしていたシトロン、ご馳走に舌が出てしまっているユリーカはまだらしい感じなのでいいとして、なんでセレナは頰を赤らめているんでしょうねぇ…
まさかこれで親子間の疎通が済んだとでも思っているのでしょうか?それともサトシのルーツを感じられるチャンスを得たからか…
まあどっちでもいいですよ、例のシーンでこの件は最高の形で持って行きましたから(笑)

そしてサトシ達は帰り支度をするために忘れ物チェックをしようと動き出しました。
この何気ない言葉も、カロスに思い残す事がないというサトシの旅立つ思いも感じられて、益々最終回感が出ていたように思いましたね。
こういう細かい部分も仕込んでくるのがニクい所です…ユリーカの悲しそうな表情も相まって…
それに対してデデンネが疑問そうにしていましたが、恐らく「別れ」という概念が幼いからこそ分かっていないという解釈で良いと思います。
ここまでユリーカが悲しむのはなんでなのか、サトシ達はなんで準備しているのか…「分からない」のが1番辛い事ですからね…
だからこそ自覚できた時にあのような行動に出たわけですし…

そしてここでオープニング&タイトルコールですが、最後の最後でサトシの噛みしめるようなタイトルコールがまた終わりな感じを誘うんですよね…
いつもは前に進んでいく道のりだったので少し声が張っていたのですが、今回はそれで終わりだからこそピリオドを打つように話している…
感慨深さはここにあるのだろうな、と思った所でした。
思えば、最初から最後までタイトルコールの大枠が変わらなかった所も良かったですよね。
おかげで統一感が出ていたので…

さて、その後は最後の昼食シーンとなるわけですが、ここで欲を言えばリモーネにも出てきてほしかった…というのは望み過ぎですかね?
リモーネも電気屋の仕事に出ている分そんな暇がなかったのは百も承知ですが…それよりも大事な描写があったという事でしょう。
そしてユリーカはみんなと別れる悲しさのあまり、その昼食中のスープに手をつけられない、と…
この部分は前回にも悲しみの辺りは出ていた所ですが、やはり1番幼いからこそ一緒にいた時間は長く感じられ、別れの後の間もまた長く感じられる分、悲しみも大きいのでしょう。

1年をどれくらいの長さに感じるかは、自分の年齢分の1をすればその割合が分かると言われています。
これに当てはめるとユリーカが1番長くなるわけですし、やはり幼いからこそ経験が浅い分、辛さもひとしおという事でしょう…
取り敢えずはお菓子を食べ過ぎた、ということで収めていましたが、ユリーカを1番見てきたデデンネにはその悲しみの様子は分かるというものなのでしょう。
それが何なのかを理解できなくとも、ユリーカが悲しんでいる様子は分かる…だからこそ悲しみの心情描写の積み重ねが伝わるというものです。
後このお菓子については、恐らく16話でデデンネにはお菓子をあげ過ぎたという事の派生系でしょうから、その意味でも懐かしさすら感じられます。

と、そんな時にチャイムがなったかと思えば、プラターヌ博士とマノン、そしてアランが別れの挨拶を言いに訪れていました!
何でもプラターヌ博士の研究の一環で、マノンと一緒にフロストケイブに行く事になっていました!
何でも日時計が夕方になった時に光り、その時に出るエネルギーはメガストーンと同等なものである事がわかったので、他にもいっぱい同じ反応がある分それを2人で研究のために行く事になったんだそうです!
日時計のエネルギーがメガシンカと関係のある事が触れられていましたが、まさかこういう形でアランとマノンの旅に繋げてくるとは思いませんでした!

フロストケイブといえば、XYパーティの絆の印としての回となった場所ですから、その意味でも「絆」を重視するメガシンカとリンクさせたのでしょう。
それをアランとマノンで旅を…これも僕の望んでいた事なので嬉しかったです!
その中でやっとこさマノンのトレーナーとしての成長が見られる事でしょうし、アランも優しくマノンを導いてくれるでしょう。
その意味でもアラマノはもう成立したも同然だと思わされますね!
アランも言っていたように、キーストーンは事件の関係で警察に提供したように、「Act Ⅰ」の頃のように…いや、それよりももっと新鮮な気持ちでゼロからスタートするのだと思うと、ここまで本当に長かったな…と思わされます。
こんなにも穏やかなアランの笑顔が見られただけでも、ここまで見てきたかいがあるというものです!

しかも最後はアランの方から「もう一度バトルしてくれ!」とサトシと約束するのもまた、その前の回でサトシがバトルをしようと言っていた事の面と向かっての答えだと感じました!
隣にはマノンがいてくれることも、一瞬ではありますが1カットで見せていましたし。
そしてサトシと同じ指の部分なしの手袋の状態での握手…この時2人は本当の意味で対等になれたのだと思わされたカットでした!

そしてマノンはセレナに「一緒に行くって言ってくれた時、嬉しかった!」とフレア団編でマノンを守った時の事を回想していたのも良かったと思います!
あれがセレナの「与える者」としての真骨頂とも言える部分でしたから、こうして改めて「感謝」という形で表してくれたのは、セレナの成長と言って差し支えないのではないでしょうか。
それに驕ることなく、当然のように約束の有言実行を明言した所でも、セレナは本当に強くなったと思うところでした!
マノンもこれからセレナのように成長する時がきっと来ますから、その時のお手本として良いと思えるそんなセレナの姿だったと感じましたから!
本当にセレナは強くなりましたよ…最後のヒロイン同士のハイタッチは微笑ましかったですし。

そしてハリさんとハリマロンの方は、ハリマロンが泣き出してしまってハリさんが慰めるという、相変わらずの微笑ましい構図が見られたのも印象的でした。
何回も書いたかと思いますが、フレア団編前にハリさんとハリマロンで遊ぶ約束を、前の回でもこの回でも果たしてくれたのはやはりいつ見ても感慨深いものがあったと思うばかりです。
最後の最後までハリさんは有能でしたし、ハリマロンはハリマロンだったと感じた部分でもありましたから。
と、いうわけでプラターヌ博士の「再会にマーベラス!」という言葉と共に、プラターヌ博士の車は去って行きました…

プラターヌ博士は来週の特別編でも出てくるのでこれでさよならではないですが、最後の最後までオーキド博士以外の今までの博士の中で1番目立っていた、良い博士だったと思います。
アランとマノンの旅の門出も祝って、ついでにアラマノの成立も祝ってお別れしたいと思います。ありがとう!またね!!結婚式の時には手紙でも送りますよ!!
と、いうわけでXYパーティ以外での最大の別れが終わったところで、いよいよカロス空港に向かう事になります…
そんな時でもユリーカの悲しみは取れないばかり…この何回も描写する辺りが悲しみを誘うので、こちらとしては痛い感じになるのですが…
もうこの辺りでデデンネも察し始めている事でしょうが…さて…
ちなみにこの時に流れていた曲は、久々のクノエシティのBGMでした…やはり素晴らしいですねこの曲は…

一方その頃、ロケット団はサカキに巨石ジガルデ撃破に至るまでの、ロケット団の活躍を偽装したMADを映した映像を送って、報告者がわりにしていました。
それに何の疑いも持つ事なくロケット団の成果として認め、本部に帰ってくるように言うサカキ…いやはや本当に丸くなりましたよね。
DP初期の頃の「あいつらは誰だったかな…」と言っていたのと違ってきちんと名前で3人のことを呼んでいましたし、まさに理想の上司といったところでしょうか。

しかし映像の中の「悪を制するのは悪のみ!」と言う言葉は、ロケット団なりの悪のこだわりが見えたので、そこは良かったと思います。
それでこそサカキ様に全てを捧げるロケット団の鑑ですから。
…それにしても映像を見せた時には冷や汗をかき、「苦労して"作ったかい"があったぜ!」「ニャーの編集が最高だったニャ!」と言う言葉は、最早何とも言い難くこちらとしては笑うばかりでした(笑)
えぇ、作ったんでしょうよ、編集したんでしょうよ、自分の都合のいいように…でもそれを踊りながら喜んでいる姿はどこまでもロケット団だな、と微笑ましくなりました(笑)
しかし…マーイーカとパンプジンはアニポケSMではどうするつもりなのでしょうか?
過去のシリーズの例もあるのでそのまま続投でもありだとは思いますが果たして…

そして、飛行機が飛ぶ中、XYパーティがカロス空港に到着しました。
そのままアナウンスで、サトシの乗る便「カイリュー航空K91便 カントー行き」は12番ゲートにて次の便、
セレナの乗る便「ラティアス航空H71便 ホウエン行き」はそのまま搭乗を開始するということで、まずはセレナが先に別れる事になりました。
最後にXYパーティに合流したのがセレナなら、最初にXYパーティから離脱するのもセレナ…XYパーティに関わっていた時間が1番短かったという意味では悲しくはありますが、

それだけ1人の女の子としてのセレナの物語は独立するものになったと考えれば、感慨深い気持ちに否が応でもさせられますね…
サトシはカイリューと雄々しく、セレナはラティアスと女の子らしく、飛行機の便がなっていたのも面白い所でしたし。(数字は何かしら意味があったんですかね?変に勘ぐってしまいます…)
そして近づくにつれてユリーカの悲しみも増す一方で…
別れの時の喪失感をグッとこらえているようにも思えたので…何回も書いているかと思いますが、少しくらいワガママ言ってもいいんだよ…という感じにさせてくれますね…
そのユリーカの強さは後で見られる事になりますが…

その頃ロケット団はまだ搭乗時間ではないのにも関わらず相当急いでいました(笑)
何かこのドタバタぶりもまたロケット団だなぁ、と思いやはり微笑ましくなりましたね。
お土産を買い込み過ぎたのをコジロウとニャースのせいにしていた所もまた、軽く女王様なムサシの様子が見られて良かった所です。
そのお土産であるルナトーンとソルロックのキーホルダーは、急ぐ内に落ちて水の泡となってしまいましたが…(笑)見事に忘れ物をしてしまったようです。
ただどこまでもロケット団らしいですし、ソーナンスのステップもノリに乗っていて可愛かったですし、これでアニポケXY内でのロケット団は見納めとなりますが、良かったと思います!
アニポケSMでも続投してくれるので、これからもよろしくお願いします!

さて、サトシ達の方はセレナが行く前にとポケモン同士でお別れの挨拶をしていました。
例のハリマロン&ヤンチャムコンビは、喧嘩ばかりでしたけど最後の最後でハリマロンが泣いていたのは印象的でしたね。
やっぱりなんだかんだ言って良いコンビでしたし、それに対してヤンチャムが自分の大事な笹の葉を分けてあげたのもまた粋な演出としてありました!
この2人の行く末も何となくではありますが楽しみなので、この後も会えるのであれば会って欲しいですね。

そしてニンフィアはイーブイ時代からお世話になったホルビーに…感謝のリボンでの握手をしていました。
感謝すべき事が本当にいっぱいあって、最後のほうではなかなか交流の機会がなかった2人ですが、こういう機会に別れの挨拶ができたのは良かったと思います。
他には別れが悲しくて泣くピカチュウと、痩せ我慢しているらしいルチャブル、最後の最後で、最初は嫌われる形となってしまったハリマロンとニンフィアの握手、
ピカチュウとホルビー、ファイアローの初期からいたトリオの別れの部分(ここにゲッコウガがいないのが何とも…ですよね…)…それぞれが思い思いの別れの丈を言っていってそれに応える様…
別れの部分もまた絆の1つとアニポケXYスタッフが言っているようなこの演出…それぞれにきちんと繋がりがあったのだな、と思わされて良かったと思う所です。
そうですよね、それぞれにドラマがあったんですよね、数え切れないほどの…
だからこそ心に染みるものがあるというものです…

そしてニンフィアとテールナーがデデンネの所に別れの挨拶に来たところで、とうとうデデンネは別れの時であると感じたんです…
ここまで別れのオーラを出してしまっては、これまで感じて来た別れの瞬間なのだと感じて、デデンネの方が幼い分ユリーカ以上に来るものがあったのでしょうね…
どうしてもわがままを言ってしまう、別れを受け入れられずに…そのデデンネの思いがサトシ達の元から逃げ出してしまうデデンネの行動に至らせたのかもしれませんね…
別れを知っている時より、別れを最後の最後で自覚して追い詰められる方が、明らかに残酷度では高い方は確実です。
僕もこのくらいの子だったら間違いなく泣いてしまうでしょうし…
本当にリアルな描写ですし、最後ユリーカに託す綺麗な布石になっていたように思います!

そんなデデンネを追うXYパーティ…ピカチュウが電気のシンクロで見つけ出すものの、デデンネは意地でも出て行こうとしませんし、耳を塞いで現実を受け入れられないまでになってしまいました…
ここまで小さいながらもヌメラなどとの交流を通して相当成長して来たデデンネ。
それでも聞きたくなくなってしまうまでに追い詰められてしまうこの感情は、どうしても抑えられる事が出来なかったのでしょう。
成長しても尚残る一番小さい子としての悲しさは中々背負い切れるものではないですから…やはり辛いですよ…

そんな中でユリーカが口を開くわけですが…そのシーンは感想記事の後編に取っておくことにします。
後編ではサトセレの最高過ぎる完結、これまでの旅の軌跡を感じられるものとなっています!
アニポケXYの感想もこれで一旦完結…最後までお付き合いいただけると幸いです!