さて、今回は「緋色の弾丸」を公開日に見る事が出来ましたので、見た直後に書いた感想メモを載せていきたいと思います。
それでは続きからどうぞ。
山があるようでなくてでもあるような…だけどもう一回見ようかなとは思うそんな映画だった。
アバンのブルースハープ(デトロイトは車以外は結構治安が悪くて荒れた土地)に青山さんと櫻井さんの名前を載せ、そこから3人目の被害者が射殺されるシーンは、永岡監督は結構アバンのインパクトを大事にするんだなとは思った。
…まああれ、本筋、というよりは犯人を明確化しておきたかったのだろうけど。
今回の事件は言ってしまえば「全くもって意味のなかった事件」で、別に冤罪でも何でもなく、親族の妄言を信じた女と、その見えない「真犯人」に家族崩壊を感じた男のリニア暴走劇だったと考えると、こういう虚しさは中々に櫻井さんもブラックだなぁ、と。
しかも承認保護プログラムで日本に来れてこういう勝手な復讐劇がやれてるときた。そりゃあただの電車の音に絶叫がかき消されるよな、と。
あの目、完全にイッちゃってたしなぁ…
そして山があるようでない、と書いたのは今回は多人数が被害に遭うケースではなく、リニアに乗っていたコナン、世良、アラン、そして犯人の1人である白鳩だけが被害に遭うケースになっていたからとも思う。
後は結構道筋がしっかりしていた故、どこに行くか分からないという良い意味でのサスペンス感が犯人発覚以外はあまりなかったのもあるか。そこは永岡監督の持ち味でもあるとは思う。(今何が起こっているか、を分かりやすくする点)
ただラストのリニア脱線劇は結構映えたなぁ、とは思う。
今回は結構女性陣を「受動」にしなかったのは良い点か。蘭もジョンの事を知ってからはしっかり動いていたし、灰原もこれまで以上にコナンの相棒していたように感じた。
パラシュートの件をエリーの言葉から聞き取ったのも彼女達だし。
そういう意味で最後の最後で「灰原の声が届いた」のは良い演出だったのではないだろうか。灰原は今回は「蘭ねーちゃん」呼びだったのは少し面白かったか。
少年探偵団は最初の鈴木父の救出劇に成功したのみ。元太の鼻はどうなってるんだ、そして本当にうなぎがあったのか…
後はパラシュートくらいか。しかしまあヤイバー無駄に演出凝ってたな…
小五郎、今回はジョンの依頼を受けていただけあって空回りこそしていたものの、コナン、世良の無断乗車を謝っていたりと、保護者はしていた感じ。「ぬぁんだって〜!!?」に笑ったが。
園子、途中は探偵団のお守りになってたが、博士クイズにわざと探偵団に華を持たせて正解させていたのが園子の人柄の良さが見えた気がした。
赤井一家、世良については1人で暴走して1人でドツボにはまっている気がして「大人しくしておけば良いのに…」と思ってしまうくらいにはあまり好きにはなれない。メアリーはイギリスの要人関係の人間か?くらい。秀吉は由美とのデレデレっぷりのコメディリリーフからの「5手」のギャップの凄さ、赤井に関しては「殺すか生かすか」の点くらいでそこまで矢面にいたイメージはないか。まあ「赤井一家映画」ではないよなぁ…
それよりからアランの立ち回りの巧さの方が僕は目がいった。流石は元FBI長官だったなと。
それを言うなら犯人周りは井上よりかは白鳩の方が上手く犯人していたイメージ。英語含めて平野さん上手いなぁ…
エリーについては浜辺さんが普通にうまかったのと、パラシュートサプライズのバラシ、リニアの操縦方法を灰原に伝えて灰原とコナンを見た時に「ああこの子が…」となっていた点からして良い立ち位置だったなと。
スタッフ面。今回は「青春ブタ野郎」「約束のネバーランド」最近なら野島伸司さん脚本アニメと知られる「ワンダーエッグ・プライオリティ」のCloverWorksが制作協力。そこにコンテ、演出、原画に謎スタッフ、神奈摘晴親さんの名前が。
寺岡さん、金井さんはいつもの事、高橋さんと江副さんは「紺青」からのサンライズ繋がり、と考えると神奈摘さんはCloverWorksの人間である可能性が高い。
となると、個人的には「冴かの」の監督をしていた亀井幹太さんあたりになるがどうだろうか?
作監に久々にかわむらさんの名前が。それと「テレパシー少女 蘭」にてキャラデザをやった八崎健二さんがいたのも印象的。
今回は亀垣さん、本橋さんの名前はなかったものの、田中宏紀さんの名前が。
亡くなられた横山正和さんに変わって音響効果に森川永子さんという方が。
諏訪さんが製作委員会の読売放送株式会社の1人に(それでもラストクレジットだったが)プロデューサーは3人だけ。
[2回目視聴時追記]
アバンのブルースハープ(デトロイトは車以外は結構治安が悪くて荒れた土地)に青山さんと櫻井さんの名前を載せ、そこから3人目の被害者が射殺されるシーンは、永岡監督は結構アバンのインパクトを大事にするんだなとは思った。
…まああれ、本筋、というよりは犯人を明確化しておきたかったのだろうけど。
今回の事件は言ってしまえば「全くもって意味のなかった事件」で、別に冤罪でも何でもなく、親族の妄言を信じた女と、その見えない「真犯人」に家族崩壊を感じた男のリニア暴走劇だったと考えると、こういう虚しさは中々に櫻井さんもブラックだなぁ、と。
しかも承認保護プログラムで日本に来れてこういう勝手な復讐劇がやれてるときた。そりゃあただの電車の音に絶叫がかき消されるよな、と。
あの目、完全にイッちゃってたしなぁ…
そして山があるようでない、と書いたのは今回は多人数が被害に遭うケースではなく、リニアに乗っていたコナン、世良、アラン、そして犯人の1人である白鳩だけが被害に遭うケースになっていたからとも思う。
後は結構道筋がしっかりしていた故、どこに行くか分からないという良い意味でのサスペンス感が犯人発覚以外はあまりなかったのもあるか。そこは永岡監督の持ち味でもあるとは思う。(今何が起こっているか、を分かりやすくする点)
ただラストのリニア脱線劇は結構映えたなぁ、とは思う。
今回は結構女性陣を「受動」にしなかったのは良い点か。蘭もジョンの事を知ってからはしっかり動いていたし、灰原もこれまで以上にコナンの相棒していたように感じた。
パラシュートの件をエリーの言葉から聞き取ったのも彼女達だし。
そういう意味で最後の最後で「灰原の声が届いた」のは良い演出だったのではないだろうか。灰原は今回は「蘭ねーちゃん」呼びだったのは少し面白かったか。
少年探偵団は最初の鈴木父の救出劇に成功したのみ。元太の鼻はどうなってるんだ、そして本当にうなぎがあったのか…
後はパラシュートくらいか。しかしまあヤイバー無駄に演出凝ってたな…
小五郎、今回はジョンの依頼を受けていただけあって空回りこそしていたものの、コナン、世良の無断乗車を謝っていたりと、保護者はしていた感じ。「ぬぁんだって〜!!?」に笑ったが。
園子、途中は探偵団のお守りになってたが、博士クイズにわざと探偵団に華を持たせて正解させていたのが園子の人柄の良さが見えた気がした。
赤井一家、世良については1人で暴走して1人でドツボにはまっている気がして「大人しくしておけば良いのに…」と思ってしまうくらいにはあまり好きにはなれない。メアリーはイギリスの要人関係の人間か?くらい。秀吉は由美とのデレデレっぷりのコメディリリーフからの「5手」のギャップの凄さ、赤井に関しては「殺すか生かすか」の点くらいでそこまで矢面にいたイメージはないか。まあ「赤井一家映画」ではないよなぁ…
それよりからアランの立ち回りの巧さの方が僕は目がいった。流石は元FBI長官だったなと。
それを言うなら犯人周りは井上よりかは白鳩の方が上手く犯人していたイメージ。英語含めて平野さん上手いなぁ…
エリーについては浜辺さんが普通にうまかったのと、パラシュートサプライズのバラシ、リニアの操縦方法を灰原に伝えて灰原とコナンを見た時に「ああこの子が…」となっていた点からして良い立ち位置だったなと。
スタッフ面。今回は「青春ブタ野郎」「約束のネバーランド」最近なら野島伸司さん脚本アニメと知られる「ワンダーエッグ・プライオリティ」のCloverWorksが制作協力。そこにコンテ、演出、原画に謎スタッフ、神奈摘晴親さんの名前が。
寺岡さん、金井さんはいつもの事、高橋さんと江副さんは「紺青」からのサンライズ繋がり、と考えると神奈摘さんはCloverWorksの人間である可能性が高い。
となると、個人的には「冴かの」の監督をしていた亀井幹太さんあたりになるがどうだろうか?
作監に久々にかわむらさんの名前が。それと「テレパシー少女 蘭」にてキャラデザをやった八崎健二さんがいたのも印象的。
今回は亀垣さん、本橋さんの名前はなかったものの、田中宏紀さんの名前が。
亡くなられた横山正和さんに変わって音響効果に森川永子さんという方が。
諏訪さんが製作委員会の読売放送株式会社の1人に(それでもラストクレジットだったが)プロデューサーは3人だけ。
[2回目視聴時追記]
スノードロップ@snowdrop0319「緋色の弾丸」2回目見てきました。
2021/04/23 11:09:32
詳しい感想はフセッターに書きますが、大体の構成が分かった上で見ると「良い映画だなぁ…」となるのがこの映画の良い所だと思いました。
要はスルメ要素というんですかね?
スノードロップ@snowdrop0319パンフレット内の櫻井さんの「○○○○○○○○○○○○○○○○○○」は○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ https://t.co/V0EMY6Ohvh
2021/04/23 11:11:21
スノードロップ@snowdrop0319○○○○については犯人にとって○○○○○○○というのが、櫻井脚本の見せ所だと思っていまして。 https://t.co/46h8A8Erdy
2021/04/23 11:17:54
スノードロップ@snowdrop0319それと同時に僕は犯人達は、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○と思っています。 https://t.co/4FsQmMNpIO
2021/04/23 11:23:45
スノードロップ@snowdrop0319それと一部で言われている○○○○○○○○○○ですが、個人的には○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○な気がしています。 https://t.co/kz9H8Py25p
2021/04/23 11:28:15
スノードロップ@snowdrop0319櫻井さんがパンフの中で○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○と語っていた通り、櫻井さんにとってはこの「緋色の弾丸」は○○○○○○○○○○○○○○○と言えるのかもしれません。 https://t.co/eAVW7zbv4n
2021/04/23 11:33:26
スノードロップ@snowdrop0319それとこれはシネマガジンに載っていた事なので伏せなくていいかもですが、永岡監督が○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○と言っていたのはかなり重要だと思うんですよ。 https://t.co/H2hrYxQIRA
2021/04/23 11:39:36
スノードロップ@snowdrop0319以上です。長々と失礼致しました。
2021/04/23 11:40:13
コメント
コメント一覧 (2)
仰る通り、世良に関してはなんかこう、中途半端なんですよね。新一、平次といった高校生探偵たちと比較しても周りを見ないで突っ走ってしまっているし、格闘要員と考えても蘭がいる。かと言って、赤井家の面々と比較しても、メアリーや秀一さん、秀吉さんにはかなわないんですよね。
恐らく、今後のメアリー関連で進展があれば活躍の場はあるんでしょうけど、とにかく、成長や個性という点を伸ばしていって欲しいとは思いますね。
話は変わって、今回の映画ですが、レギュラー陣の見せ場がほぼ均等にあったことが、最も良かったことと思います。とくに、女性陣が目立っており、女性の監督ならではだと思いました。また、櫻井脚本らしく、科学要素やシニカルで重い内容という安定感もありました。
世良に関してはラストシーンで進展が見られそうなので、そこは期待できる気がします。