さて、今回はかのかり4期の感想を書いていきたいと思います。
それでは続きからどうぞ。

第43話「ハワイアンズと彼女」
脚本:上原莉恵/絵コンテ:松園公/演出:中野彰子/作画監督:和田卓也(グロス:メディアクルージャパン)

いよいよ水着姿がお披露目となって麗しさが前面に出る中で、本当に告白一本鎗で上手く行くんですかね…?という不安ものぞかせた話でした。

というわけで、ハワイアンズに来たら水着!を体現したような話でしたね。
まあ和也、木部、栗林のある種「3バカ」のプールに潜りながら字幕でゴボゴボ言い合いをしていた、あのシーンでるかと千鶴の水着の魅力が浮き彫りになった感じがありますけど(笑)とはいえ水着姿の絵の中で映える感じは出ていたので、流石かのかりは止め絵の綺麗さは定評があるな、とは思いましたね。

まあアホではないにしても何も知らない木部や、るかとの関係を何とか気まずくない方向に持って行こうと自然体でいようとする栗林はともかくとして、和也的には嘘について和に明かす云々の葛藤がある中で普通に水着姿には全力で楽しむ辺りが、和也だなぁ…なんて思ってしまいますけどね。
作劇的には折角ハワイアンズに来ているのにシリアス一辺倒だと絵的にも映えないので、まだ麻美がプールに居ないタイミングで絶賛浮かれタイムを設けたのだと思いますが、にしてもという感じではありました。

その嘘をつけない、という話ですけど、現状まだ告白一本鎗なので、「告白をして結果がどうなろうが和やみんなに話す!」という気持ちは変わっていない分、それ以外で来られるとまだ動揺の気持ちの方が勝っているので、この進みの遅さが最終的に麻美が追い抜いて一旦は勝つ流れになると思うと、現状情けないの気持ちが見えるのは確かですね。
麻美の事を千鶴から聞いていて焦る気持ちがあるのは分かるんですけどね。にしても先走りの面が見られると言いますか…
千鶴にしてもまんざらでもない雰囲気を出しているので、ここで告白をしても玉砕させる程のフリ方はしないとは思いますが、その先走りのせいで2人部屋に着いてすぐのタイミングで告白という、ムードもへったくれの状況になったので、それは千鶴も心の準備ができないというものですよ。

プラスで千鶴の場合はレンカノとしての立場とるかからの牽制がありますから、和也の事は意識しながらもなんとか自分をセーブして彼女(仮)になり切ろうとする姿は、和也と千鶴のすれ違いの描き方としては特殊な感じがするなとは思いました。
ムードについては悠長というよりは、和也の唐突感に戸惑っているような感じ、彼女(仮)のスタンスについては、あくまで彼氏彼女の距離感にならない事を意識しているけれども、和の嘘の話題については「良かった」とちゃんと心配してくれる和也視点での慈愛の部分が見える、と本心では結構和也への気持ちがあるというのを表面上でも見せているのがありますから。
和の計らいで2人部屋になって、るかの突撃があるにしても2人の空間が作られているのは確かですから(和也が2人部屋を押し通したのもあります)ここからどう2人の描写が描かれるか、ですね。
その前にウォータースライダーでひと悶着あるみたいですけど…

アニメ的な所では、演出で和也の手が震えていたり、ウギギギの歯ぎしりの様子が足されていたりと、全体的に和也のリアクションが大きくなってましたね。この辺りは演出の中野さんが足していたりするのでしょうか?(後和の和也への詰め具合のアップは松園さんのコンテ部分でしょうね)
そして麻美の方は何か起こしそう感が凄いながら、相変わらず毒気のない表情と演技が上手いというもので…
ハワイアンズに家が関わりがある、という形と和から誘われた面もあっての参加になりましたが、どこまで千鶴と和也を貶めていくのか…とはなります。
それと和也のお母さんの意味ありげなアップがありましたけど、そういえば千鶴と和也のお母さんが話すタイミングがハワイアンズ編であったような…と思うので、そこの語らいも楽しみにしたいと思います。

というわけでそこまでるかについて触れていないような気がするのですが(牽制が千鶴に効いていけばいいですが、現状プールを楽しんでいるので)、この辺りで感想記事を終わりたいと思います。