さて、今回は「古見さんは、コミュ症です。」の感想を書いていきたいと思います。

それでは続きからどうぞ。

第11話「『文化祭の出し物です。』ほか」
脚本:鈴森ゆみ/絵コンテ:博多正寿/演出:野呂真太郎/作画監督:たかぎじゅん,福島喜晴

最終回の青春要素は文化祭!という事で只野くんちゃんまでしっかり描いて後半に続く!

というわけで、今回のグロスは株式会社十文字という、カミズモードやバビロンのグロスを担当した所で、最早古見さんだけでグロスのカタログになっている感はありますが(スタジオディーン、マジックバス、ラパントラック、フロンティアエンジン、そして株式会社十文字…)、まあ最終回は本社で締めてくれると思うので良いとしまして(コンテの博多さんはアニポケにも入った事のある方ですね)、
今回は古見さん特有の独特な空気感が思いっきり描写されつつ、尾鶏のほんわかぶりを強調させた作風になっていたと思います。

話の流れも提案→準備(資材、宣伝)→前日のおにぎり差し入れ→本番(只野くんちゃん)という感じに段階を踏んでいるので原作からして見やすいですし、アニメ最終回近くなのもチラシを配る所で美容院、らあめんだろう、図書館で泣いていた赤ちゃんときっちり総集編という感じを出せていたのがまた良かったという感じです。
まあ話自体はエピソード丸ごとカットされた煮田食堂が当たり前のようにカット、古見さんのオムライスのケチャップ文字失敗等細かな所がカット以外はそこまで話す事はないので、代わりに尾根峰と尾鶏の話を。

尾鶏に関してはそれこそ最初は藤井ゆきよでも良かった気はしていたのですが、いざ開いてみたら想像していた声そのまんま過ぎて驚きましたね…「森山由梨佳さんか…」と改めてクレジットを確認したくらいです。
喋り方やテンポも漫画以上に求められていたであろう「ズレ」が意識されていて丁寧でありながら、最後に「もっと手伝ってもらわないとですね」としっかりと古見さんの「誘ってもらえたのが嬉しかった」と書いた事が通じていたというのが尾鶏の面白い所なんですね。
ちなみに尾根峰は尾鶏の事を名前呼びしてましたが幼馴染みたいですね。尾鶏がああいう感じなのでそのままお姉さんキャラで通せるバランス感覚はあるのでしょう。

後は「こっこ!」と呼ばれていた赤ちゃんに見せた古見さんの笑顔が心なしか原作より美人に見えた事や、アニオリである「情熱大陸」ならぬ「熱血大地」の演出における音楽の絶妙な外し具合が面白い所で、そしてみんなもそれなりに期待したであろう只野くんちゃん(只野の女装姿への呼び方)はリアルすぎた感じはありましたね(笑)
本人は承知していないので声は一切変えてないですし、肌の白くない感じはそれこそ生々しさが出ていた感じがありましたし。
それでも女装としてのクオリティが高かったのはもう天性のものだろうな、と思った次第です。

というわけで、次回で取り敢えずの最終回は迎えるという事ですが…流れ的に分割2クール来ないかなぁ、と思ってしまいますがどうなんでしょうか?
取り敢えずは文化祭後半戦、楽しみにしたいと思います。