さて、今回は「つくもがみ貸します」の感想を書いていきたいと思います。
それでは続きからどうぞ。
それでは続きからどうぞ。
第10話「檳榔子染」
脚本:浦沢義雄/絵コンテ,演出:長岡義孝/作画監督:谷野美穂,小美戸幸代,宮西多麻子,他2名
つくもがみの友情と、お紅&清次とも「語らず」とも絆がある、というのを示してくれた話になりました。
というわけで「つくもがみ貸します」において最後の浦沢脚本でしたが、急に霊媒師によるつくもがみの空気感を感じ取る様を描いた辺りはらしさが出てましたけど、そこからつくもがみによる霊媒師への突進と、そこから来るつくもがみだけでない色々な絆を集約させてみせた作劇が上手いと思いました。
清次に親周りの借金がある事で「つくもがみがそのモノとして売られるかもしれない」と感じとらせた上で、互いにどのような行動を取るのか?というのを示していたと思うので。
何回も書いてますが、出雲屋の2人とつくもがみは、対話をした事が一度もなくて「お金に困ったら売り払う」みたいにする事もドライにできる可能性はあるんですよね。
でも「商売道具だから」という感情以上に絆はあったわけですし、お紅も早苗に自身が何でも話せる間柄と言ってもらえた事から、自分にはそういう間柄の人間がいなかった分、つくもがみに独り言の形ではあるものの、佐太郎周りの事を話す事ができた、という気持ちの強さを見る事ができたので、
その分、2人がつくもがみの品を売るはずがない、と断言できる形を作る事ができたのは良かった所だと思います。
その売ってほしいと言った弥右衛門にしても、娘の為にうさぎの櫛を売ってほしいと頼んでいたわけなので、その事情を知ったら売ってほしいとは言えない、というロジカルもしっかりしていたと思います。
つくもがみにしても、大切にされながらもその持ち主と様々な事情から離れてしまった経緯がある分、清次が自分達を売ってしまうのではないか、となった時に憤慨する所があるのは分かるんですよね。野鉄の反応を見て改めてそう思いました。
でもうさぎの「つくもがみのみんなといる時間も楽しいけれども、櫛として過ごす時間も楽しかったからこそ、櫛として生きようと思う」というような言葉は、つくもがみの中で一番子供っぽいうさぎが言うからこそ心にくるものがあるな、と思いましたね。(ここで早苗とそのお母さんのエピソードが効いてくるのもまた動きとしては丁寧でしたし)
それを尊重してお別れ会を開く絆の深さもまた良かったですし、それを聞いて思う所ができたお紅と清次もまたいい味を出してましたね。元々売り飛ばす気がなかった、というのもありますし。
プラスで借金について、蘇芳と同等の金額を作るために物々交換を繰り返してきた清次が「姉さんの為に使って欲しい」と言ってくれた清次が隠し事として言ってくれていない、という事に落ち込むお紅の姿には、割とワンチャンあるのでは?とも思ったんですね。
佐太郎との過去については、自分に告白した上で蘇芳紛失騒動で疑いをかけられたからこそ江戸を出る、と話した時にそのお金を香炉を買うために使う、という事でしたね。まあ清次としては相当複雑だったでしょうが、それでもお紅の為に動いた辺りが本当に愛があると言いますか…
結局借金についてはどうなるかは分からずじまいでしたが、何とか丸く収まってほしい、と思えた色々な絆を見る事ができた話でした。
これにて「つくもがみ貸します」での浦沢脚本は全て終了したわけですが、コナンに通じるものがあったり、ちゃんと真面目な浦沢脚本の味を感じ取る事ができたりと、やはり見た価値はあったのは良かったと思います。
残り2話で蘇芳周りの決着がつくのかは分かりませんが、そこは下山さんの手腕に期待したいと思います。
脚本:浦沢義雄/絵コンテ,演出:長岡義孝/作画監督:谷野美穂,小美戸幸代,宮西多麻子,他2名
つくもがみの友情と、お紅&清次とも「語らず」とも絆がある、というのを示してくれた話になりました。
というわけで「つくもがみ貸します」において最後の浦沢脚本でしたが、急に霊媒師によるつくもがみの空気感を感じ取る様を描いた辺りはらしさが出てましたけど、そこからつくもがみによる霊媒師への突進と、そこから来るつくもがみだけでない色々な絆を集約させてみせた作劇が上手いと思いました。
清次に親周りの借金がある事で「つくもがみがそのモノとして売られるかもしれない」と感じとらせた上で、互いにどのような行動を取るのか?というのを示していたと思うので。
何回も書いてますが、出雲屋の2人とつくもがみは、対話をした事が一度もなくて「お金に困ったら売り払う」みたいにする事もドライにできる可能性はあるんですよね。
でも「商売道具だから」という感情以上に絆はあったわけですし、お紅も早苗に自身が何でも話せる間柄と言ってもらえた事から、自分にはそういう間柄の人間がいなかった分、つくもがみに独り言の形ではあるものの、佐太郎周りの事を話す事ができた、という気持ちの強さを見る事ができたので、
その分、2人がつくもがみの品を売るはずがない、と断言できる形を作る事ができたのは良かった所だと思います。
その売ってほしいと言った弥右衛門にしても、娘の為にうさぎの櫛を売ってほしいと頼んでいたわけなので、その事情を知ったら売ってほしいとは言えない、というロジカルもしっかりしていたと思います。
つくもがみにしても、大切にされながらもその持ち主と様々な事情から離れてしまった経緯がある分、清次が自分達を売ってしまうのではないか、となった時に憤慨する所があるのは分かるんですよね。野鉄の反応を見て改めてそう思いました。
でもうさぎの「つくもがみのみんなといる時間も楽しいけれども、櫛として過ごす時間も楽しかったからこそ、櫛として生きようと思う」というような言葉は、つくもがみの中で一番子供っぽいうさぎが言うからこそ心にくるものがあるな、と思いましたね。(ここで早苗とそのお母さんのエピソードが効いてくるのもまた動きとしては丁寧でしたし)
それを尊重してお別れ会を開く絆の深さもまた良かったですし、それを聞いて思う所ができたお紅と清次もまたいい味を出してましたね。元々売り飛ばす気がなかった、というのもありますし。
プラスで借金について、蘇芳と同等の金額を作るために物々交換を繰り返してきた清次が「姉さんの為に使って欲しい」と言ってくれた清次が隠し事として言ってくれていない、という事に落ち込むお紅の姿には、割とワンチャンあるのでは?とも思ったんですね。
佐太郎との過去については、自分に告白した上で蘇芳紛失騒動で疑いをかけられたからこそ江戸を出る、と話した時にそのお金を香炉を買うために使う、という事でしたね。まあ清次としては相当複雑だったでしょうが、それでもお紅の為に動いた辺りが本当に愛があると言いますか…
結局借金についてはどうなるかは分からずじまいでしたが、何とか丸く収まってほしい、と思えた色々な絆を見る事ができた話でした。
これにて「つくもがみ貸します」での浦沢脚本は全て終了したわけですが、コナンに通じるものがあったり、ちゃんと真面目な浦沢脚本の味を感じ取る事ができたりと、やはり見た価値はあったのは良かったと思います。
残り2話で蘇芳周りの決着がつくのかは分かりませんが、そこは下山さんの手腕に期待したいと思います。

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