さて、今回はキラメイジャーの感想メモを載せていきたいと思います。
それでは続きからどうぞ。
それでは続きからどうぞ。
第9話「わが青春のかるた道」
脚本:荒川稔久/監督:山口恭平
やっぱり荒川さんのキラメイジャーの脚本回を見てると、如何に「作為性」を消すかが鍵になる難しいフォーマットだなぁ…と思わされた。
百人一首周りの瀬奈と百人一首友達だった真木埜の仲直り話だったけれども、わざと瀬奈を下に、真木埜を上にした構図だったり、視線を上手く使って「音速のプリンセス」の瀬奈を戸惑わせたりと、思いっきり煽ってきていたのは恐怖の裏返しだったという落とし所は面白いなと思った。
それに乗せられて百人一首の世界からいなくなってしまった事に怒っていた意味合いもあっての、最初の百人一首のお手つき未遂の時の怒りも伏線にしていたと。自分はお手つきさせるのに他のお手つきにあれだけ言うのは…?という感じで。
そこから一気に気持ちを曝け出す辺り、本当に真木埜は瀬奈に思惑を気づいて欲しかったんだなぁ…と思わされた。というか普通に良い子でなければ特訓を引き受けたりはしないはずなので。
で、ヒャクニンイッシュ邪面の倒し方についても、最初に充瑠と瀬奈以外の3人を普通に百人一首の実力で倒してから、真木埜と戦うとなった時にヨドンヘイム風の百人一首にする辺りかなり意地が悪いし、
それを打ち破ったのも邪面の動きだけで取る札を見破った瀬奈、というのも真木埜の動きで取る札を誘導されていたミス(トラウマ)を克服するのに十分な要素だったと思う。
これに行き着いたのも、充瑠がマッハとのドライブの中で真木埜の目を見ての動揺に気づいたから、というのもあるのでやはりリーダーとの素質はあるなと思わされた。
ロボ戦については引き続きキングエクスプレスの販促パートだったので省略。レッドの次に乗るのがスピードのグリーンというのは当然の流れだったかなと。
最後の「せをはやみ」の仲直りも含めて荒川さんの非常にテクニカルな作劇が見えた話にはなった。かなり難しいフォーマットだとも思うのでこれをサブライターの方々が活かせるかどうかは今後にかかっている気がする…(次回も荒川さんなので)
第10話「時雨おいかける少女」
脚本:荒川稔久/監督:山口恭平
ブルーのキラメイソードの使い方が、中抜けホットドッグで伏線にしてきたとは…これは恐れ入ったという感じだった。
最初のシーンでキラメイソードの威力を途中で変えられる、という伏線はあったので、良世がミュージック邪面に囚われた時にはどう切るんだ?と思っていたが、まさか中抜けでパワーをコントロールできるとは、という感じだったので、充瑠の発想力はちゃんと他のメンバーにも活きてるんだなと思わされた。
このソードを使ってのトリッキーさも時代劇を多くやっている時雨らしさとも思ったので。
しかし良世のオンとオフの使い分けは凄かったな…ヨドミヒメのほぼ都市伝説で洗脳していた時の堂々たる姿と、時雨を「しぐたん」として明るいストーカーしている時の差が激し過ぎる…
まあその差も含めてかなりのメンヘラという事なんだろうけど…そこに「嫌いにはなれない」「今は芝居しか」と期待を持たせる時雨の優しさが相当な逆効果になっていたというオチは何とも難しい所だなと。だからこそキッパリ断る小夜に最後良世の目が向いたのは良かったのではないだろうか。
ネットを通じた都市伝説という点も含めてかなり現代的な内容だったけれども、それでもその現代さに振り回される事なく洗脳している時の装置を壊したり、中抜けソードを利用してのキラメイジンをメイジ同士で分離させる作戦を思いついたりと、やはりテクニカルな内容でもあったと思う。
時雨の回というだけでなく、小夜の地頭の良さ等を見せたのも、前の小夜回があくまでも5歳の小夜の強さだったのもあって改めて、という感じが出ていたと思う。
ちなみにリアルタイムではここで一旦コロナ周りで話の流れが止まる事になるのだが、無論感想ではそんなの関係なくそのまま11話を見ていこうと思う。(バラエティ周りの部分の感想はなし)
第11話「時がクルリと」
脚本:井上テテ/監督:渡辺勝也
やっと各話の話でかなりしっくり来るタイプの話が来た…と安堵した話となった。
とはいえ別にそれまでが凡作というわけではなく、どうしても荒川さんの話との差が「作為性」含めて浮き彫りになって見えたのが、今回はそれがなかったのが良かったというわけで。
テーマは「リセットボタン邪面によるタイムリープ」で、このタイムリープという今どきの話に為朝の客観視とする故の「本気になりきれてない部分」を克服する回にも使った辺りが素晴らしかったと思う。
「手を抜いていたつもりはないけど本気ではなかったかもしれない」というの矛盾する要素ではなくて、テクニックのその先にある「気持ち」が大切だと。
そこをeスポーツのライバルでもあった洋二郎との会話と、充瑠のみんなを良く見てるタイプのリーダー性が光った事で、充瑠の絵にもあったような気持ちを押し出した戦いでリセットボタン邪面を打ち破った…これぞ戦隊の王道だし純粋に熱くなれた点だったと思う。
倒し方にしてもタイムリープにイラつき絶望するのではなく、即攻撃を繰り返す事で即負けから経験値を消して諦めさせる、という意趣返しも兼ねた倒し方だったのでこちらも説得力が増すというもの。戦いを通じて強くなっていったリセットボタン邪面を見ていたからこそ心の折り方も十分なもので。
いやはや、多分タイムリープものの戦隊への落とし込みという意味でも良かったので、井上テテさんやるなぁ、と思った回だった。
脚本:荒川稔久/監督:山口恭平
やっぱり荒川さんのキラメイジャーの脚本回を見てると、如何に「作為性」を消すかが鍵になる難しいフォーマットだなぁ…と思わされた。
百人一首周りの瀬奈と百人一首友達だった真木埜の仲直り話だったけれども、わざと瀬奈を下に、真木埜を上にした構図だったり、視線を上手く使って「音速のプリンセス」の瀬奈を戸惑わせたりと、思いっきり煽ってきていたのは恐怖の裏返しだったという落とし所は面白いなと思った。
それに乗せられて百人一首の世界からいなくなってしまった事に怒っていた意味合いもあっての、最初の百人一首のお手つき未遂の時の怒りも伏線にしていたと。自分はお手つきさせるのに他のお手つきにあれだけ言うのは…?という感じで。
そこから一気に気持ちを曝け出す辺り、本当に真木埜は瀬奈に思惑を気づいて欲しかったんだなぁ…と思わされた。というか普通に良い子でなければ特訓を引き受けたりはしないはずなので。
で、ヒャクニンイッシュ邪面の倒し方についても、最初に充瑠と瀬奈以外の3人を普通に百人一首の実力で倒してから、真木埜と戦うとなった時にヨドンヘイム風の百人一首にする辺りかなり意地が悪いし、
それを打ち破ったのも邪面の動きだけで取る札を見破った瀬奈、というのも真木埜の動きで取る札を誘導されていたミス(トラウマ)を克服するのに十分な要素だったと思う。
これに行き着いたのも、充瑠がマッハとのドライブの中で真木埜の目を見ての動揺に気づいたから、というのもあるのでやはりリーダーとの素質はあるなと思わされた。
ロボ戦については引き続きキングエクスプレスの販促パートだったので省略。レッドの次に乗るのがスピードのグリーンというのは当然の流れだったかなと。
最後の「せをはやみ」の仲直りも含めて荒川さんの非常にテクニカルな作劇が見えた話にはなった。かなり難しいフォーマットだとも思うのでこれをサブライターの方々が活かせるかどうかは今後にかかっている気がする…(次回も荒川さんなので)
第10話「時雨おいかける少女」
脚本:荒川稔久/監督:山口恭平
ブルーのキラメイソードの使い方が、中抜けホットドッグで伏線にしてきたとは…これは恐れ入ったという感じだった。
最初のシーンでキラメイソードの威力を途中で変えられる、という伏線はあったので、良世がミュージック邪面に囚われた時にはどう切るんだ?と思っていたが、まさか中抜けでパワーをコントロールできるとは、という感じだったので、充瑠の発想力はちゃんと他のメンバーにも活きてるんだなと思わされた。
このソードを使ってのトリッキーさも時代劇を多くやっている時雨らしさとも思ったので。
しかし良世のオンとオフの使い分けは凄かったな…ヨドミヒメのほぼ都市伝説で洗脳していた時の堂々たる姿と、時雨を「しぐたん」として明るいストーカーしている時の差が激し過ぎる…
まあその差も含めてかなりのメンヘラという事なんだろうけど…そこに「嫌いにはなれない」「今は芝居しか」と期待を持たせる時雨の優しさが相当な逆効果になっていたというオチは何とも難しい所だなと。だからこそキッパリ断る小夜に最後良世の目が向いたのは良かったのではないだろうか。
ネットを通じた都市伝説という点も含めてかなり現代的な内容だったけれども、それでもその現代さに振り回される事なく洗脳している時の装置を壊したり、中抜けソードを利用してのキラメイジンをメイジ同士で分離させる作戦を思いついたりと、やはりテクニカルな内容でもあったと思う。
時雨の回というだけでなく、小夜の地頭の良さ等を見せたのも、前の小夜回があくまでも5歳の小夜の強さだったのもあって改めて、という感じが出ていたと思う。
ちなみにリアルタイムではここで一旦コロナ周りで話の流れが止まる事になるのだが、無論感想ではそんなの関係なくそのまま11話を見ていこうと思う。(バラエティ周りの部分の感想はなし)
第11話「時がクルリと」
脚本:井上テテ/監督:渡辺勝也
やっと各話の話でかなりしっくり来るタイプの話が来た…と安堵した話となった。
とはいえ別にそれまでが凡作というわけではなく、どうしても荒川さんの話との差が「作為性」含めて浮き彫りになって見えたのが、今回はそれがなかったのが良かったというわけで。
テーマは「リセットボタン邪面によるタイムリープ」で、このタイムリープという今どきの話に為朝の客観視とする故の「本気になりきれてない部分」を克服する回にも使った辺りが素晴らしかったと思う。
「手を抜いていたつもりはないけど本気ではなかったかもしれない」というの矛盾する要素ではなくて、テクニックのその先にある「気持ち」が大切だと。
そこをeスポーツのライバルでもあった洋二郎との会話と、充瑠のみんなを良く見てるタイプのリーダー性が光った事で、充瑠の絵にもあったような気持ちを押し出した戦いでリセットボタン邪面を打ち破った…これぞ戦隊の王道だし純粋に熱くなれた点だったと思う。
倒し方にしてもタイムリープにイラつき絶望するのではなく、即攻撃を繰り返す事で即負けから経験値を消して諦めさせる、という意趣返しも兼ねた倒し方だったのでこちらも説得力が増すというもの。戦いを通じて強くなっていったリセットボタン邪面を見ていたからこそ心の折り方も十分なもので。
いやはや、多分タイムリープものの戦隊への落とし込みという意味でも良かったので、井上テテさんやるなぁ、と思った回だった。

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