さて、お待たせしました!1時間スペシャル、もう1つのマオの回の全体感想となります!

それでは続きからどうぞ!

SM第72話「パンパカパーン!燃えよマオファミリー!!」
脚本:関根アユミ/絵コンテ:飯島正勝/演出:中田誠/作画監督:安田周平,村田理

マオのお兄ちゃんのウルはさぞ格好良い人かと思いきや…?

というわけで、結構幻想をぶち壊してくれたウルのキャラでした(笑)
世界中を旅してきて料理について本当に強い精神を持っている立派な青年をイメージして居たのですが…結果はタケシばりの女性に惚れやすいのと、自分の範囲外のことは諦めてすぐに何もできなくなってしまう脆さが共存しているように感じました。
この何処と無く情けない様というのは、こういう所でも武上イズムを継ぐのかと言えるほどリアルな感じでしたね。

確かに世界中を旅して料理を極めた事は凄い事なのですが、世界中を見てきてしまったがために自分のやっている事が正しい事なんだと思い込んでしまい、それ以上のことが問われると上手く対応できない弊害が出てしまうんですよ。
留学してきて世界を知ったと思っていたら、日本のことが疎かになって上手く留学経験を活かすことが出来なかったというのと同じ話です。
前回の話がシズクモの井の中の蛙大海を知らずを描いたのであれば、今回のウルは真逆で広い世界を知ったからこそそれ以上の対応ができなくなったというわけです。

それにしたってノアに「毎朝自分のパンを食べてくれますか?」とお味噌汁の要領でプロポーズして1人で浮かれて居た姿は情けない以外の何者でもなかったですが(笑)
すぐに燃え尽きますしすぐにつぎはぎだらけになりますし…アイナ食堂でしっかりと看板娘をしているマオと比較すると、世界中を旅するという自由奔放な部分が目立つ分しっかりしているというよりは良くも悪くも勢い任せな点が出た感じでしょうか。
気持ちがあちこちに行くからこそ世界も旅出来ますし女性にも惹かれやすい…理にかなっていると言えばそうなのかもしれません。

そしてそんなきのみに関する危機を救ったのがメレメレ島の中にいながらスクールでの授業とサトシの存在によって視野を広げつつあったマオだったというのも面白いものでした。
過程としては真逆ながらもマオの方が結果としてはきちんとしていた証拠にもなりますから。
パンを作る為にと協力したサトシ達というのもきちんとクラスの貢献をしていましたから、良かったのではないでしょうか。
そんな努力が実ってパンフェスティバルには優勝しましたが、ノアにフィアンセがいることが判明して落ち込んでいたところをアママイコに励まされ旅に…切り替えの早さが唐突すぎてついていけませんよ(笑)
逆にその感情の浮き沈みだけである程度やっていけそうなレベルです、少し励ませば奮起するわけですから。

それと今回のロケット団はハニーミツベーグルを作ったのは良かったものの、マオ達のジャムパンになんでも美味しいものを入れれば良いの理論をした所大爆発ですから…美味しさというのは考え無しに作るものではない、という良い教訓になりましたね。
きちんと客の為に何ができるかを考え販売する事が売れる事につながる…その意味ではマオとウルが作ったジャムパンは絆と技術が詰まったパンだったのではないでしょうか。
そんなわけで嵐の如くやってきて嵐の如く去っていったウル…次はどんな気まぐれで帰ってくるのでしょうか?

というわけで駆け足になりましたがスペシャルの二本の感想記事を書きましたがいかがでしたでしょうか?
次回はロケット団がZリングをかけて試練を受けるみたいですが…アセロラモデルということで楽しみにしたいですね。