キテルグマを捕獲しにマトリがアローラを訪問!?さてその結果は…

というわけで今回は、結構久々のロケット団回となります。
マトリ・マトリックスの目的がいまいちわからないままだったので、マトリの活躍をこの回でどう描けるかという点は注目点かもしれません。

それでは続きからどうぞ。

SM第122話「監視します!ロケット団アローラのすがた!!」
脚本:松井亜弥/絵コンテ: 齋藤徳明/演出:飯村正之/作画監督:志村泉,中矢利子,大西雅也,柳原好貴,海老沢紗希/作画監督補佐:酒井裕未,高橋優

カタブツであるマトリとアローラニャースを追い返したのは、キテルグマから始まった家族の絆だったわけです!

というわけで、マトリの久々のアローラ訪問は物の見事に失敗したわけです。
キテルグマをゲットしたという軽率な嘘により始まった訪問という名の監視劇だったわけですが、大方の予想通りキテルグマを操ることはできなかったですね。
キテルグマは完全に「母」で、結構正論の部分で強行を取るので、行動のロジカルさを感じながら格好良さが出るのが面白いところです。
最初の頃は分からない所がありましたが、ヌイコグマと再会したあたりからだいぶキテルグマの意図する所が分かってきましたね。
誰よりも家族を大事にしている、という所な訳ですが。

そんなキテルグマのヌイコグマがさらわれた時の反応を見たくないという思いもあったであろうロケット団が、ヌイコグマとニャースを取り替えさせることで守った辺りは、この後で必ずキテルグマが助けに来てくれるという信頼があったからこその行動とも取れるんですよね。
そういう所からもロケット団とキテルグマの間にある確かな家族愛のような絆を感じることができたのは良かったです。
キテルグマを好きに動かすのは無理ゲーというのは、あらすじを見た人なら誰もが思うことでしょうし(笑)

そんな中でマトリとアローラニャースですが、アローラニャースの胸糞ぶりからの口の悪さの相変わらずさはともかくとしまして、マトリに関してはどう動いても自分の考えを曲げる気配すらない部分が相当強調されているように思いました。
ぶっちゃけた話ですが、サカキの言葉もマトリが誇張しているようにも感じるんですよね。結局はキテルグマでなくても、強いポケモン(今回ならジジーロンでしょうか)を手に入れられればそれで良いわけですから。
その中でも完全に憎むべき存在になっていないのは、マトリもロケット団の吹っ飛ばされに巻き込まれたりと、嫌なやつな部分とのギャップが面白かったからなんですよ。

特にキテルグマにハニーミツを突っ込まれた時のほんわかさや、ヒドイデに毒されたコジロウを見た時のドン引き具合がそうですね。サカキの隣で仏頂面している時よりも結構キャラとして魅力的になっているからこそ、コミカルに見ることができるというわけです。
それでもムサシがウザがるようなカタブツぶりは健在なので、キテルグマにしてやられた時には相当スカッとするということで…そのキャラの見せ方からくるバランス感覚も良かったと思った所でした。

特に定期連絡の機械を潰した所なんかは、アローラニャースへの完全なる僕の私怨もあって相当スッキリしましたね(笑)
しかしまあ、マトリも中々に視聴者的に見ての愚策を考えますよねぇ…ヌイコグマを持っていかれたら真面目に殺されていたかも分からないというのに…という感じです。そういうツッコミどころな面も今回は面白かったです。
最終的にはヌイコグマに扮したニャースを助けたことで、少し捻った展開と共に家族愛が見られたのは良かったです。

サトシ達については今回は出番少なめでしたが、Zワザをクラス全員が使えるようになったということで、使えるようになる訓練と、どのタイミングで使うかなどの戦略面での訓練の両方をククイ博士は教えてくれていましたね。
ポケモンリーグに向けてのエンジョイとしてのZワザ指導…さてさて、どのように強くなっていけるでしょうか、楽しみです。

というわけで、ジジーロンに対してしようとしたロケット団のZワザも含めて、ロケット団の色が良く出た話となりました。
今回は結構絵コンテ周りもキレキレで、アニポケ無印の動画チェックでお馴染みだった齋藤徳明さんがコンテだったので、こういう面白いコンテを引っさげて戻ってきてくれたのは本当に良かったと思います。
さて次回はマーマネがZワザを使えるようになるための合宿回という事で、男同士の友情も含めて楽しみにしたいですね。