さて、今回はカーレンジャーの感想メモを載せていきたいと思います。
それでは続きからどうぞ。

第28話「さらば信号野郎!!」
脚本:浦沢義雄/監督:坂本太郎

何だか永遠の別れみたいに描写されてたシグナルマン離脱だけど、一時帰宅なんだよなぁ…

まあそれでも市太郎が社長と奥さんから可愛がられている姿や、
コバーンの留守を一方的に守らせる出会いから、夏休みの塾の件を通じて息子と同じくらいの思い入れを持ったシグナルマンが一時的でも任務を休んで帰る決断をしたのは、大分そういう所で融通が効くようになったんだな、と思わされた。

恭介達もポリス星に帰る後押しをするために、ポリスピーダーにカーナビックを取り付ける事でポリスピーダーの意思をもってシグナルマンに気持ちよく帰ってもらうきっかけを作る辺りはかなり粋だなとは思った。何だかメタ的に見ると厄介払いに見えたのは気のせい…
というかボーゾック祭りに関しては予想よりもえぐかったな…邪悪なエネルギー(アバウト過ぎる要素…)が祭りの中でできていって、それが神輿に発射され、その養分を吸う事でボーゾックの栄養ドリンクがわりになる…という正に市太郎が干からびる流れになっていたので。(これ多分スイカ割り大会の緩さがフリになってる気がする)

その邪悪なエネルギーに関しては事故でリッチハイカーが浴びたので市太郎は助かったけれども、そうでなければ干からびていたと考えると…中々にエグいと思うしそれに精通していなかったリッチハイカーだからこそ邪悪なエネルギーに打たれた、というのはロジカルが効いていたと思う。
でもそれでリッチハイカーがようやく悪のコンサルタントとして目覚めた感があったので、そこはボーゾック的には怪我の功名だろうか。

あ、ちなみに何と社長とその奥さんの出番はこれで終わりらしい。市太郎は最後まで出るみたいなのに…奥さんの「シグナルマンと関わったから息子が攫われた」というのは至極ごもっともなので、そこでシグナルマンの葛藤を描いたのは上手かったと思う。


第29話「予期せぬ大怪獣事故!!」
脚本:浦沢義雄/監督:坂本太郎

ダップも冬眠してしまい、ブレーキングにRVロボは連れ去られ、シグナルマンは見送った…カーレンジャー最大のシリアスが今ここに…

まさかカーレンジャーでここまでの展開を見る事ができるとは恐るべし。ダップが眠くなる描写は前々回くらいから描写されていたので嫌な予感はあったし、基本役に立たなくて空気と化していたリッチハイカーが邪悪なエネルギーでもってリッチリッチハイカーになって、ボーゾックの総長に成り変わったのは結構驚いた次第。
資金源こそガイナモの定期預金というギャグ要素はあったものの、ブレーキングはあの激走切りを回転で阻止してみせる強さを見せていたし、RVロボにワンパーが乗り込んでしまう等結構なピンチだったので凄いものだな…と終始感心しっぱなしだった。(しかも自身のロボを敵組織に持っていかれるというピンチにピンチを注ぎ込んだ展開)

ガイナモとゾンネットは買収されたゼルモダ&グラッチによって追放されてピンチ…に見えない2人のデートのような逃避行ぶりはむしろ癒しだったかもしれない。
その中で現れた「敵か味方か」を自分で言っちゃうVRVマスターは、シグナルマンのような外見の渋過ぎる声付きの謎の人物。芳忠さんの次は小林清志さんとは凄い人を連れてきたものだ。
さて、この事がどうリッチリッチハイカーを倒す事に繋がるか?純粋に熱い展開を期待してしまう。


第30話「衝撃のデビュー! はたらく車!!」
脚本:浦沢義雄/監督:渡辺勝也

敵か味方か、とか言っておきながら普通に優しいVRVマスターとは一体何者なのか…

まあ一般市民と化しているガイナモとゾンネットが訪れたパチンコから出てきた時点で格好良い事をしたとしても「いやでもあなたパチンコしてましたよね?」みたいに言いたくはなるものの、ビクトリーレンジャービークル、略してVRVをノーリスクでカーレンジャーに与えて強さを見た時点でただのいい奴でしかないんだよな…最後にコーヒー牛乳を渡す妙に子供っぽさも見えるギャップを見せてきたし。(最後に5人がコーヒー牛乳を夕焼けと共に飲む様は、エモーシャナルな様でそうでないようで…)

「ダップの言葉に従う」の一瞬で掌返しする感じはありながらも、ドロップスをくれたVRVマスターを信用する事にしたカーレンジャー(実際それは正解だった)だけれども、「ドロップはハザードの匂い、両親の匂いがする」というのは伏線かもしれないな…VRVを持ってる時点でハザード関係者の可能性はあるし。
で、久々の特撮ミニチュアでのカーアクションでブレーキングを撤退させた訳だけれどもこのカーアクションが久々だからかかなり格好良かった。VRVのデビューだからというのはあるが消防車、パトカー、ダンプカー、ブルドーザー、そして救急車と比較的子供にとって身近な車がビルを受け止めたり土で転ばせたりと活躍する様は純粋にワクワクしたし。(まあガスドーム玉転がし等コミカルさもあったけれども)

まあブレーキングが出動していたのは、頭脳型にしたボーゾックにおいて「国際学習図書見本市」の建物を持って行けば勉強するのでは?という荒技にも程があるものだったので、やっぱりリッチが1つ追加されてもアホでありながらこんな事で倒されるビルも哀れとしか言いようがない…
ちなみに今回1番笑ったのが危機に陥って、まさかの再登場となった元オオカミ少女の恵美に対して市太郎が守るでもなくキスを無理矢理しようとする所。その行為というよりは思いっきり拒絶されて恵美に愛想を尽かされる感じがテンポが良くて面白かった、という意味で。これは「何かありました」ねぇ…