さて、今回は久々のゲッコウガ再会回となります。

それでは続きから感想です!

青無印第108話「ルカリオとゲッコウガ!運命の波導!!」
脚本:面出明美/絵コンテ:齋藤徳明/演出:碇由衣/作画監督:柳原好貴,新岡浩美,清水

ルカリオの中にある「波導」を高める精神力と集中力…サトシゲッコウガに拠らなくても十分強くなったゲッコウガの教えの賜物だったと思います。








というわけで圧倒的にXYの時よりも強くなっているゲッコウガの姿を見ることができた話でした。
ルカリオもメガシンカができるようになって強くなってきたものの、やはり負のエネルギーというイレギュラーと戦い続けながら、サトシなしでもかなり動けるようになっているゲッコウガには相対比較で敵わないレベルにはなってましたね。
まあルカリオの嫉妬はもっともなんですよ。タマゴの時から自分の事を強くしてくれるトレーナーを待ち続けて波導で繋がったサトシの前に、その波導に似た精神力を軽々と使いこなし強くあるゲッコウガの姿があったわけですから。
しかもそうやってバトルを挑んだら勢いを軽い動き一つで流していく、まるで合気道の如くの動きをされたんですからたまったものではありませんね。

ゲッコウガにもサトシの気持ちの焦りに呼応してしまって無様な戦いをしてしまった経験がかのエイセツジム戦でもありましたから、その気持ちが分かるからこそのルカリオ戦での圧倒だったと思います。
そして波導の極意を教える所では、水を例えに使っていたわけですがまず入り方からして全然違いましたね。
ゲッコウガは静かに波ができるように、ルカリオはバシャバシャと雑念が残りまくっているような入り方で、そこから大して動かなくても心を動き出させる「波導」の動きをルカリオに伝授していったわけです。
心を打ち出すときには余計な感情は必要ない、大事なのは純な強い気持ちをストレートに打ち出すことができるかどうかこれを教えていたわけですね。エイセツジム三部作でのサトシとゲッコウガの経験が活きたいい場面だったと思います。

あとこの場面、全く言葉による説明がなかったので同じルカリオということもあってコルニ編を思い出したんですね。
あの時も言葉なく映像で全てを表現していた部分がありましたから、波導というものはバトル観を映し出すなと思った次第です。
そして負のエネルギーに対した時もメガシンカして動きが良くなってからのゲッコウガとのコンビネーションが冴えての撃破、という事で負のエネルギーに振り回されないルカリオの精神力を伴った強さを得ることができたのはキバナ戦に向けて大きなことだったと思います。
誰しも負の心を持つ中で(ルカリオに関してはゲッコウガへの嫉妬ですね)それから逃げることなくいかに取り込まれない中で戦うことができるか…そのこともゲッコウガは教えてくれた気がしますね。

だからこそ一緒に強くなる、というサトシゲッコウガの段階から離れたとしても、ゲッコウガはあそこまで強くなっていたといえるわけですから。
そしてその感情を自撮りという形でコントロールしていたキバナというのも凄いものがありましたね。
ダンデに余裕のバトルをされて悔しがっている虚無の顔を自撮りでかみしめながら、「絶対に勝ってください!」の言葉に笑顔で返すその姿…自分の気持ちに嘘をつくことなく気持ちを高めていく凄みを感じた次第です。
自撮りを盛んにするのは客観視するためだったか…と理由付けの上手さを感じた次第です。
そんな両者の思惑がある中での次回のキバナ戦。果たしてルカリオは新たに習得した波導でうまく立ち回ることができるでしょうか?