さて、今回はメタモンを通じたロケット団回となりそうですが…青無印に入って初めてのロケット団回はどの路線になるのでしょうか?
それでは続きから感想です!
それでは続きから感想です!
青無印第19話「ワタシはメタモン!」
脚本:宮田由佳/絵コンテ:尼野浩正/演出:村田尚樹/作画監督:酒井裕未,高木麻穂,新岡浩美,野村美妃,鈴木敦
ロケット団との「女優に向けて」の時間がメタモンを成長させた…ロケット団の人情としての良さと世知辛さを感じたお話でした。
というわけで、久々にロケット団回は感動回、というイコール関係の話を見た感じになりましたね。
感情移入した所は、上下関係の部分と女優としての矜持の部分でしょう。
メタモンはコレダ監督から相当強く言われてパワハラ状態になっていたからこそ徐々に自信を無くしていって変身が不完全になってしまったわけですが、この点は結構僕も怒られなれていない部分があるので気持ちが相当分かったシーンとなりましたね。
いくら期待していると言われていても、メタモンにとって無名時代から拾ってくれた恩人なのでその事は分かってはいても、強く言われると委縮してまた同じミスを繰り返してしまうものでして。
メタモンはその負の連鎖に陥ってしまったからこそ逃げ出してしまったのだと思いますね。本当につらい所です。
それを救ってくれたのがロケット団で、ロケット団の戦力として利用したかった節こそあれどクビにされたと勘違いしたことで自分たちの境遇と重ねた部分はあったのでしょう。
今でこそサカキから割と期待されているロケット団ですが、昔はいつのまにか解雇状態になっていたり借金まみれになったりと散々でしたから、何とかしてメタモンに自信を取り戻してほしい気持ちが働いたのだと思います。
ですがポケモン交換マジックという名の盗み行動で場数を踏んでも失敗続き…ウパーの時には上手くいきかけたというエピソードは目のあたりから絶妙なところをついてきたな、と面白かったですね(笑)
そこから緊張から抜け出すためのルーティン話にいったのは、様々な事をしてきているロケット団だからこその良いアドバイスだったと思います。
コジロウの足のにおいをかぐ、という変なルーティンのはともかくとしまして(笑)自分に習慣のように染み込ませる事で平常な心を作りやすくなると思うので。
そんな現実でも使えそうなアドバイスが多く出てきて、感情移入してきたロケット団の手腕ですが、マネージャーが来た時にコレダ監督の事が頭をよぎるのか委縮してしまう辺りはその手腕が通じないというものでして…
アドバイスをもらってもそれとこれとは話は別…結局はロケット団の庇護から脱却しない限り、「期待の女優」にはなれない、というのはロケット団にとってもメタモンにとっても厳しい話だったと思います。
ロケット団は立場上は悪役であり世間から見たら、特にサトシやゴウからは「悪者」としてしか見られないいわば日陰者の立場…対してメタモンは「期待の女優」ですから一緒にいてはいけないわけです。
だからこそ最後に身代金要求&相当な悪役面で無理やり10万ボルトを撃たせてメタモンと離れさせ、女優としての信念を見せたのは、世知辛くはありますがメタモンにとっては最高のアンサーになったのではないでしょうか。
悪に徹する事でメタモンとロケット団を近づかせないように体制ができる、中盤部分でムサシが「女優というのはここぞというところでビシッと決める」と言っていた伏線をしっかり回収してメタモンに「強さ」を授けた形となったこの場面…身代金というリアルさを出してきた辺りは青無印のリアル性の特徴でもあるのでしょうし、ここでのサトシの察しの悪さは少しマイナスポイントになりかけましたが、ここでロケット団に同情した所でサトシには影響はないだろうなと思ったので、仕方ないですが勧善懲悪をサトシたちには感じてもらうということで…
そしてメタモンは上手くいってめでたしめでたし…ムサシにとっては辛い所ですが、メタモンがロケット団を通じて成長できたのであれば、本人にとってはそれでよかった気はしますけどね…
細かい所では、やはりラビフットはゴウの言う事を聴かないんだなという事でしょうか。
この点のすれ違いの改善はいつになることやら…気になる所です。
後はロケット団がメタモンを使って何をしようかと考えていた時に、他のメンバーが偵察に使ったり空を飛んだりと実用的な部分が出たのに対し、ソーナンスだけ自分の恋人にしようとしていた煩悩の塊状態だったのには笑いましたね(笑)
それにしても今回といいカイリューの回といい、宮田さんは青無印のフォーマットに相当合ってるのでしょうね。
上手い事青無印の空気感とマッチして素晴らしい作品を送り出していますから。ロケット団回というある種の重圧にもしっかり応えてくれたのもよかったと思います。
さて次回はポケモンオリエンテーリングを通じて夢を再確認するという20話の話にふさわしい話になりそうです。
サトシとゴウはそれを通じてどう夢を見るのか…楽しみにしたいと思います。
脚本:宮田由佳/絵コンテ:尼野浩正/演出:村田尚樹/作画監督:酒井裕未,高木麻穂,新岡浩美,野村美妃,鈴木敦
ロケット団との「女優に向けて」の時間がメタモンを成長させた…ロケット団の人情としての良さと世知辛さを感じたお話でした。
というわけで、久々にロケット団回は感動回、というイコール関係の話を見た感じになりましたね。
感情移入した所は、上下関係の部分と女優としての矜持の部分でしょう。
メタモンはコレダ監督から相当強く言われてパワハラ状態になっていたからこそ徐々に自信を無くしていって変身が不完全になってしまったわけですが、この点は結構僕も怒られなれていない部分があるので気持ちが相当分かったシーンとなりましたね。
いくら期待していると言われていても、メタモンにとって無名時代から拾ってくれた恩人なのでその事は分かってはいても、強く言われると委縮してまた同じミスを繰り返してしまうものでして。
メタモンはその負の連鎖に陥ってしまったからこそ逃げ出してしまったのだと思いますね。本当につらい所です。
それを救ってくれたのがロケット団で、ロケット団の戦力として利用したかった節こそあれどクビにされたと勘違いしたことで自分たちの境遇と重ねた部分はあったのでしょう。
今でこそサカキから割と期待されているロケット団ですが、昔はいつのまにか解雇状態になっていたり借金まみれになったりと散々でしたから、何とかしてメタモンに自信を取り戻してほしい気持ちが働いたのだと思います。
ですがポケモン交換マジックという名の盗み行動で場数を踏んでも失敗続き…ウパーの時には上手くいきかけたというエピソードは目のあたりから絶妙なところをついてきたな、と面白かったですね(笑)
そこから緊張から抜け出すためのルーティン話にいったのは、様々な事をしてきているロケット団だからこその良いアドバイスだったと思います。
コジロウの足のにおいをかぐ、という変なルーティンのはともかくとしまして(笑)自分に習慣のように染み込ませる事で平常な心を作りやすくなると思うので。
そんな現実でも使えそうなアドバイスが多く出てきて、感情移入してきたロケット団の手腕ですが、マネージャーが来た時にコレダ監督の事が頭をよぎるのか委縮してしまう辺りはその手腕が通じないというものでして…
アドバイスをもらってもそれとこれとは話は別…結局はロケット団の庇護から脱却しない限り、「期待の女優」にはなれない、というのはロケット団にとってもメタモンにとっても厳しい話だったと思います。
ロケット団は立場上は悪役であり世間から見たら、特にサトシやゴウからは「悪者」としてしか見られないいわば日陰者の立場…対してメタモンは「期待の女優」ですから一緒にいてはいけないわけです。
だからこそ最後に身代金要求&相当な悪役面で無理やり10万ボルトを撃たせてメタモンと離れさせ、女優としての信念を見せたのは、世知辛くはありますがメタモンにとっては最高のアンサーになったのではないでしょうか。
悪に徹する事でメタモンとロケット団を近づかせないように体制ができる、中盤部分でムサシが「女優というのはここぞというところでビシッと決める」と言っていた伏線をしっかり回収してメタモンに「強さ」を授けた形となったこの場面…身代金というリアルさを出してきた辺りは青無印のリアル性の特徴でもあるのでしょうし、ここでのサトシの察しの悪さは少しマイナスポイントになりかけましたが、ここでロケット団に同情した所でサトシには影響はないだろうなと思ったので、仕方ないですが勧善懲悪をサトシたちには感じてもらうということで…
そしてメタモンは上手くいってめでたしめでたし…ムサシにとっては辛い所ですが、メタモンがロケット団を通じて成長できたのであれば、本人にとってはそれでよかった気はしますけどね…
細かい所では、やはりラビフットはゴウの言う事を聴かないんだなという事でしょうか。
この点のすれ違いの改善はいつになることやら…気になる所です。
後はロケット団がメタモンを使って何をしようかと考えていた時に、他のメンバーが偵察に使ったり空を飛んだりと実用的な部分が出たのに対し、ソーナンスだけ自分の恋人にしようとしていた煩悩の塊状態だったのには笑いましたね(笑)
それにしても今回といいカイリューの回といい、宮田さんは青無印のフォーマットに相当合ってるのでしょうね。
上手い事青無印の空気感とマッチして素晴らしい作品を送り出していますから。ロケット団回というある種の重圧にもしっかり応えてくれたのもよかったと思います。
さて次回はポケモンオリエンテーリングを通じて夢を再確認するという20話の話にふさわしい話になりそうです。
サトシとゴウはそれを通じてどう夢を見るのか…楽しみにしたいと思います。

コメント
コメント一覧 (6)
ロケット団の考えをサトシがわからなかったのは、察しの悪さもあると思いますが、サトシとロケット団が完全には分かり合えないことの比喩になっているようにも思えました。
今までも、利害の一致で協力し合うことはあっても、そこから更に一歩進んでというのはなかったはずですから。
あとは、やはりゴウの未熟な部分でしょうか。ピカチュウが入れ替わったことにゴウだけが気付かないというので端的に表されていましたね。
そんなすぐに成長するわけがないとはいえ、やはりまだ『見えて』いませんね。
ある意味ではサトシ達より人生経験やバリエーションが豊富ですから、他者へのアドバイスはユニークです。そして最終的にメタモンがロケット団の元を離れる終わり方にしたのも良かったですしね。
今回サトシは察しの悪さ等もあって複雑でしたが、私はこれもアニポケの魅力の一つだと思います。
アニポケの魅力はやはり、主軸になるのがサトシとは限らない事でしょう。それこそ、普段悪役を担当しているロケット団でもいいのです。
その場合はサトシ達は何も知らなかったり、すれ違いが生じたりする訳ですが、それだけ今回は別のキャラがメインである事が分かります。
他のアニメだと『敵と味方』という構成から敵を主役にするのは困難ですが、アニポケだからできる特有のものだと思います。
もちろんサトシ一行も監督とメタモンの関係や、ゴウの未熟さといった要所は抑えていますから、特に不足点はありませんし、あくまでメインではないというだけです。
それこそ女優で例えるなら、スポットライトは常にサトシ一行に向いている訳ではなく、色々な人やポケモンに向く訳です。
ロケット団回が輝くのは、彼らの必死さが普段上手く描写されているからかもしれませんね。感情移入できる悪役というのは興味深いです。
根本的な所が変わらないからこそ良いものが生まれるというものでしたね。
ゴウはまだまだ新米トレーナーですし、見えていない面はありますが、それでも成長していってほしいですね。
ロケット団は人間じみている面が多すぎる所はありますからね。その分感情移入しやすいのでしょう。