さて、今回は「つくもがみ貸します」の感想を書いていきたいと思います。
それでは続きからどうぞ。
それでは続きからどうぞ。
第8話「江戸紫」
脚本:浦沢義雄/絵コンテ,演出:むらた雅彦/作画監督:白井裕美子,林智子
キセルの五位が浮かび上がらせてくれたのは"2つ"の終わった恋心…半助のその切なさだけでこの回の意味合いはあったと思います。
という、浦沢さんの根底にある「人情味」の部分を前面に押し出した話になっていたと思います。
この話は中盤にもかかわらずむらた監督の最後のコンテ演出回(最終回はコンテを富沢さんに譲って演出のみ)となる気合の入れようだったのも分かりましたね。つくもがみの潜入の演出のさせ方と、冒頭に見え方で変わっていくおばけやぐら(「探偵タクシー1」のおばけ煙突といい、こういう高い建物の描写浦沢さん好きですよね)を最初に見せる等々、流石は監督コンテ演出回、という所を見せてくれたのも良かったですし。
さて、話としては半助が幸之助に対して何故あれだけ良くしてくれるのか?という物でしたが、そこで幸之助と共通点を見出しつつ、こちらの方がドラマが上になっているのが面白いですよね。
幸之助の時には女性が苦手故に金払いを良くすることでそこから逃げていたという物だったのに対し、半助の時にはその幸之助の優しさに捨てていた恋心を思い出して良くしていた、という凄く純なものだったのが凄い良いと思ったんですね。
半助の見た目に関してはそれこそ女形でも通じるレベルだよな、と思っていたら「女を捨てて男になったタイプの人物」だったのは過去を思えば納得できるものでしたし、
そこで欲しかった優しさのようなものを幸之助から感じ取ったのも納得できるものでした。幸之助周りは結構描かれていたから尚更ですね。
でも幸之助はお花が好き…という事を舟遊びのタイミングで知ったからこそ、キセルの五位を通じた悲恋話を清次にだけ話して「半助」として生きる事を決める…悲しい「2つの恋の終わり」を描きながらもドラマとしては優れていたと思います。
前が妻を亡くした夫の復讐劇だったので、尚の事清次の心に突き刺さるような話が2つ続く事になったのは、蘇芳周りで清次の覚悟を決める為の要素になっているような気がします。今回は悲恋なのでそうなる可能性が清次にもあるという事で…
その時に大事になってきそうなのが「おばけやぐらの「ただ移り変わっていく様」になるのでしょうね。清次がそれを特別な事なく変わっていく、としたのはこの先辛い事があったとしても事態はそれにかかわる事無く移り変わっていく、というポジティブな意味で受け取ったからでしょうね。
その変化を好きだった半助にも違った形で伝わった事でまた前を向けたでしょうね。まあキセルの五位の話は横恋慕しようとして半助の元夫にキセルを渡した女が悪いわけですけど…
しかもその後でその夫は半助が丹精込めて海苔を作っていた事を知るわけですから、まあ大恋愛なんてするものではない、という事で…
ちなみに半助の声は斎賀さんが担当されていて、途中からこんな男女みたいな役柄は斎賀さんくらいしかできないだろうな、と思っていたらそうだったので、流石な物だなと思いましたね。
そう思うと純粋に女性役をしていたシャララって結構貴重だったのでは…?と思うと面白いですね。
というわけで次回からは最終盤に突入という事でどのような話になっていくのかが楽しみです。
脚本:浦沢義雄/絵コンテ,演出:むらた雅彦/作画監督:白井裕美子,林智子
キセルの五位が浮かび上がらせてくれたのは"2つ"の終わった恋心…半助のその切なさだけでこの回の意味合いはあったと思います。
という、浦沢さんの根底にある「人情味」の部分を前面に押し出した話になっていたと思います。
この話は中盤にもかかわらずむらた監督の最後のコンテ演出回(最終回はコンテを富沢さんに譲って演出のみ)となる気合の入れようだったのも分かりましたね。つくもがみの潜入の演出のさせ方と、冒頭に見え方で変わっていくおばけやぐら(「探偵タクシー1」のおばけ煙突といい、こういう高い建物の描写浦沢さん好きですよね)を最初に見せる等々、流石は監督コンテ演出回、という所を見せてくれたのも良かったですし。
さて、話としては半助が幸之助に対して何故あれだけ良くしてくれるのか?という物でしたが、そこで幸之助と共通点を見出しつつ、こちらの方がドラマが上になっているのが面白いですよね。
幸之助の時には女性が苦手故に金払いを良くすることでそこから逃げていたという物だったのに対し、半助の時にはその幸之助の優しさに捨てていた恋心を思い出して良くしていた、という凄く純なものだったのが凄い良いと思ったんですね。
半助の見た目に関してはそれこそ女形でも通じるレベルだよな、と思っていたら「女を捨てて男になったタイプの人物」だったのは過去を思えば納得できるものでしたし、
そこで欲しかった優しさのようなものを幸之助から感じ取ったのも納得できるものでした。幸之助周りは結構描かれていたから尚更ですね。
でも幸之助はお花が好き…という事を舟遊びのタイミングで知ったからこそ、キセルの五位を通じた悲恋話を清次にだけ話して「半助」として生きる事を決める…悲しい「2つの恋の終わり」を描きながらもドラマとしては優れていたと思います。
前が妻を亡くした夫の復讐劇だったので、尚の事清次の心に突き刺さるような話が2つ続く事になったのは、蘇芳周りで清次の覚悟を決める為の要素になっているような気がします。今回は悲恋なのでそうなる可能性が清次にもあるという事で…
その時に大事になってきそうなのが「おばけやぐらの「ただ移り変わっていく様」になるのでしょうね。清次がそれを特別な事なく変わっていく、としたのはこの先辛い事があったとしても事態はそれにかかわる事無く移り変わっていく、というポジティブな意味で受け取ったからでしょうね。
その変化を好きだった半助にも違った形で伝わった事でまた前を向けたでしょうね。まあキセルの五位の話は横恋慕しようとして半助の元夫にキセルを渡した女が悪いわけですけど…
しかもその後でその夫は半助が丹精込めて海苔を作っていた事を知るわけですから、まあ大恋愛なんてするものではない、という事で…
ちなみに半助の声は斎賀さんが担当されていて、途中からこんな男女みたいな役柄は斎賀さんくらいしかできないだろうな、と思っていたらそうだったので、流石な物だなと思いましたね。
そう思うと純粋に女性役をしていたシャララって結構貴重だったのでは…?と思うと面白いですね。
というわけで次回からは最終盤に突入という事でどのような話になっていくのかが楽しみです。

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