お待たせしました!感想記事後編です!

前編はこちらからどうぞ!

今回は最終回限定で、かなり多い画像と共にお送り致します。
僕の感想記事としては初めての試みですが、楽しんで頂けたら幸いです!

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まず本編に入る前に、ポケモンクイズの部分で最後ピカチュウを「ピカチュウ~!」とみんなして言ってくれていたのが、このためにピカチュウを紹介役にしていたのだな、と感じて感慨深くなりましたね。
140話分紹介してきたピカチュウですからね、労ってもらってピカチュウも嬉しかった事でしょう。
…最初の部分の声が最後はサカキだったのは、「カントーの最後」という部分を強調したかったのでしょうか?どちらにしろ意外ではありましたけど(笑)
例のピカチュウの困り声も、みんながピカチュウの元に寄ってきたと考えれば面白いものがありますし。

さて、本編ですが、ここでユリーカがデデンネの気持ちを察して、悲しみの中で自分の気持ちを話していました!

「ユリーカも一緒だよ!みんなとお別れしたくなんかないよ!ずっとずっと一緒にいたいよ!
だってこの旅、すっごく楽しかったもん!
ユリーカだって、みんなの事大好きなんだよ!
でもね、みんな夢があって、セレナもサトシも、それに向かって頑張るって決めたの。
だから寂しいけど、私も頑張る!」
「わたしの夢は、ポケモントレーナーになる事!
勿論デデンネは、わたしのパートナー!
セレナに負けないパフォーマーになって、
お兄ちゃんからはバッジをゲットして、
サトシとピカチュウに勝って、
カロスで一番になるの!」

「だからね…だから私たちも夢に向かって…
今日みんなと笑って、バイバイしよう!」


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もうね…何度も書いていると思いますが、どれだけよく出来た子なんですか!
これまでの描写から分かるように、ユリーカがXYパーティの中では一番別れを悲しんでいて、本当は別れたくない気持ちの方が大きくなっているんです。多分、大声で泣いてしまいたいくらいには…
ただ、みんなが夢を決めてそこに向かって突き進むと決めた以上、それを自分のワガママを言わずに応援して、また会える日を待ち望むだけ…この歳にしてここまで悲しみを抑えられるのは本当にすごい事だと思うわけです!

しかもサトシ、セレナ、シトロンをデデンネで越えようという心意気…まず両立だけでも難しいですし大変な道のりです。
ですがこの歳なんです、そのことを本気で目標にして突き進んだって良いじゃないですか!
その心意気こそがユリーカの素晴らしいところですし、高い向上心を持つとトレーナーは確実に良い方向に進みますから、ユリーカの将来も楽しみというものです!
悲しみを乗り越えた先に見えるものがある…そこにデデンネ、ゆくゆくはプニちゃんと突き進んでいければ、きっとユリーカは強くなれるはずです。
だからまた会えるその時まで、そして自分自身も夢に突き進むために、笑顔でバイバイする事を満面の笑顔で言ったユリーカの強さは、この時点で素晴らしいものがあったと思います!

こんな時くらい本当にユリーカも泣いて良いはずなのにこの強さ…耳を塞いでいたデデンネもそれに感化されてユリーカの元に戻って行ったその姿は、デデンネもまた少し強くなれた証としてあるのだと思いました。
デデンネもユリーカもまだ小さいですが…まだ小さい分可能性は無限大に広がっているとも言えます!
だからこそサトシ、セレナ、ユリーカは慈しむようにユリーカを見つめ、まるで自分達のここまでの旅を反芻し、次に繋がるようにユリーカの夢に応えていったのだと思います。

全員がユリーカの目線になって応えていくその姿は、XYパーティ最後の絆の瞬間だったと言えるでしょう。

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それぞれの道に進んだとしても、絆は決して切れる事なく残り続ける…そんな尊いものを感じた気がしましたから。
ユリーカとデデンネのそれに応えるような笑顔も、心からのものだったと感じ、「別れの悲しみ」に一区切りできて本当の笑顔になれたと考えると、構成として上手いと感じたんですよね。

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それぞれの夢に向かう中で笑顔で別れるシチュエーションを作ると雖も、そこまでの余韻がなければ意味がありません。
ただ直前に涙を流すのもおかしな話…だからこそこのユリーカとデデンネのエピソードで一区切りつけたのでしょう。
そのお陰で一区切りついて、あとは希望あるものに持っていけましたから、凄いものです。

さあ、ユリーカのドラマが終わった後はセレナのドラマ…核レベルのサトセレのシーンもついた別れとなります。
ここから先は涙無しの笑顔のシーンですから、清々しさがあるんですよね…

搭乗口に向かうエスカレーターの前で立ち止まり、まずはこう言います。

「サトシ、シトロン、ユリーカ、みんなからいっぱいもらったわ!数え切れないくらい!」

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最初は本当にゼロからのスタートというのがふさわしかったセレナですから、3人からもらったものは一番多かった事と思います。
そして成長度が1番高かったのもセレナですから、ここでの別れが相当名残惜しい事になりますが…セレナの顔を見ていたらそうも言ってられない現状がそこにはありました。
本当に強くなったと思います、もらった分を十分すぎるくらいお返しがあったと僕ら視聴者も記憶するくらいに…
シトロンとユリーカの言葉に対しても嬉しそうに頷くばかりで、この部分では相当感慨深くなっている事と思います。
ユリーカに至っては会いにいくと約束したわけですからね、お姉ちゃんとしてやってきた分嬉しいものがあったでしょう。

そしてここから、数々のサトセレクラスタの皆様を死に追いやった、核レベルのスーパーサトセレタイムに入ります!

まずは下から上のアングルサトシとセレナが映されて、こう言います。(最初は昔の頃のように下からサトシを見ていたが徐々に…という演出となっている)

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「私、旅に出て本当に良かった。
あなたは私の目標よ!」


そもそもサイホーンレースの件があったにしろ、サトシをテレビで見かけなければ旅に出ていなくて、サトシの影響下がなければ強くなれてなかったわけですから、その意味でもこの感謝の気持ちは純粋そのものなわけです。
旅を続けていくうちに強いサトシに憧れを抱き、背中を押してきた…今までサトシの後ろばかり見てきたセレナがこうして向き合って話しているだけでも感慨深いというものです。
そして何気に初めてサトシに対しての位置付けをサトシ本人にセレナが言ったんですよね。
「尊敬しちゃうな」というような事は言ってきましたが、「憧れの人」というのもシトロン達に言っていたりモノローグだったりと言えてませんでしたから。
この勇気が持てただけでも、積極的になれなかった最初のセレナとは違うと感じたところでした。

この言葉にサトシは驚き、シトロンとユリーカは微笑んでいました。

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恐らくシトロンが微笑んでいることからしてまさか恋愛感情とは…という感じでしょう。純粋に友達として、旅の仲間として言っていると思っているのはなんとなく分かります。
ですがサトシの驚き様は、もしかしなくてもセレナのその言葉の裏側の想いに無意識のうちに気づいて、驚いているという解釈ができます。
今まで「格好良い」とセレナに言われても何も驚かなかったサトシが、ここにきて驚いているようなそぶりを見せているのがその証拠です。やはり直感的にサトシは恋愛感情を感じられるタイプなのだと思わされました。
そして続け様に…

「次に会うまでに、もっともっと魅力的な女性になるから!」

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このグイグイ来る感じが、本当に積極性に溢れていて素晴らしいんですよ!
最初期の頃は自分の魅力に気づいて欲しい気づいて欲しいと思ってアプローチらしき事はしたものの、結果的にサトシに訴えてこなかったので、サトシに伝わる事はありませんでした。
ですがここでは、しっかり自分の恋愛感情的な立ち位置を明確にして、サトシにウィンクをするほど積極的にアピールしています。
サトシに振り向いてもらう時まで、ポケモンパフォーマーとしてサトシに見合う女性になる…セレナなりの恋愛感情の決着として相応しい言葉だった思います!

…とはいえ、サトシは腕のリアクションまでして「あぁ!」と言っているので、確実にセレナの言わんとしていることがわかった上で了承しているので、ここまでしなくてもセレナに多少なりとも惹かれているのはほぼ確実なんですけどね。

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その表情に全くハテナマークが浮かんでなかったのがその証拠です、セレナの恋愛感情でのアプローチにきちんと応えているのがよく分かります。
まあ2人だけの空間の時はいくつかありましたから、迷いの森回も含めてセレナの存在がサトシの中で大きくなっている伏線は確かにあったわけです。
それをこういうリアクションで示してくれたことが、サトセレクラスタの僕からしたら相当嬉しかったわけです!

そしてそのままセレナはエスカレーターに乗り、少し悲しそうな顔をしながら下っていくわけです…
やはり大好きなサトシとこうして離れてしまうのは悲しい気持ちになりますよね…恋愛感情と憧れの中で、サトシにますます惹かれていったのは間違いないですから。
それに対してサトシもエスカレーターのギリギリのところまで前に出るんですよね!
この行動からもセレナと別れるのをかなり惜しんでいるのがよく分かって、「やっぱり惹かれてるじゃないか!」となったところです。

ですが悲しそうな顔から何かを決意すると、「サトシに1つ良い?」と問いかけます。
そして間も無くエスカレーターを逆走してサトシのところまで行き…

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サトシの顔に真正面から向き合い…

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そのまま爪先立ちになってエスカレーターをそのまま降りていく…

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その様子にシトロン、ユリーカ、ピカチュウ、デデンネは相当な驚きな顔を見せ、

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セレナは頰を赤らめて…

「ありがとう!!」

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と言い、サトシは最初は呆然としながら目を潤ませながらも、最後には頷き、シトロン達と共に誰よりも大声で、誰よりも腕を振ってセレナを見送り、セレナは笑顔で手を振り返す…


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一言、「最高かよ!!!」とこのシーンの記述を実際に見ながら書いていて思いましたね!

まず状況を整理すると、エスカレーターを逆走するシーンは今までの流れだとそのまま降りていたのを、セレナ自身の意思で抗ってサトシの元に想いを乗せようとしたことを表していると言えましょう。
セレナがその事をする事を決めてナチュラルな笑顔の中で向かっていった様は、セレナの積極性とサトシへの想いが溢れている様子が出ていて良いと思ったわけです!

そして真正面にサトシとセレナの顔が向き合って、セレナ側が爪先立ちをしたという事は、紛れもなく真ん中へのキスというのは見なくても確定なんですよ!!
これがどれだけ凄いことが分かりますか皆さん!ラティアスですら頰のキスにとどまっていたのが最早一線を超えたのと同様のインパクトをもたらしているんですよ!!
しかもその時のサトシの微妙な足の動きから考えるに、割と思いっきり感があったのが見て取れますから、シトロン達の反応を見るに想像に難くないんですよ!!
中には「上半分をどうか見せてください!」と言う人がいるかもしれませんが、子供向けと言う事でうまく規制から逃れられたのと同時に想像の余地を素晴らしいまでに無限大に作ったと言う効果付きですから、寧ろ素晴らしくなっているんですよ!!

更に書けば、真ん中という事は両者共の初めて確定ですから、もうこれほどサトセレクラスタ的に見て嬉しい事はなかったですよ!!
僕は確かに完全に真正面に向き合っての告白というのを望んでいましたよ、えぇ望んでいましたよ!
それがまさか完全に真正面に、更にゼロ距離なんて誰が予想しましたか!!
これだけでセレナの積極性、恋愛感情の最高潮、サトシが受け入れたことによる両想い感を打ち出して、尚且つ、その後にセレナが恥ずかしそうに頰を赤くしているという殺人的な表情ですから、間違いなくサトセレクラスタにとっては核級に違いなかったでしょう!!!(ちなみにツイッターのアンケでは、お亡くなりになった方が、現時点で丁度7割なっています(笑))
サトシの反応からしても、無意識的に相当嬉しかったのでしょうから!!


…ふぅ、一旦落ち着きましょう。つまりこれにてサトシとセレナは完全に対等になれて、次に期待が持てるようになった、ということです!
最初からはここまで来る事は全く想像してませんでしたから、サトセレクラスタをここまでやってきて本当に良かったです!ありがとうございました!!
一応少しだけツイッターでのこのシーンについての解説を読んだところによると、ラティアス便だったのはつまりはそういう事、この時のBGMはダンスパーティーで中断されてしまった時と同じ曲なんだそうです。流石は計算されていたという事でしょうか…
そしてこの部分の原画は、サトシセレナ回の作監である中川洋未さんという事で…完全に狙ったのがよく分かって嬉しくなりました。
まだ記事は書いている最中ですが、皆様方のこのシーンに対する反応、楽しみにしております(笑)

そしてセレナは飛行機に乗ってホウエンへと旅立って行きました…
最後のサトシの「セレナは強いから心配いらないさ。
ホウエンでいっぱいパワーアップして来る」とお互いがお互いを信じるような言葉を使っていたのが、どこまでもセレナを信頼しているのだな、と感じた次第です。

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そしてシトロンの方も「ポケモン達を幸せにする発明家」の夢を掲げて宣言した上で、最後に1つわがままと言ってポケモンバトルを申し込んできました!

セレナといいシトロンといい、最後にサトシに遠慮する事なくワガママを聞いてもらう流れがまた良いですよね!
両者とも最初はそんな事を言える立場ではない、と思っていたはずです。サトシが上で、自分たちが下だと相当卑屈になっていたように思いますから。サトシにとってはそんな感情はなくても、です。
ですが今はこうして成長して、サトシと対等になって向き合うその姿は、これも真の意味での絆の形だと感じられて嬉しくなりましたね!
結果的にピカチュウVSホルビーでユリーカが審判という、1話の再現ができたわけですから!

結果的に勝者は明かされる事なく、夕方、サトシの乗った飛行機を見送るシトロンとユリーカの姿がそこにはありました…
この短いバトルの中でも相当構図や作画は凝っていたように感じましたから、本当に両者にとって満足のいくバトルなったことと思います。
それは、シトロンのサトシの飛行機を見送る時の表情で分かります、ワガママを貫き通した結果、笑顔で別れられたのだろうと思いますね。

さて!アニポケXYの回想映像が出されながら各々の進んでいる道での様子が現れることになります!
内容的にはあまりにも多いので、回想部分の記述は最小限にとどめたいと思います。

まずはホウエンに降り立ったセレナから…

フォッコと運命的な形で出会って…

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ダンス好きのヤンチャムと出会って、ポケモンパフォーマーとしての夢を目指す事を決意し…

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サキとの魂のメェークルレースでサキに昔の弱かった頃の自分との決別と共に思いを伝え…

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ヒヨク大会で大きな挫折を味わいながらもサトシの信頼に応えるように、チャレンジャーとして髪を切った。

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人見知りながら可憐なイーブイに惹かれて、目線を同じくしてニンフィアまで進化させ…

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マスタークラスではセレナの出来る限りの事をして、準優勝を勝ち取った。

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そして今…ホウエンで力強い表情でセレナは立っている…


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ここのセレナの作画は素晴らしいですね!まさにパフォーマーとして新たな一歩を切り出さんとする決意に溢れていましたから!
相当拘ったのが分かるようです!

次は夕日の中でシトロイドに見守られながら発明をするシトロンから…

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発明が好きでいろんな発明をしては失敗しながらも、サトシからはいつも凄いと言ってもらえ…

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シトロンの誠実な思いが伝わって、来てくれたルクシオには涙し…

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サトシと完全に向き合って、成長したシトロンの姿をミアレジムで見せたバトルは最高そのものでした。

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シトロイドのシャットダウンとミアレを救う事を天秤にかけながらも、絶叫の中でシャットダウンボタンを押したフレア団編もありながら…

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今こうしてきちんと発明ができている、シトロイドと共に…


シトロイドにバトルを教えながらも、まだまだ成長していこうとするシトロン…今後が楽しみな限りです。

そしてそれを見守るユリーカ…

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最初はただ無邪気にピカチュウやデデンネと接していて…

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くノ一になったときにはその2人と遊んで…

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でもフラベベを助けながらの別れで成長し…

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ラプラス防衛隊としての責務もこなし…

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チゴラスのお世話もきちんとしたけどまた辛い別れがあって…(全体的にかないさんだったユリーカの所も伊瀬さんになってますね)

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プニちゃんを見つけた時にはお世話したい!と明るく、そしてお母さんかのようにお世話して…

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でもシルブプレ癖は変わらなくて…

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「プニちゃんのうた」が確かにプニちゃんに聴こえて正気を取り戻させることに成功して…

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最後にはプニちゃんと冒険する事を約束することができた…


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「してあげる」から「していく」になって、ますますポケモンと同じ目線になれたユリーカは、これから先更に成長していくことでしょう。
…取り敢えずは発明の爆発に巻き込まれて御愁傷様、という感じではありますが(笑)

そして他にはプラターヌ博士がいつものように最初のポケモンを新人トレーナーから選ばせて、
その間にアランとマノンから吉報が入って元気そうにやっているのがわかって…
フラダリラボの跡地でダイゴとショータがきちんと調査しているのが伝わって…
ミアレの付近の野生のポケモンを調査するカロス3人組がいて…
湿地帯のリーダーをきちんとこなしているヌメルゴンがいて…
そしてプニちゃん、Z-2と共に英雄として、奇妙な触手を切り続けているゲッコウガ(ここは恐らくゲッコウガなままなのは見えない絆がある限り例の力は発揮されるという解釈でいいと思います)…

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みんながそれぞれのできる事をきちんとこなしているのがよく分かります!
フレア団編でこれを成し遂げ成功した事例がありますから、尚更頑張っている感じが伝わって来て、視聴者の僕も「みんな頑張れ!」と応援したくなりますね!
もう見られる事はあまりないと思いますから…

そしてゲッコウガの見つめる先には、カントーへの飛行機で外を見つめるサトシとピカチュウの姿でした…
ここだけでもサトシとゲッコウガはきちんと絆が残っているのだなと感じるばかりで嬉しくなりますね!
今後はどうなるかは分かりませんが、少しでも絆を感じられる描写があればいいな…と思うばかりです。

そしてそのまま始まりの曲、「V(ボルト)」が流れる中でアニポケXYの冒険の軌跡が流れるわけです!
ここでゼロからのスタートという事で、始まりを歌った「V(ボルト)」を流す演出は素晴らしいと思いましたよ!
まさにゼロからの希望あるスタートに、歌詞的にもピッタリ合いますから!
さて簡単に振り返りますと…

サトシ達はカロス地方に来たものの、いきなりミアレジムから追い出されしまうハプニング…

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それでもケロマツを運命の出会いの中でゲットした…

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最初のジムのハクダンジム戦で躍動し、シトロンと運命の約束もした…

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リサおばあさんを待ち続けた屋敷での一騒動は、いろんな物を見せてくれて、セレナとユリーカは野宿の中でポケモンモノマネをして…

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ポケビジョンの撮影の時にシトロンの撮影メカにセレナが追いかけられるハプニングもあって、黄金のコイキングを釣るために釣りをしたこともあった…

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ロケット団にニセサトシ刺さられた時には誰もが怒り…

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ルチャブルと漢のやり取りでゲットし、スカイバトルの練習の時にはアクシデントがありながらもヤヤコマの進化が見れたりもした。

サマーキャンプでは崖から落ちてしまうも、セレナに治療してもらいながらセレナのターニングポイントとなる「無駄な事は1つもない」という名言を残し、
弱い弱いとされていたヌメラもゲットして、立派なヌメルゴンにまでなって、デートの中でサトシが今でもセレナの胸に残り続ける青いリボンをプレゼントした…

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ムサシがホワイトの所に行くにあたってロケット団を抜けようとして感動作になったり、ミアレジム戦ではヌメルゴンの躍動が光って、XYパーティの絆をまた更に深めた最高のバトルとなり…

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シザークラスを使ったトリックルーム破りは、マーシュすら驚かせ、タマゴから生まれたオンバットは今では立派なオンバーンになった。
モンスターボール工場ではニャースとピカチュウのトムジェリ的楽しさがあって、ファイヤーの炎からサトシ達を守って、ヒノヤコマはファイアローに進化した…

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ヒャッコクジムではサトシゲッコウガの片鱗を見て…

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プニちゃんとユリーカの運命的な出会いもあった。
みんなで見たシシコ流星群は綺麗そのもので…

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アランとの出会いは、サトシゲッコウガのドラマ、カロスリーグ、フレア団編、そして最終回まで続く柱となった…

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サトシが風邪をひいて、セレナがサトシの格好をするというとんでもエピソードもあった。
迷いの森でセレナがサトシの影が見えないサトシに雪をぶつけてサトシを復活させ、月が照らす中、ゼロからのスタートをサトシとゲッコウガは誓い…

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カロスリーグのショータ戦、アラン戦共に全力を出し切った素晴らしいバトルを展開し…

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巨石ジガルデが進撃した際には、みんなでカロス防衛線をはってハリさん救出を実現させ、その思いを受け取ってパーフェクトフォルムとなって、巨石諸共フラダリの撃破も成功した…

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そしてサトシゲッコウガとの別れ…


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どれもこれも、僕ら視聴者にとっても素晴らしく、そして輝いていた旅路だったと思います!
ここまで濃密に見せ、どれもこれも昨日のことのように印象に残っているなんて事、相当なエピソードのクオリティでない限りできないですからね!
この旅がXYパーティにとってどれ程尊い物だったか…それは本人達が歓びとして残していると思いますから、僕らは決して悲観視する事はないんです!
XYパーティは間違いなく、強い絆で結ばれているのですから…

そしてサトシは夜になってカントーに戻って来て、自分の家を「ただいま!」と言って入って行くところで、アニポケXYの旅路はこれで終わりとなります…

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最後はあるべき場所に戻って行くサトシの姿…この後のアニポケSMでは思いっきり変わった姿を見せてくれるのは間違いないですが、取り敢えず今はアニポケXYの中心に立ってあそこまで頑張って、本当にお疲れ様と言いたいです…
やっぱり相当疲れたでしょうから…

そして本当の最後は夜空に浮かぶ「And To Our Own Way」で締めとなりました…

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サトシ達が自分達の道を強さを持って突き進んでいる姿をなぞらえ、僕ら現実の人間も、自分の道を切り開いて良い権利がある、と希望をこの物語に矢嶋監督が持たせたかったのがよく分かる、素晴らしいメッセージカットだったと思います!
だからこそ僕はこのブログで突き進もうと改めて決心できたわけですから…これを見ている皆さんも希望が持てたのではないでしょうか。

と、いうわけで全140話となったアニポケXY、これにて完結です!
もうこんなに素晴らしいシリーズをこうして最後まで見届けられた事、本当に嬉しく思っています!
本当はスノードロップとして最初から見届けたかったのですが、ブログすら始めてなかったのでしょうがないところではありますね。

尚、今後の予定ですが、相当特別編っぽい特別編もありますし、統括なども色々記事を書く予定なので、しばらくはアニポケXY感想&考察は続きます。
ですがアニポケSMが始まる11月17日までには全てを終わらせ、このブログはまだ感想記事を書いていないXYの話数の1~6,8,10~13,15~18話を本当に不定期で書くのと、アニポケSMの最中にアニポケXYの特別編がある時以外は、完全にアニポケSMにシフトする予定ですので、その辺りはご了承ください。
と、いうわけで最終回の感想記事はこれにて終了です。

こんなにまで素晴らしいシリーズを作ってくださったアニポケXYスタッフの皆さん、本当にありがとうございました!!

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