さて、今回は「つくもがみ貸します」の感想を書いていきたいと思います。
それでは続きからどうぞ。
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第11話「似せ紫」
脚本:下山健人/絵コンテ:富沢信雄/演出:ゴ・ソンウン/作画監督:パク・ヘラン,ファン・ソンウォン(グロス:マイティ・マックス・ムービー)
「有事に遭遇した時に平静を保っていられるかどうか」という1点で結構な自体が解決したのは、良くも悪くもキーワードとしては優れていたと思います。
というわけで、徳兵衛や権平、そして勝三郎&早苗、幸之助&おはな、半助まで登場してのオールスターで話を彩りつつ、蘇芳のありかを突き止めた話になりましたが、上の言説に関して良くも悪くも、と書いたのは結構引っ張ってきた蘇芳の謎が、この言葉一つで全部解決してしまったという万能性があると思ったからですね。
引っ張ってきたのであればもう少し凝った謎解きを見たかった、というのが正直な所でしたし、いくら恋慕を責める事は出来ないと言っても、80両の蘇芳の紛失で佐太郎を始めとした色々な人の人生が変わったとなればその一言で許していいのか、という感じはあるので。
倉庫の中に割と普通に隠されていた事に関しては、そこは江戸時代なので言及はしませんけれども。
でも「良くも悪くも」ではあるので勿論良い点の方が表に出ていたのは確かで、上の言説が半助の元夫のキセルの紛失事件から来ている事なので、そこで一度心が折れている半助の経験としてかなり説得力のあるものになっていましたし、
それにより早苗の昔の恋人からの手紙について聞けなかった勝三郎が勇気を出せた、というのは良いコミュニケーションのきっかけを作る事ができたな、と思いましたね。(手紙の返信をしてない、と誤解が解けたのもまた良しです)
平静を保ってちゃんと相手とコミュニケーションを取る道を選ぶことが、添い遂げるにあたって大事な事、というのは恋愛モノの定番ではありますから。「平静を保てなくなると保身に走る」というのも真理だよなぁ、なんて思いましたし。
にしたって幸之助の場合は、おはなに告白するタイミングを思いっきり間違えていたのはらしいとは思いましたけども(笑)半助がその言葉を言った茶の席で告白しても真面目な告白とは捉えにくいでしょうに…
でも幸之助の恋周りを応援する側に回る事ができた半助は、悲劇の人ではあるものの本当に心が強い人なんだな、と思えた点はやはり「江戸紫」の回がかなり効いている故だとは思いましたね。複雑な気持ちにはなりますけども…
で、蘇芳を巡る出来事の中で、香炉に変えた上で佐太郎に渡した事の顛末ですけど、まさかそれを割って退路を断った上で佐太郎が江戸を出ていたとは…
それを渡すと中途半端な選択肢が出来てしまう、と考えた思い切りの良さは凄いとは思うのですが、言及こそされてないので想像でしかないですが、清次がしてくれた事に危機を感じていたという節はあると思うんですね。
戻ってきたらお紅が僕に振り向いてくれるかもしれない、と江戸を出る前に話しているのを見ると、香炉を手に入れる為に清次が尽力した事=お紅が清次に気持ちが向いているかもしれない、と思ったというのはありそうです。
それが蘇芳が見つかった事でどう佐太郎が動くのか…というのが最終回の肝になりそうですね。後は佐太郎のお紅への気持ち、そしてお紅が蘇芳周りの事が片付いた時の心境、という感じなのでそう描く事がドタバタしなさそうなのが良い構成ぶりだと思っています。
というわけで次回でいよいよ最終回、楽しみにしたいと思います。
脚本:下山健人/絵コンテ:富沢信雄/演出:ゴ・ソンウン/作画監督:パク・ヘラン,ファン・ソンウォン(グロス:マイティ・マックス・ムービー)
「有事に遭遇した時に平静を保っていられるかどうか」という1点で結構な自体が解決したのは、良くも悪くもキーワードとしては優れていたと思います。
というわけで、徳兵衛や権平、そして勝三郎&早苗、幸之助&おはな、半助まで登場してのオールスターで話を彩りつつ、蘇芳のありかを突き止めた話になりましたが、上の言説に関して良くも悪くも、と書いたのは結構引っ張ってきた蘇芳の謎が、この言葉一つで全部解決してしまったという万能性があると思ったからですね。
引っ張ってきたのであればもう少し凝った謎解きを見たかった、というのが正直な所でしたし、いくら恋慕を責める事は出来ないと言っても、80両の蘇芳の紛失で佐太郎を始めとした色々な人の人生が変わったとなればその一言で許していいのか、という感じはあるので。
倉庫の中に割と普通に隠されていた事に関しては、そこは江戸時代なので言及はしませんけれども。
でも「良くも悪くも」ではあるので勿論良い点の方が表に出ていたのは確かで、上の言説が半助の元夫のキセルの紛失事件から来ている事なので、そこで一度心が折れている半助の経験としてかなり説得力のあるものになっていましたし、
それにより早苗の昔の恋人からの手紙について聞けなかった勝三郎が勇気を出せた、というのは良いコミュニケーションのきっかけを作る事ができたな、と思いましたね。(手紙の返信をしてない、と誤解が解けたのもまた良しです)
平静を保ってちゃんと相手とコミュニケーションを取る道を選ぶことが、添い遂げるにあたって大事な事、というのは恋愛モノの定番ではありますから。「平静を保てなくなると保身に走る」というのも真理だよなぁ、なんて思いましたし。
にしたって幸之助の場合は、おはなに告白するタイミングを思いっきり間違えていたのはらしいとは思いましたけども(笑)半助がその言葉を言った茶の席で告白しても真面目な告白とは捉えにくいでしょうに…
でも幸之助の恋周りを応援する側に回る事ができた半助は、悲劇の人ではあるものの本当に心が強い人なんだな、と思えた点はやはり「江戸紫」の回がかなり効いている故だとは思いましたね。複雑な気持ちにはなりますけども…
で、蘇芳を巡る出来事の中で、香炉に変えた上で佐太郎に渡した事の顛末ですけど、まさかそれを割って退路を断った上で佐太郎が江戸を出ていたとは…
それを渡すと中途半端な選択肢が出来てしまう、と考えた思い切りの良さは凄いとは思うのですが、言及こそされてないので想像でしかないですが、清次がしてくれた事に危機を感じていたという節はあると思うんですね。
戻ってきたらお紅が僕に振り向いてくれるかもしれない、と江戸を出る前に話しているのを見ると、香炉を手に入れる為に清次が尽力した事=お紅が清次に気持ちが向いているかもしれない、と思ったというのはありそうです。
それが蘇芳が見つかった事でどう佐太郎が動くのか…というのが最終回の肝になりそうですね。後は佐太郎のお紅への気持ち、そしてお紅が蘇芳周りの事が片付いた時の心境、という感じなのでそう描く事がドタバタしなさそうなのが良い構成ぶりだと思っています。
というわけで次回でいよいよ最終回、楽しみにしたいと思います。

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