予告したのと少しタイトルは変わってますが、ここでコルニ編の全体考察をしたいと思います。
書くことは主に、コルニ編の全体像、コルニとルカリオの成長っぷり、演出の細かさ、そしてコルニ編におけるサトシ達の「必要性」について、です。
おそらくこの記事で、このブログにおけるコルニ編関連の記事は一段落すると思います。
では続きからどうぞ。
後日、コルニ編関連の記事をまとめたリンク記事を書く予定なのでお楽しみに。
書くことは主に、コルニ編の全体像、コルニとルカリオの成長っぷり、演出の細かさ、そしてコルニ編におけるサトシ達の「必要性」について、です。
おそらくこの記事で、このブログにおけるコルニ編関連の記事は一段落すると思います。
では続きからどうぞ。
後日、コルニ編関連の記事をまとめたリンク記事を書く予定なのでお楽しみに。
まずはコルニ編の全体像とコルニとルカリオの成長ですね。
これに関しては本当にこと細かく描写してて良かったです!。
29話では、良くも悪くもバトル大好きな無邪気な女の子、というイメージで、サトシとの類似点も多く出していました。
でも既にこの頃からコルニとルカリオの未熟さが表れていたんです。
でもそれが表面上に出ることはあまりなく(シトロンの反応などは伏線として表れていましたが)、30話のメガストーンゲットに至ってしまった……
今思えば、あの頃のコルニは本当に「子供」だったんだなぁ……と思いますね。
特に29話の回想でのメガシンカに対する真剣さの緩さ、強さから絆が生まれると思っている態度はそれを顕著に表してました。
後にも書きますが、サトシとコルニは似ているようで実は精神面は全く違います。
どちらかと言うと、33話の生け花修行の前まで、サトシの方が精神面では上だったくらいです。
その証拠に、29,30話では共通点が強調されていましたが、31話以降は逆に対比関係な描写が強調されています。
そして転機となるのが31話です。
ここでコルニとルカリオの未熟さが「ルカリオの暴走」という形で露呈するわけですね。(自分の強さを過信して、お互いを分かろうとしなかった、など)
つまりなまじ強くなりすぎて、本当の弱点が見えてなかったんですね。
だから、今まで上手くいっていたから、自分達のしたことは間違っていないと思っていたから、そのことをコンコンブルの口から言われた時に反省している素振りを見せなかったんです。
でも31話の前にも少しではありますが、このやり方が失敗した例があるんですよ。
それが、30話のバシャーモ戦にて、ルカリオが金属音をしてバシャーモの動きを止めた後、勝手にグロウパンチを打ちにいったシーンです。
この時、そのグロウパンチを避けられて、そのままバシャーモから、至近距離での火炎放射を受けてるんですよ。
これのせいで、写真が燃やされるという絶望的なシーンになるんですから、紛れもなく失敗といえましょう。
でも、今思えばこの後逆転してしまったのがよくなかったのかもしれませんね……(脚本的に駄目と言っているわけではありません)
これでコルニの心から「失敗」の気持ちが薄れてしまいましたから。
そして納得できない気持ちや困惑の気持ちが消えないまま迎えたのが32話です。
表面上の面白さはあまり出てないのでこの話は敬遠されがちですが、実はかなり重要な回です。
なんといっても、コルニはシトロンから聴かされた「ルカリオは波導の力に苦しめられていた」という事実から、ルカリオは「暴走したこと」と、「サトシとピカチュウの絆と自分達との差」を思い返したことで、自分達の未熟さを本当の意味で理解するんですから。
そして「呼び合う心!波導のむこうへ!!」というサブタイトルの回収に繋がる波導空間に閉じ込められているルカリオを、コルニが強い心を持ちながら、凛とした表情と声で呼び掛け、一瞬ではありますがルカリオ覚醒のシーンに繋がるわけです!
ここに来てやっと、コルニはメガシンカと真剣に向き合い始めるんですね。
そんな中やって来たコルニ編ラストの33話!
生け花の修行を通して、「心は一つ、景色は二つ」の心を学び、それと「強い心」が合わさり、本当の意味でのルカリオ覚醒に繋がったというわけです!(詳しくは33話感想記事をご覧ください)
もう33話でのコルニは、29話のコルニとは顔つきが全く違っていました!
この瞬間にコルニは「子供」から脱したんだな、と思うばかりですね。
たった5話分しかないコルニ編ですが、中身は濃すぎるといっていいほど凄いものでした!
一人のトレーナーであるコルニの成長をここまで奥深く描くとは流石なものです。
そして、このコルニ編を支えたのは、何も脚本だけではありません!
凝りまくっていた演出も一つあると思います!
特に上にも書いた、タイトル回収のシーンが効果的に表れた32話、そしてモノクロ空間での回想早回し、そしてスズランの音を効果的に使った33話の演出(ちなみにこの回の演出を担当した浅田さんは、僕がアニポケで一番好きなシーンである、青いイチョウが舞う中マサトとラルトスが抱き合うシーンの収録話、「ラルトスを救え!急げマサト!!」の演出家でもあります)は凄まじかったです!
もう……緻密に練られているのが良くわかって圧倒されるばかりでした。
ちなみに31話の演出も良かったんですが、あれはどちらかというと絵コンテの方が光ってましたね。
……とここまで、コルニ編の長所ばかり語ってきましたが、実は致命的な欠点があったんです。
それが、
「サトシ達が傍観者になっていた」
ということです。(これは33話で特に顕著に表れていて、ロケット団の襲来をコルニ達に丸投げして自分達は何もしない、などの描写がありました(まあ「檻に攻撃→効かないんだよ!」という流れからのメガシンカの流れを32話でやったため、マンネリ化を防ぐためにカットした、という見方も出来なくはないですが))
つまり現時点ではコルニがサトシ達と会って得たものはかなりあっても(シトロンの冷静な洞察力、など)、コルニと出会ってサトシ達が得たものは、「何もなかった」ということです。
強いて言うなら、サトシのジム戦へのモチベーションが上がったくらいでしょうか?
でもサトシが得たものが何もないというのは、ある意味当然かもしれませんね。
何故なら、コルニに足りなかった「強い心と「心は一つ、景色は二つ」の精神」を、サトシは既に持っていたからです。
例を挙げるなら、前者は5話でビオラに負けた時、17話ではサンペイに負けた時に素直に負けを認めた上で、それを克服しようと努力する姿から、後者は8話での「スミで目が見えないピカチュウ」を具体的指示によって完璧なバトルを見せた時、25話のザクロ戦でとっさの機転で「流星群返し」を編み出した姿から窺えます。
つまりサトシがコルニより精神面で上だった、というのはそういうことです。
30,32話と、33話の冒頭のサトシがコルニを諭すシーンがあるのもその証拠ですね。
29話でピカチュウがルカリオに負けたのは、単に力の差でしょう。
でも33話の時点で、コルニとサトシの精神面の差はほぼなくなったと言っていいでしょうね。
だからジム戦がどうなるかが、かなり気になる所ではあります。
そして更に問題なのがセレナですね。
普通はコルニ達のこういう姿を見て何か思うところがありそうですが、残念ながらそのような描写は今のところ全く無し。
というかセレナとコルニの交流自体かなり少なかったです。
これはどうにかならなかったものか……
これについては、僕はアニポケスタッフがエピソードNの時の二の舞をしてしまったため起こったものだと思っています。(詳しくはリンク様である「Daydream~」のエピソードNの感想記事を見てもらえるとわかりやすいと思います)
まあコルニの描写に重点を置く意味では仕方なかったのかもしれませんが……
まあ終わったことをいちいち言っても何にもならないのでこのくらいにしておきます。
と、いうわけで長々と書いてきた考察記事を、ここで終わりにしたいと思います。
いやはや、最後に色々言いましたが、それでも素晴らしいシリーズでした!
これに関しては本当にこと細かく描写してて良かったです!。
29話では、良くも悪くもバトル大好きな無邪気な女の子、というイメージで、サトシとの類似点も多く出していました。
でも既にこの頃からコルニとルカリオの未熟さが表れていたんです。
でもそれが表面上に出ることはあまりなく(シトロンの反応などは伏線として表れていましたが)、30話のメガストーンゲットに至ってしまった……
今思えば、あの頃のコルニは本当に「子供」だったんだなぁ……と思いますね。
特に29話の回想でのメガシンカに対する真剣さの緩さ、強さから絆が生まれると思っている態度はそれを顕著に表してました。
後にも書きますが、サトシとコルニは似ているようで実は精神面は全く違います。
どちらかと言うと、33話の生け花修行の前まで、サトシの方が精神面では上だったくらいです。
その証拠に、29,30話では共通点が強調されていましたが、31話以降は逆に対比関係な描写が強調されています。
そして転機となるのが31話です。
ここでコルニとルカリオの未熟さが「ルカリオの暴走」という形で露呈するわけですね。(自分の強さを過信して、お互いを分かろうとしなかった、など)
つまりなまじ強くなりすぎて、本当の弱点が見えてなかったんですね。
だから、今まで上手くいっていたから、自分達のしたことは間違っていないと思っていたから、そのことをコンコンブルの口から言われた時に反省している素振りを見せなかったんです。
でも31話の前にも少しではありますが、このやり方が失敗した例があるんですよ。
それが、30話のバシャーモ戦にて、ルカリオが金属音をしてバシャーモの動きを止めた後、勝手にグロウパンチを打ちにいったシーンです。
この時、そのグロウパンチを避けられて、そのままバシャーモから、至近距離での火炎放射を受けてるんですよ。
これのせいで、写真が燃やされるという絶望的なシーンになるんですから、紛れもなく失敗といえましょう。
でも、今思えばこの後逆転してしまったのがよくなかったのかもしれませんね……(脚本的に駄目と言っているわけではありません)
これでコルニの心から「失敗」の気持ちが薄れてしまいましたから。
そして納得できない気持ちや困惑の気持ちが消えないまま迎えたのが32話です。
表面上の面白さはあまり出てないのでこの話は敬遠されがちですが、実はかなり重要な回です。
なんといっても、コルニはシトロンから聴かされた「ルカリオは波導の力に苦しめられていた」という事実から、ルカリオは「暴走したこと」と、「サトシとピカチュウの絆と自分達との差」を思い返したことで、自分達の未熟さを本当の意味で理解するんですから。
そして「呼び合う心!波導のむこうへ!!」というサブタイトルの回収に繋がる波導空間に閉じ込められているルカリオを、コルニが強い心を持ちながら、凛とした表情と声で呼び掛け、一瞬ではありますがルカリオ覚醒のシーンに繋がるわけです!
ここに来てやっと、コルニはメガシンカと真剣に向き合い始めるんですね。
そんな中やって来たコルニ編ラストの33話!
生け花の修行を通して、「心は一つ、景色は二つ」の心を学び、それと「強い心」が合わさり、本当の意味でのルカリオ覚醒に繋がったというわけです!(詳しくは33話感想記事をご覧ください)
もう33話でのコルニは、29話のコルニとは顔つきが全く違っていました!
この瞬間にコルニは「子供」から脱したんだな、と思うばかりですね。
たった5話分しかないコルニ編ですが、中身は濃すぎるといっていいほど凄いものでした!
一人のトレーナーであるコルニの成長をここまで奥深く描くとは流石なものです。
そして、このコルニ編を支えたのは、何も脚本だけではありません!
凝りまくっていた演出も一つあると思います!
特に上にも書いた、タイトル回収のシーンが効果的に表れた32話、そしてモノクロ空間での回想早回し、そしてスズランの音を効果的に使った33話の演出(ちなみにこの回の演出を担当した浅田さんは、僕がアニポケで一番好きなシーンである、青いイチョウが舞う中マサトとラルトスが抱き合うシーンの収録話、「ラルトスを救え!急げマサト!!」の演出家でもあります)は凄まじかったです!
もう……緻密に練られているのが良くわかって圧倒されるばかりでした。
ちなみに31話の演出も良かったんですが、あれはどちらかというと絵コンテの方が光ってましたね。
……とここまで、コルニ編の長所ばかり語ってきましたが、実は致命的な欠点があったんです。
それが、
「サトシ達が傍観者になっていた」
ということです。(これは33話で特に顕著に表れていて、ロケット団の襲来をコルニ達に丸投げして自分達は何もしない、などの描写がありました(まあ「檻に攻撃→効かないんだよ!」という流れからのメガシンカの流れを32話でやったため、マンネリ化を防ぐためにカットした、という見方も出来なくはないですが))
つまり現時点ではコルニがサトシ達と会って得たものはかなりあっても(シトロンの冷静な洞察力、など)、コルニと出会ってサトシ達が得たものは、「何もなかった」ということです。
強いて言うなら、サトシのジム戦へのモチベーションが上がったくらいでしょうか?
でもサトシが得たものが何もないというのは、ある意味当然かもしれませんね。
何故なら、コルニに足りなかった「強い心と「心は一つ、景色は二つ」の精神」を、サトシは既に持っていたからです。
例を挙げるなら、前者は5話でビオラに負けた時、17話ではサンペイに負けた時に素直に負けを認めた上で、それを克服しようと努力する姿から、後者は8話での「スミで目が見えないピカチュウ」を具体的指示によって完璧なバトルを見せた時、25話のザクロ戦でとっさの機転で「流星群返し」を編み出した姿から窺えます。
つまりサトシがコルニより精神面で上だった、というのはそういうことです。
30,32話と、33話の冒頭のサトシがコルニを諭すシーンがあるのもその証拠ですね。
29話でピカチュウがルカリオに負けたのは、単に力の差でしょう。
でも33話の時点で、コルニとサトシの精神面の差はほぼなくなったと言っていいでしょうね。
だからジム戦がどうなるかが、かなり気になる所ではあります。
そして更に問題なのがセレナですね。
普通はコルニ達のこういう姿を見て何か思うところがありそうですが、残念ながらそのような描写は今のところ全く無し。
というかセレナとコルニの交流自体かなり少なかったです。
これはどうにかならなかったものか……
これについては、僕はアニポケスタッフがエピソードNの時の二の舞をしてしまったため起こったものだと思っています。(詳しくはリンク様である「Daydream~」のエピソードNの感想記事を見てもらえるとわかりやすいと思います)
まあコルニの描写に重点を置く意味では仕方なかったのかもしれませんが……
まあ終わったことをいちいち言っても何にもならないのでこのくらいにしておきます。
と、いうわけで長々と書いてきた考察記事を、ここで終わりにしたいと思います。
いやはや、最後に色々言いましたが、それでも素晴らしいシリーズでした!

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