さて、今回は久々にぐるみんの描写が見られる、という事で、リコの限界オタクぶりも含めて楽しみにしたい所です。
それでは続きから感想です!

新アニポケ 第140話「パンパンパン!ミニぐるみん!!」
脚本:うえのきみこ/絵コンテ:清島ゆう子/演出:所天十郎/作画監督:HE YE,DONG LIZE,WANG JIGGUO,他6名(グロス:x10)

パンフェスをベースにした、メタモンの献身性が現れたような話でした。

という感じで、今回の話は大体上の文言で全部言い表せてしまうのですが、多分うえのさんはパピモッチとバウッツェルを出す、となった時にアンパンマンを思い出したのかな?とは思うんですよね。
アンパンマンは、原点はお腹が空いている子供にパンをあげる所からスタートして、今のアンパンマンのキャラデザになって「顔をちぎってあげる」という形になっているので、正に献身的、という部分が出ているキャラとなっています。
だからこそメタモンがはぐれる時は、そのアンパンマンの時のシチュエーションと同じように子供の為に売り切れたパンに変身するという形を取ったのではないか?と思うんですね。

その延長線上として、ぐるみんが配信画面から出られない時に代わりに出ての「ちびぐる」、ボルトがなかった時のボルト、塗り薬がなかった時の薬の瓶、そしてマドラーと困った時に自分が何とかする!という気持ちに至ったのではないかというのが僕の推測です。(まあウルトの水に関しては悪戯でしょうけど…(笑))
とはいえ「自分が変身した後でどうなる」という所までまだ小さいサイズ故に行き届いていないので、驚いたりした時には元に戻る、という形を取る事になった、という感じでしょうね。
笑ってしまう時に元に戻るのは、変身はするけれどもまだ変身の持続性をコントロールする事ができない、という子供の部分を示す為、と考えると、ナヴィの相棒には相応しいだろうな、とは思いましたね。
まだ小さいであろうナヴィと共に成長していく、という意味ではです。

そんなメタモンのキャラ付けをベースにしつつ今回のパンフェスだったわけですが、非常にパンのキャラデザが色々凝っていて良かったですね。
トング店長が作っていたぐるみんパンにしてもそうでしたし、ププリンパンにメタモンパン、そしてビリリダマピザと、これだけポケモンモチーフのパンを作る事ができる物か、という楽しさはあったと思います。
味にしてもそれぞれのパンにあったような味になっていたりと(ププリンパンならプリンが入っている等)、ベースとなっているパンフェスであってもその描写には手を抜いていない様子が見られて良かったです。

それとメタモンを見つける為に「メタモンを笑わせる」必要が出てきた時のバリエーションも豊富で、ウルト&ヤミラミのシャドークロー(という名の手の交差。元ネタがあったように思うのですがイマイチ思い出せず…)、ラウドボーンの花提灯、そしてマスカーニャの「目がお花」と、思わず出てしまったものも含めた面白要素をきっちり伏線として出す辺りは上手かったと思いますね。
「目がお花」に関しては、どうしてもみにぐるダンスを見てしまいそうになる限界オタクのリコの為に、マスカーニャが目隠ししたものなので、偶発的に出た物としては良い線言っていたお笑いセンスだったと思います。

まあ、リコのぐるみん限界オタクぶりとしては、ちびぐるのバズリを把握したのもそうですし、配信を近くでやってるのにしっかりスマホロトムで見ているのとリハーサルの時も遠目で見ているオタクの距離感を遠くしている感じ、そしてぐるみんパンが可愛くて食べられない等、
ぐるみん推しを楽しんでいるリコの姿が久々に見られて、こちらとしては楽しそうにしていて嬉しい気持ちにはなりましたね。
でも個人的には、マスカーニャがぐるみんに嫉妬して「私の方を見て!」みたいにしたりハグをしたり、ぐるみんパンを食べたりと、嫉妬で百合の花が咲く、みたいな構図が面白かったりします(笑)

といった感じで非常に楽し気な久々のぐるみん描写にはなりました。
まあ観衆の折角ぐるみんがいるのにちびぐるばかり出るのを気にする所は、観衆の悪い描写の仕方みたいな感じになってはいましたが、ちびぐるの方は間に合ったのはそれはそれでいいでしょう。

さて次回は、原作要素であるポケモンユナイトの回を、こくぴっとグロス回でやってくれる、という事で、ポケモンユナイトを何も知らない身としては、この回で少しポケモンユナイトを知る事ができたら、と思っているので楽しみです。