ハチャメチャの中に少しのシリアスを…一体何が起こるでしょうか?
と、いうわけで今回はスナバァのトラブルがサトシ達を揺れ動かすという、何とも奇妙な回となります。
この分で本当にサトシとニャビーはまた一歩絆を深めることができるかですが…どうでしょうか?
それでは続きから感想です!
と、いうわけで今回はスナバァのトラブルがサトシ達を揺れ動かすという、何とも奇妙な回となります。
この分で本当にサトシとニャビーはまた一歩絆を深めることができるかですが…どうでしょうか?
それでは続きから感想です!
SM第22話「スコップに要注意!!!」
脚本:冨岡淳広/絵コンテ:尼野浩正/演出:榎本守/作画監督:門智昭,渡辺裕子/作画監督補佐:斉藤雅和,小林ゆかり,田之上慎
シロデスナの脅威をみんなで守りきった今回…クラスのみんなでの頑張りが良く出ていたと思います!
というわけで今回は、予想に反してクラスのみんなでシロデスナの脅威を一気呵成で乗り越えた回となりました!
サトシという精神的支柱が閉じ込められて何も出来なくなったとしても、自主的に動くようにクラスのみんなが助けてくれる…これもクラスのみんなそれぞれのメイン回を通したからこその一種の試験のようなものだったように思います。
バルーンを使いスコップを探し出すスイレン、持ち前の頭の良さでシロデスナの動きを封じ込める作戦を考えたリーリエ、その際に使ったシロンの手助けをしたマオ、そして上手い事強大なシロデスナを封じ込めたカキと、それぞれが本当に良く動いていましたから!
…マーマネが何もやっていないのはきっと気のせいですよ(笑)
ともかくとして大きな敵(物理)をやっつけたという事で、クラスのみんなの団結はより深まったという事でしょう。
ここからがこのクラスのみんなのスタートなような気がします…楽しみですね。
…とは言ったものの、前のニャビーゲット回からの反動なのか、冨岡脚本にしては結構粗が今回は多くてですね…
詳しくはちょくちょく1つ1つ感想に置いておきますが、何よりの部分が炎の牙の完成の過程があまりにもあっさりしているように見える点です。
一応それらしい理由は何と無くは示されているのですが…物理的な時間の過程がない限りはどうにもあっさり見えるのが何とも言えない所でした。
その炎の牙の特訓でムーランドがあれだけ熱を燃やしていた姿を見ていただけに尚更です。
…もしかしたらそのムーランドのできることの限界を描いた、という残酷な結末を描いていた、という考察も考えられるのですが…あまり考えたくはないですね…
と、いうわけで1つ1つの感想に行きます。
さて、話はカキとサトシがニャビーの炎の牙習得のために特訓をしている所から始まります。
体を丸めて炎を体の中に蓄えて…集中させた上で炎の牙をバクガメスに!…と思ったのですが、途中で炎が途切れてしまい、バクガメスの尻尾に甘噛みするような可愛い状況に…(笑)
その時の猫の座り方をして悲しがっている姿も可愛さを誘っていますから、やはりだいぶサトシ達にニャビーも馴染んできているということでしょう。
他のポケモン達もニャビーがいる空間に馴染んできていますし。
その証拠がニャビーが力を蓄えている姿を見てイワンコも攻撃の体勢を取るように動いている姿が見られましたし(岩落としの時もこの辺りの動作が大事になってきますからね、この辺は野生の性が上手いこと出ていて面白いと思いました)
サトシもニャビーの力を入れる体勢を真似して屈んで見せたりしていましたから、ニャビーの強くなりたい思いはこういう形で伝染するのだな、と思わされました。
お互いがお互いを影響し合っている、ということでしょう。良いものです。
そんなわけでサトシは炎タイプの使い手であるカキから炎技のコツを教えてもらう事になりました。
それによると、バクガメスがかえんほうしゃを放つ時には、体に息を大きく吸い込み、その中で体の中で炎の力が高まり、それを放つ事で炎技を上手く放つ事ができる、というものでした。
この時のロトム図鑑の画面上の表情が博士風の口髭が付いているタイプだったのが、また面白さを増していたように思いました。
こうやって自慢げに話す姿というのは如何にも彼らしいですからね(笑)どちらにしろムーランドからは教わっていないコツをこうやって手に入れた事は間違いありません。
…だからこそいろいろ悲しくなるのですが…
その調子でニャビーも息を大きく吸い込んで炎を体の中に蓄えて、そのまま炎の牙を放とうとしましたが…途中で空き缶に引っかかって転んでしまいました。
中々に付いていない姿が見られましたが…それでも可愛く思えてしまうのがニャビークオリティというものでしょうか。
それでもコツを教えてもらってもう少しで完成というところまできました!後は実践あるのみです!
…と、息巻いていた所に、先程から実はピカチュウとイワンコが追いかけていた砂に嵌ったスコップの存在がやってきました。
まるで砂山が動いているような容貌の子供の作った可愛らしい感じがするこれですが…(実際それを追いかけるという可愛らしいピカチュウとイワンコの姿が描かれています)
そこからまるで砂の像のようなスナバァというポケモンが出てきたんです!
こちらも一見可愛い感じにも見えなくもないですが、僕個人としては星のカービィに出てくるウィスピーウッズのようなあんな顔を思い出しました。
まあ…個人的には可愛いんじゃないでしょうか…と、他人行儀になってしまう感じには微妙な感じを醸し出しているポケモンのように見えました(笑)
そんな小さいポケモンでも警戒するはニャビーです。こういう危機にはムーランドと共に何度も遭遇しているでしょうから、どことなく危なげな雰囲気を醸し出しているのは感じとれるのでしょう。
ある種、野生の勘ですね。
それもそのはずで、スナバァのスコップを触ってしまったらその人物、ポケモンは操られてしまうんです!
その経験をカキはした事があるようで…小さい頃(まさかの声までもがショタカキでしたね…)じいちゃんに言われていたにも関わらずスコップを友達と共に弄って「何にも起こらないじゃないか!」となった瞬間にスコップがカキに触れた途端…
操られて黙々とその砂を囲い集めていたそうです…
これによって中々にスコップを触る事が難しいという理由付けが作られたわけですが、中々にこれは上手い理由付けだと思いました。
何せ、操られて攻撃し出すよりも、黙々と砂を集めている方がシュールな上に怖いじゃないですか…
それはカキと一緒にいた友達も怖くなって逃げ出しますよね…こういうシュールな怖さというのは、妙な説得力を与えると共に、カキにもこんな悪ガキっぽい時代があったのだな…とキャラ付けにも繋がっている辺りが上手いと思いました。
…要は自分の纏う砂をお前が集めてくれよ、というスナバァの闇の部分も見えますから。
そんなわけでカキもかなり警戒するほどのスコップですが、動くものに反応してしまうイワンコの犬としての性で吠え続けた結果、スナバァはそのしつこさに怒ってしまいました!
更にそれに怯えるイワンコを助ける意味で、サトシが岩落としをイワンコに指示してスナバァにクリーンヒットさせることに成功しましたが…今度は逆にスコップが取れて海に落ちてしまうというやってしまいましたなぁ…という出来事が起こってしまったんです!
サトシの考えることというのは戦うということ…試練で解決法を時間を掛けて練ることはできても、中々にすぐに行動することはできません。
だからこそ攻撃を指示してしまったというサトシの未熟な点が表れてしまったシーンでもここの部分はあったように思います。
とはいえ、サトシとしてもモンスターボールに戻すという考えはイワンコの事を考えたらなかったわけですし、そんな簡単にスナバァのスコップが取れるとも思っていなかったという事もありますから、サトシの気持ちも分からなくもない、という描写の絶妙さはあると思います。
イワンコも申し訳なさそうにしていて、それをピカチュウが慰める描写もありましたから。
そして海に落ちてしまったスコップを探そうとするサトシ達でしたが、ロトム図鑑がここで別の物でも代用できる事を明かしてくれました。
確かに、それで例え操られてしまったとはいえ時間稼ぎはできると思いますから、今現在怒ってしまっているスナバァの機嫌を取り戻させる意味もあって非常に良いアイデアと言えましょう。
こういうのは怒らせると怖いですから…
ですがここでサトシはその役をロトム図鑑にさせてしまうんですね…(笑)
確かに砂浜にそんな簡単に棒が落ちているわけではないですし、他にどうにかしろと言われれば難しいとは思いますが…ピカチュウたちも唖然としていましたが…ねぇ…という感じでしたね…
しかも上手いこと刺さる…というシュールな図はかなり楽しませてもらいました。中々の不憫枠でしたが(笑)
ですが流石に機械とはいえ生き物を刺されたらスナバァも起こるというもので、このタイミングでスナバァからシロデスナに進化したんです!
まさかの怒りの中の進化…これまたリザードからリザードンへの進化を彷彿とさせる中々にこちらもシュールな進化方法となりました。
やはり怒りのパワーというのは現実でもそうですが絶大ということですね、こういう形で改めて認識させられるとは思いませんでしたが…
更にはその怒りのパワーの中巨大化してみんなを飲み込もうとバキュームを始め出しましたから、スナバァもといシロデスナの脅威は凄いものがありますね。
食べ物の恨みならぬ、スコップの恨みといったところでしょうか。
その迫力にみんな逃げようとしますが、サトシは自分の事よりもロトム図鑑の安全の事を優先して何とか逃げ出す事を伝えますが、怒りのあまり砂が固まりきっているのか、一向に抜ける気配がありません!
そしてそのままサトシは逃げきれずにシロデスナの口の下敷きにあい、そのままシロデスナの体の中に閉じ込められてしまったんです!
これぞ因果応報といったもので、今までのスコップを吹っ飛ばしたりロトム図鑑を刺したのは全てサトシのした事ですから…ここまで閉じ込められるという事はサトシとしても中々に珍しい事になりましたね。
これで、サトシが何もできなくなるという状況の完成となりました…ここからが作劇的な本当の始まりといったところでしょう。
そんなサトシですが、迂闊にモクローがサトシを心配して近づこうとするとシロデスナが邪魔して近づくことができないという状況…何でもロトム図鑑によるとスコップはレーダーの役割を果たすほど重要なものらしいですから、それは体の一部がとられたことと同じですから怒りはしますよね…シロデスナも。
サトシは「これでもポケモンか?」と言っていましたが、どんなに変な形であってもポケモンである事実は変わらず、こんなにも多種多様なポケモンがいる事の示しにはなったように思いました。
ピカチュウが10万ボルトを撃ってもサトシが痺れてしまうという危険性もありますし(この辺りは実はこの話の矛盾にも繋がる所ではあります、捉え方次第で、ですが)、脱出しようにも砂が流れていてサトシの方から脱出する事はできない…正に八方ふさがりとはこの事ですよ…
ちなみにシロデスナの体の中には綺麗な砂の塔が出来ていました。小さい砂が積もりに積もって大きな砂の塔であるシロデスナを作り出した、というメカニズムでしょう。過程としては面白いと思いました。
そんな八方ふさがりの中でも何とかサトシを助けようとスコップを飛ばしてしまった張本人であるイワンコがシロデスナの前に立ちますが、それをニャビーがイワンコを蹴飛ばす形で庇い、そのままニャビーがサトシを助けるためにシロデスナの中に入っていってしまったんです!
この自分が何とかサトシを…という考え方とイワンコを庇った動きというのは、ムーランドを守る為に努力してきた中で身につけてしまった自己犠牲的な部分でしょう。
更に言えばサトシ達というのはニャビーにとって、自分をどん底から救ってくれた恩人のような存在…その為ならとイワンコに少しのダメージを与えてでも守ろうという気持ちはあるはずです。
ここで面白いのが、サトシの今回のポケモンは、何かしらでサトシと共通する点がある、という事です。
ピカチュウは言わずもがな、モクローはある種のマイペースさ(ここでのマイペースは言葉のまんまの感じだと思って貰えば)、イワンコは純粋さ、そしてニャビーは自己犠牲的な部分です。
その共通点があるからこそ、サトシと呼応して強くなれるという見方はありますが…ある種の諸刃の剣が今回なような気がするのも事実です。
その辺りはここでも少し片鱗が出て、何とニャビーが飲み込まれてサトシの元についた瞬間に、ロトム図鑑とニャビーが緑色の光に包まれ始めたんです!
と、このタイミングでクラスのみんなが全員揃って合流!
そこでリーリエが、何とこの光はポケモンからシロデスナが巨大化の体力維持のためにニャビーとロトム図鑑から体力を吸収している光だと言うんです!
これも中々に生き物の面白いところと言えるんですよね。
これと同じようなものにヤドリギがありまして、これは他の生物に寄生して養分を吸い取って大きくなっていく生物としてあります。
それと同じで、自分の中の養分が足りなければ吸い取ってしまえ、というシロデスナの闇が見られた部分でもありました。(ちなみに外に出そうとしても出られないという罠付きです)
ですがその闇こそ、生物を徹底的に描いている証拠です。
そしてそのトラブルを解決してこそクラスのみんなの団結力が描かれるものです!
…あ、ロトム図鑑がぶっ壊れそうになる姿はこちらとて笑ってしまいました(笑)
と、いうわけでここでAパートが終わりましたので、感想記事前編の方も終わりたいと思います。
後編ではクラスのみんなで団結してシロデスナを食い止める作戦を実行することになります!
お楽しみに。
脚本:冨岡淳広/絵コンテ:尼野浩正/演出:榎本守/作画監督:門智昭,渡辺裕子/作画監督補佐:斉藤雅和,小林ゆかり,田之上慎
シロデスナの脅威をみんなで守りきった今回…クラスのみんなでの頑張りが良く出ていたと思います!
というわけで今回は、予想に反してクラスのみんなでシロデスナの脅威を一気呵成で乗り越えた回となりました!
サトシという精神的支柱が閉じ込められて何も出来なくなったとしても、自主的に動くようにクラスのみんなが助けてくれる…これもクラスのみんなそれぞれのメイン回を通したからこその一種の試験のようなものだったように思います。
バルーンを使いスコップを探し出すスイレン、持ち前の頭の良さでシロデスナの動きを封じ込める作戦を考えたリーリエ、その際に使ったシロンの手助けをしたマオ、そして上手い事強大なシロデスナを封じ込めたカキと、それぞれが本当に良く動いていましたから!
…マーマネが何もやっていないのはきっと気のせいですよ(笑)
ともかくとして大きな敵(物理)をやっつけたという事で、クラスのみんなの団結はより深まったという事でしょう。
ここからがこのクラスのみんなのスタートなような気がします…楽しみですね。
…とは言ったものの、前のニャビーゲット回からの反動なのか、冨岡脚本にしては結構粗が今回は多くてですね…
詳しくはちょくちょく1つ1つ感想に置いておきますが、何よりの部分が炎の牙の完成の過程があまりにもあっさりしているように見える点です。
一応それらしい理由は何と無くは示されているのですが…物理的な時間の過程がない限りはどうにもあっさり見えるのが何とも言えない所でした。
その炎の牙の特訓でムーランドがあれだけ熱を燃やしていた姿を見ていただけに尚更です。
…もしかしたらそのムーランドのできることの限界を描いた、という残酷な結末を描いていた、という考察も考えられるのですが…あまり考えたくはないですね…
と、いうわけで1つ1つの感想に行きます。
さて、話はカキとサトシがニャビーの炎の牙習得のために特訓をしている所から始まります。
体を丸めて炎を体の中に蓄えて…集中させた上で炎の牙をバクガメスに!…と思ったのですが、途中で炎が途切れてしまい、バクガメスの尻尾に甘噛みするような可愛い状況に…(笑)
その時の猫の座り方をして悲しがっている姿も可愛さを誘っていますから、やはりだいぶサトシ達にニャビーも馴染んできているということでしょう。
他のポケモン達もニャビーがいる空間に馴染んできていますし。
その証拠がニャビーが力を蓄えている姿を見てイワンコも攻撃の体勢を取るように動いている姿が見られましたし(岩落としの時もこの辺りの動作が大事になってきますからね、この辺は野生の性が上手いこと出ていて面白いと思いました)
サトシもニャビーの力を入れる体勢を真似して屈んで見せたりしていましたから、ニャビーの強くなりたい思いはこういう形で伝染するのだな、と思わされました。
お互いがお互いを影響し合っている、ということでしょう。良いものです。
そんなわけでサトシは炎タイプの使い手であるカキから炎技のコツを教えてもらう事になりました。
それによると、バクガメスがかえんほうしゃを放つ時には、体に息を大きく吸い込み、その中で体の中で炎の力が高まり、それを放つ事で炎技を上手く放つ事ができる、というものでした。
この時のロトム図鑑の画面上の表情が博士風の口髭が付いているタイプだったのが、また面白さを増していたように思いました。
こうやって自慢げに話す姿というのは如何にも彼らしいですからね(笑)どちらにしろムーランドからは教わっていないコツをこうやって手に入れた事は間違いありません。
…だからこそいろいろ悲しくなるのですが…
その調子でニャビーも息を大きく吸い込んで炎を体の中に蓄えて、そのまま炎の牙を放とうとしましたが…途中で空き缶に引っかかって転んでしまいました。
中々に付いていない姿が見られましたが…それでも可愛く思えてしまうのがニャビークオリティというものでしょうか。
それでもコツを教えてもらってもう少しで完成というところまできました!後は実践あるのみです!
…と、息巻いていた所に、先程から実はピカチュウとイワンコが追いかけていた砂に嵌ったスコップの存在がやってきました。
まるで砂山が動いているような容貌の子供の作った可愛らしい感じがするこれですが…(実際それを追いかけるという可愛らしいピカチュウとイワンコの姿が描かれています)
そこからまるで砂の像のようなスナバァというポケモンが出てきたんです!
こちらも一見可愛い感じにも見えなくもないですが、僕個人としては星のカービィに出てくるウィスピーウッズのようなあんな顔を思い出しました。
まあ…個人的には可愛いんじゃないでしょうか…と、他人行儀になってしまう感じには微妙な感じを醸し出しているポケモンのように見えました(笑)
そんな小さいポケモンでも警戒するはニャビーです。こういう危機にはムーランドと共に何度も遭遇しているでしょうから、どことなく危なげな雰囲気を醸し出しているのは感じとれるのでしょう。
ある種、野生の勘ですね。
それもそのはずで、スナバァのスコップを触ってしまったらその人物、ポケモンは操られてしまうんです!
その経験をカキはした事があるようで…小さい頃(まさかの声までもがショタカキでしたね…)じいちゃんに言われていたにも関わらずスコップを友達と共に弄って「何にも起こらないじゃないか!」となった瞬間にスコップがカキに触れた途端…
操られて黙々とその砂を囲い集めていたそうです…
これによって中々にスコップを触る事が難しいという理由付けが作られたわけですが、中々にこれは上手い理由付けだと思いました。
何せ、操られて攻撃し出すよりも、黙々と砂を集めている方がシュールな上に怖いじゃないですか…
それはカキと一緒にいた友達も怖くなって逃げ出しますよね…こういうシュールな怖さというのは、妙な説得力を与えると共に、カキにもこんな悪ガキっぽい時代があったのだな…とキャラ付けにも繋がっている辺りが上手いと思いました。
…要は自分の纏う砂をお前が集めてくれよ、というスナバァの闇の部分も見えますから。
そんなわけでカキもかなり警戒するほどのスコップですが、動くものに反応してしまうイワンコの犬としての性で吠え続けた結果、スナバァはそのしつこさに怒ってしまいました!
更にそれに怯えるイワンコを助ける意味で、サトシが岩落としをイワンコに指示してスナバァにクリーンヒットさせることに成功しましたが…今度は逆にスコップが取れて海に落ちてしまうというやってしまいましたなぁ…という出来事が起こってしまったんです!
サトシの考えることというのは戦うということ…試練で解決法を時間を掛けて練ることはできても、中々にすぐに行動することはできません。
だからこそ攻撃を指示してしまったというサトシの未熟な点が表れてしまったシーンでもここの部分はあったように思います。
とはいえ、サトシとしてもモンスターボールに戻すという考えはイワンコの事を考えたらなかったわけですし、そんな簡単にスナバァのスコップが取れるとも思っていなかったという事もありますから、サトシの気持ちも分からなくもない、という描写の絶妙さはあると思います。
イワンコも申し訳なさそうにしていて、それをピカチュウが慰める描写もありましたから。
そして海に落ちてしまったスコップを探そうとするサトシ達でしたが、ロトム図鑑がここで別の物でも代用できる事を明かしてくれました。
確かに、それで例え操られてしまったとはいえ時間稼ぎはできると思いますから、今現在怒ってしまっているスナバァの機嫌を取り戻させる意味もあって非常に良いアイデアと言えましょう。
こういうのは怒らせると怖いですから…
ですがここでサトシはその役をロトム図鑑にさせてしまうんですね…(笑)
確かに砂浜にそんな簡単に棒が落ちているわけではないですし、他にどうにかしろと言われれば難しいとは思いますが…ピカチュウたちも唖然としていましたが…ねぇ…という感じでしたね…
しかも上手いこと刺さる…というシュールな図はかなり楽しませてもらいました。中々の不憫枠でしたが(笑)
ですが流石に機械とはいえ生き物を刺されたらスナバァも起こるというもので、このタイミングでスナバァからシロデスナに進化したんです!
まさかの怒りの中の進化…これまたリザードからリザードンへの進化を彷彿とさせる中々にこちらもシュールな進化方法となりました。
やはり怒りのパワーというのは現実でもそうですが絶大ということですね、こういう形で改めて認識させられるとは思いませんでしたが…
更にはその怒りのパワーの中巨大化してみんなを飲み込もうとバキュームを始め出しましたから、スナバァもといシロデスナの脅威は凄いものがありますね。
食べ物の恨みならぬ、スコップの恨みといったところでしょうか。
その迫力にみんな逃げようとしますが、サトシは自分の事よりもロトム図鑑の安全の事を優先して何とか逃げ出す事を伝えますが、怒りのあまり砂が固まりきっているのか、一向に抜ける気配がありません!
そしてそのままサトシは逃げきれずにシロデスナの口の下敷きにあい、そのままシロデスナの体の中に閉じ込められてしまったんです!
これぞ因果応報といったもので、今までのスコップを吹っ飛ばしたりロトム図鑑を刺したのは全てサトシのした事ですから…ここまで閉じ込められるという事はサトシとしても中々に珍しい事になりましたね。
これで、サトシが何もできなくなるという状況の完成となりました…ここからが作劇的な本当の始まりといったところでしょう。
そんなサトシですが、迂闊にモクローがサトシを心配して近づこうとするとシロデスナが邪魔して近づくことができないという状況…何でもロトム図鑑によるとスコップはレーダーの役割を果たすほど重要なものらしいですから、それは体の一部がとられたことと同じですから怒りはしますよね…シロデスナも。
サトシは「これでもポケモンか?」と言っていましたが、どんなに変な形であってもポケモンである事実は変わらず、こんなにも多種多様なポケモンがいる事の示しにはなったように思いました。
ピカチュウが10万ボルトを撃ってもサトシが痺れてしまうという危険性もありますし(この辺りは実はこの話の矛盾にも繋がる所ではあります、捉え方次第で、ですが)、脱出しようにも砂が流れていてサトシの方から脱出する事はできない…正に八方ふさがりとはこの事ですよ…
ちなみにシロデスナの体の中には綺麗な砂の塔が出来ていました。小さい砂が積もりに積もって大きな砂の塔であるシロデスナを作り出した、というメカニズムでしょう。過程としては面白いと思いました。
そんな八方ふさがりの中でも何とかサトシを助けようとスコップを飛ばしてしまった張本人であるイワンコがシロデスナの前に立ちますが、それをニャビーがイワンコを蹴飛ばす形で庇い、そのままニャビーがサトシを助けるためにシロデスナの中に入っていってしまったんです!
この自分が何とかサトシを…という考え方とイワンコを庇った動きというのは、ムーランドを守る為に努力してきた中で身につけてしまった自己犠牲的な部分でしょう。
更に言えばサトシ達というのはニャビーにとって、自分をどん底から救ってくれた恩人のような存在…その為ならとイワンコに少しのダメージを与えてでも守ろうという気持ちはあるはずです。
ここで面白いのが、サトシの今回のポケモンは、何かしらでサトシと共通する点がある、という事です。
ピカチュウは言わずもがな、モクローはある種のマイペースさ(ここでのマイペースは言葉のまんまの感じだと思って貰えば)、イワンコは純粋さ、そしてニャビーは自己犠牲的な部分です。
その共通点があるからこそ、サトシと呼応して強くなれるという見方はありますが…ある種の諸刃の剣が今回なような気がするのも事実です。
その辺りはここでも少し片鱗が出て、何とニャビーが飲み込まれてサトシの元についた瞬間に、ロトム図鑑とニャビーが緑色の光に包まれ始めたんです!
と、このタイミングでクラスのみんなが全員揃って合流!
そこでリーリエが、何とこの光はポケモンからシロデスナが巨大化の体力維持のためにニャビーとロトム図鑑から体力を吸収している光だと言うんです!
これも中々に生き物の面白いところと言えるんですよね。
これと同じようなものにヤドリギがありまして、これは他の生物に寄生して養分を吸い取って大きくなっていく生物としてあります。
それと同じで、自分の中の養分が足りなければ吸い取ってしまえ、というシロデスナの闇が見られた部分でもありました。(ちなみに外に出そうとしても出られないという罠付きです)
ですがその闇こそ、生物を徹底的に描いている証拠です。
そしてそのトラブルを解決してこそクラスのみんなの団結力が描かれるものです!
…あ、ロトム図鑑がぶっ壊れそうになる姿はこちらとて笑ってしまいました(笑)
と、いうわけでここでAパートが終わりましたので、感想記事前編の方も終わりたいと思います。
後編ではクラスのみんなで団結してシロデスナを食い止める作戦を実行することになります!
お楽しみに。

コメント
コメント一覧 (12)
あと、今日のBパートのオチを見て、ナレーション(オーキド)が「続く」と言った際、本当に続くのかと一瞬思ったのは私だけでいい。(笑)
ポケモンの身体の中で生活って、ディズニーじみた一話だったと思いましたね。それでも今までの各クラスメイトの頑張りが見れたと思います。
炎の牙の練習。思えばニャビーはこうやって、誰かが立ち会ったりした中で練習した経験はありませんでしたね。それどころか、日の光を浴びた中での特訓も、ほとんどありませんでした。
ムーランドと一緒に、狭い空間で人知れずの特訓だったのを考えると、そこには限界というものがあったんでしょう。環境や特訓の方法が変わるだけでも、その殻を破ることはできるはずです。
実際、カキのコーチはニャビーに効果があったでしょうからね。彼自身炎のような心の持ち主ですし、理解者という意味では適任ですね。
そして今回のキーポケモンスナバァからのシロデスナ。サトシが言いたくなるのも分かる位、ポケモンか?って思いますね。それだけ様々なのです。オーキド博士達の研究心が分かる気がしますね。
まあ、ロトム図鑑を差し込んだのは笑いましたね。ネタ要員にも程があります。とりあえずこれでお茶を濁すつもりが、あそこからの進化ですよ。
ここでサトシがさらわれ(?)マオ達が頑張る展開に持ってくるのは良かったです。サトシがいなくなることで、解決方法が毎度の『スーパーマサラ人』という理由ではなくなりますから。
つまり力ずくではなく、自分達の知識と知恵による解決という訳です。力ずくに頼らず、こういう解決も時にはいいですね。
そして、飲み込んだニャビーとロトムから体力を吸収する。ある意味、食べ物を消化してるのと同じなんですが、子供向けアニメだけにこの描写が限界かつ適切なのでしょうね。
残りは後半ということで、最後に一句。
『スナバァが もしもメスなら スナババァ』
……お粗末さまでした。
ポケモンの動きらしくてかわいかったですね…
カキの子供時代もどこかサトシっぽいやんちゃさがあったの事に微笑ましさを感じつつ、スナバァの恐怖が強調されたAパートでした。が、それがオチの伏線だったとは…
サトシの今のメンバー、確かに性格はサトシの4分割って感じがしますよね!確かにニャビーはサトシの自己犠牲的なヒロイズムの現身(うつしみ)、モクローは今期のマイペース・トラブルメーカーっぽさ(失礼)を
表してると思います。
ニャビーはサトシのポケモンになってからは、サトシになついている様子でした。
マーマネは最初は一緒に扇いでましたけど、途中でバテたんでしょう…。
きちんとクラスのみんなの自主性に任せるスタンスにしていたのは良かったですね。
シロデスナの物理的に大きい脅威から上手い事身を守れていたと思うので。
ポケモンとしては不思議な感じでしたが、それでもポケモンであることには変わりありません。
今回のシロデスナの出来事はそれを上手い事表していたのではないでしょうか。
それで消えてしまったら元も子もないですからね、そこら辺はうまいことごまかしていたと思います。
スナババァ…何とも悲しい感じといいますか…(笑)
うまいこと役割分担はされているんですよね、だからこそかなり強くなるであろう面白さがこのサトシ達にはあると思うので。
怒りのパワーは後々大騒動に発展する程の被害を生む…分かった気がします。
ニャビーは大分慣れて来た感じがうかがえましたね。特に16話のことがあるのか、モクローはニャビーを励ましにいったり、何かと気にかけているようでしたし。
悪気はあまりなかったとはいえ、今回はサトシの行動がきっかけとなってトラブルが発生ないし大きくなってしまいましたね。まぁ、スコップを飛ばしてしまったのは仕方ないにしても、ロトムを突き刺すのはいささか安直すぎたかなと感じはしましたが(笑)。
それにしても、スナバァのスコップに、あんな恐ろしい設定があるのは知らなかったので驚きでしたね。操られて一日中砂をかき集められていたカキの後ろ姿と相まってただただ不気味でした。
確かにニャビーには自己犠牲の気持ちが強い気がしますよね。今回はいい方向に運びましたが、確かに今後は少し心配な気もしますね。性格もあまり素直とは言える感じではないので、(とはいえ、サトシのポケモン達にはずいぶんと打ち解けてはいましたが)一人で抱え込んで追い込んでしまう、という展開にならなければいいんですが…
ピカチュウがサトシを助けようとしたシーンは確かに少し疑問がありましたね。あそこはじめんタイプだから、でんき技は効かないで良かったんじゃないかなと思いましたね。後々の展開を思うと余計そう感じずにはいられませんでした。
ロトム図鑑は普通の物と違って動きますからね…それは怒りますよ、えぇ。
それはそれはまた災難な…お疲れ様です…
ニャビーが一人で思い詰める展開は今回を見る限りなさそうですね、良い感じにサトシに馴染んでいるのを感じますし。
これからも良いコンビを見せてほしいものです。