さて、残念ながら今年のポケモンの映画は公開延期されてしまったわけですが、それに関係して恐らく今までのロケット団描写の中でも割と異質であろう、矢嶋監督の描くロケット団について少し見ていこうと思います。

それでは続きからどうぞ。

さて、BWのシリアス団を除いては、基本的には完全に身内にしか優しくならない、という感じにはならず、誰かしらに感情移入して助けたりした部分がありました。
今回の青無印でもメタモンに感情移入して女優の道に戻してくれましたから。

ただアニポケXYでのロケット団は割と異質な存在で、確かに身内周りでは優しい部分を見せていて、唯一ともいえるロケット団回であるソーナンス回でソーナンスの幸せを願って、という描写が出ていました。
ただ60話台の話で顕著でしたが、他の人達には結構外道で、ヌメルゴンの回では湿地帯でフラージェスとの対立を生んだ上で湖の水を全部抜こうとしていましたから。
周りに配慮するどころか、その周りの対応すら利用して悪事を働く…湿地帯ではロケット団の不気味に笑うシーンが視聴者間で大きな賛否両論を呼んだのは記憶に新しいですし、あまりに「悪」と言えます。

ロケット団というのはあくまで「悪役」だから良い、という意見も分かる気はしています。悪を語っておきながら持ち前の優しさで結局は悪とは違う「悪役」が似合うわけです。
それが湿地帯の回のように本物の「悪」になってしまうのはどうなのだろう?と考えるのも分かります。
ただ裏を返せば分かりやすいとは言えます。このロケット団は悪に徹している時にも予想外の事に関しては苦手で追い出されたりと、悪の報いはきちんと受けています。
なのである種悪のデフォルメ化を地で行く感じが矢嶋監督の描くロケット団と言えるのかな、と思うようになりました。
その代わり生々しさが若干抜けている部分はありますが…

といった所であまりまとまりはないですが、矢嶋監督の描くロケット団をざっと振り返った所でこの記事を終わりたいと思います。