さて、今回はカーレンジャーの感想メモを載せていきたいと思います。
それでは続きからどうぞ。

第22話「悲劇の交通ルール体質」
脚本:浦沢義雄/監督:坂本太郎

浦沢さんは夏休みに塾に行くという行為に恨みでもあるのか…?
リッチハイカーに「ニッポンポンの子供は夏に塾に行ったり家庭教師をつけたりするくらいだからな」(故に頭がいい)と言わせたり、夏休みに塾に通って交通ルールを勉強して標識を守る融通の効かない性格になってしまったとシグナルマンに、壁を破壊させるレベルで後悔させたりと…

後者は市太郎が誘拐された事があるから性格上、悔やむ時は相当悔やむ事になったのは分かるからまあ…という感じだが、絶対シグナルマンに関しては夏休みの塾の件だけでは絶対無い気がする…(そこを天丼で繰り返す事で笑いどころにするあたりは流石に手腕だったけれども)
まあ「融通の効かない風紀委員長風」のキャラは遊びを知らないよな…とは。(しかし宇宙背景で椅子に座って授業を受けているシグナルマンシュールだったな…)

しかしボーゾック退職の理由が年齢、実家に帰る、怪我をしたからとどれも真っ当過ぎて世知辛さを感じるし、マジで人間を地面に植えて液をかけて養殖してボーゾックにするのかよ…浦沢さんならではのギャグ描写の比喩かと思ってたら実際そうなってたから、やり方はともかくとして、ワンパーあたりを打ち上げ花火にした人物を養殖する事でボーゾックにしていたかもしれないと考えると中々にエグい事するな…
そんな市太郎養殖の危機を植木鉢をガンで破壊するという荒技で解決してみせたシグナルマンは、初めてイレギュラーな行動してみせたという格好良さがあったと思う。にしてもやる事が極端な気がするな…あそこでカーレンジャー側にルールについて突っ込まれていたのはギャグセンスを見た気がする。

最後はみんなでコバーンの前で花火をしながらかき氷を食べるというほのぼの空間で終わったのも、何回かあるシグナルマンとの交流回として良かった。夏休みの宿題は終わらせた方がいいという風に生真面目のハードルが下がったシグナルマンもまたよしという事で…


第23話「王女様にオーバーヒート!」
脚本:荒川稔久/監督:坂本太郎

荒川さん、レッドとゾンネットと関係ないところでもラブストーリーやってる…

しかも今回は基本顔が良い直樹と、顔の彫りが深い美人であるカレン王女とのやり取りなので絵的にも結構映えるんだよな…(というか白塗りされてるとはいえ女装映えてたな…)
話自体もかわいい子を目の前にするとあがる直樹がカレン王女が持っていたパワーストーンを渡さないためにかなり奮闘する熱い話で、カレン王女も国の「可愛い子には旅をさせよ」理論の元かなりイレギュラーな敵な襲撃にも、直樹のためにパワーストーンを差し出そうとする勇気を見せていて、これには話を聞いたら国の人たちも喜ぶことだろう。(それでも影ながらの護衛はつけて欲しかったけれども)

ちなみに放送当時はアトランタオリンピック真っ最中、ということでVVゴリーンはメダルの力を使って競技の飛び道具を使って戦う愉快さ(そのメダルを奪う形でドラマを作る)、最後には盆踊りでみんなに踊らせるという夏休みならではのエンタメ満載で、こういうタイプの話はまあ浦沢さんは書かないだろうなという妙な説得力があった気がする。感想メモ執筆時点ではまだまだパリオリンピックが行われている最中なので相当タイムリーにも感じた。

その中で最後はお礼のキスをカレン王女が直樹にするという事で、この回限りのキャラではあると思うが後日談を妄想したくなる良い直樹回だったと思う。


第24話「急発進?! ニューリーダー」
脚本:浦沢義雄/監督:渡辺勝也

夏休みの宿題を手伝う事が思いやり、というのは規模が小さ過ぎる…
しかもそれが恭介と実の喧嘩回という風になるんだから浦沢さんは侮れないなと。多分実的には「TTテルリンに宿題をやってもらおうとするならカーレンジャーに何で頼まない?」という憤りが「夏休みの宿題をやってあげる"思いやり"」の話になって、恭介の常識的な「それって思いやりなのか?」という考えと合わなくて喧嘩、という流れなんんだろうが、実の調子乗りのせいでどうにも実の行動が馬鹿らしく見えてくるのが笑いどころだなぁと。現に他の3人は宿題を手伝う気になってないし。(直樹は宿題を見るのも嫌だとなったからだけれども)

で、仲直りするのが「スイカを持ってきたら宿題をします」というチラシを見て恭介がやってきたところに実がピンチで助かって「助けに来てくれたんやな!」と勝手に思い込んでなんか知らぬうちに仲直りなんだから、最初から最後まで筋の通った実の思い込みのバカっぷりが見えた気がする(笑)
その後はちゃんと戦隊していた分そこのアレさが際立つというか…というかTTテルリン、折角頭が良いなら最近影の薄いリッチハイカーに変わって作戦を考えた方が良かったのでは…スイカ割り大会の為にスイカと宿題を等価交換にして、のために使う頭脳ではなかったと思うと哀れな最期だった気がする。(しかも声が肝付さんなので尚の事無駄遣いで…)

後子供達がやはり冷静で「こういう時は泣こう!」と捕まった時に市太郎の一声で泣く感じは泣けば何とかなると思ってそうでしたたかだなと。まあそうでなければスイカにされて被害を被るからだとは思うが(まさかの養殖被り…)、最後にまた喧嘩していた恭介と実と比べたら大人な気がする。

最後に、シグナルマンは塾に行っていたくせに小学生の算数苦手なのかよ…折角多少融通が効くようになって好感持てるようになったのにここで下げるんか…