時期外れの戯言

アニポケを中心にアニメの感想・考察記事を週6でのんびり書いています。

カテゴリ:ポケモン > アニポケソング

さて、かなり昔の話にはなりますが、アニポケ主題歌の担当がピカチュウレコードからソニーミュージック関連の曲群に変わったのを覚えているでしょうか?

あの時はピカチュウレコード時代の頃のどのアーティストを使ってでもアニポケの世界観にあった曲を作って発表できたのと違って、いきなりソニーミュージック系統のアイドルやアーティストが出てきては主題歌を発表していく様にかなり戸惑った方も多かったはずです。
この問題に関しては途中から佐香智久さんというソニーミュージック系列にいながら、佐香さんがプロデューサーで関わっていればどの組み合わせでも大丈夫、という抜け道ができた事で、ソニーミュージック系列のアーティストが関わりながら後はアニポケにあった曲で固めるという方法で良くなったのですが、それまでは曲周りにはだいぶ苦戦していた印象です。

特に私立恵比寿中学やJ☆Dee'Zなんかは槍玉に上げられるなら上げられていた印象です。
まあ僕なんかもアニポケXYから本格的に入ってきてこういう体制だったので結構不満に思っていた口ですが、今思えばアーティストの方々は与えられた仕事をしっかりこなしているので悪くはないんですよね。
悪いとしたら起用方法や曲をアニポケ向けに合わせない上の人みたいな感じですかね?(あまりこういう粗探しをしたいわけではないのですが)こういうタイプの曲が嫌われるのは曲のクオリティ如何に関わってくるとは思っているので…

実際僕個人の感想になりますが「X海峡Y景色」はかなり印象悪いですけど、「ピースマイル!」は割と印象良いですし、まあ曲の評価なんてそんなもんな気はしてます。
「X海峡Y景色」は戸田さんとたなかさんの黄金コンビなんですけど、編曲は面白い部分があるんですけどどうにも映像含めてネタに走ってるのと単調すぎたのが結構印象悪かったです。
この黄金コンビの最後の曲がこの曲じゃなくて良かったと本気で思ったくらいでした。(現在の最新が「ニャースのバラード」)
とはいえ、今になって謝罪したいのがLittle Glee Monsterがあそこまで大きくなると思わなかった事ですね。
正直他のアイドル勢と同じ目で「ガオガオ・オールスター」を見ていた節があったので、今みたいな女性版ゴスペラーズみたいな扱いを受けるとは思っていなかったのでそこは申し訳なかったという感じです。

というような感じで、ソニーミュージックに変わりたての頃は苦労してたんだろうな、という事を簡単に回顧した話でした。
今となってはボカロPやYouTuberがアーティストで起用されて時代も変わったなという感じですが、昔はこういう時代もあった、という話ですね。

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さて、写真を見てもらってもわかる通り「ポケモンTVアニメ主題歌 BEST OF BEST OF BEST 1997-2022」を通常盤ですけどAmazonで買いまして、iPodに入れて聴いていたんですね。
そうするとシリーズごとにCDが分かれてるので区別がしやすいんですよ。無印はノスタルジー路線が強いな、だったりAGは名曲率が他にも増して高いな、という感じに。

とはいっても子供の頃にリアタイで見ていた頃はそこまで思い出が思い出されないので、思い入れ的にはXY以降の曲群になるわけですが、そうすると曲を聴くだけで色々挿入歌等で使われていた話などを思い出して相当思い出に浸れるんですよ。
例えば「V (ボルト)」に関しては他の曲と比べたらそこまで思い入れがないかな、なんて思っていたら間奏後半から最後にかけてのフェーズで泣きそうになるんですからすごいですよ。
要はこのフェーズがスカイリレー回ラストを思い出して「あの回はXYの藤田脚本の中で1番の回だったな」と感慨深くなるわけです。

他の曲でもやはりそういう事になってるので、思い出込みで曲を聴くというのは追体験を速攻でさせてくれるので「おんがくのちからってすげー!」となるわけです。
XYからの僕でそうなら無印から見てきた方々としてはこのBOXを聴いたらどうなってしまうのか…とは思ってしまいます。それだけ曲がありったけ詰まっているBOXだと思いました。

というわけで簡単にではありますがBOXの感想みたいなものでした。

さて、今週のアニポケのCMを見て驚いたのですが、アニポケ主題歌のベスト盤が来年の2月に発売となりました!

アニポケは今年で25周年を迎えて青無印内ではマスターズトーナメントが開かれたりと正に集大成というタイミングでの発売は、10年前のベスト盤とはまた違う感慨深さを覚えたものとなりました。
勿論アニポケXY,SM,青無印の楽曲をまとめて聴くことができるのもそうなのですが、実はアニポケ音楽は2012年頃から権利がピカチュウレコードからSME Recordsに変わってるんですよ。
松本梨香さんが一部曲でしか途中からオープニング、エンディング曲を歌わなくなったのはそういう理由があるからでして。基本ソニー関連のアーティスト、またはそのアーティストが作曲やプロデュースをする曲しか出てこなくなったんです。(「XY&Z」「アローラ!」は佐香さん作曲故、「1・2・3」はまふまふさん作曲故歌えていたわけです)

それが権利などをひっくるめてピカチュウレコードの曲も含めて1つのベスト盤に収まるというのは、音楽周りでよく交渉したな、と感慨深くなったわけです。
しかも5000円近くで25年分全ての曲を聴けるとなるとこれは買いだと思いましたね。
一応限定生産版もあってこちらは映像がついてくるみたいなのですが、内容は後に発表されるそうなのでそちらも楽しみですね。
というわけで速報的に書いた記事でした。

さて、現在アニポケ青無印では「1・2・3」を様々なアーティストの方が歌い継いでいますが、「同じ曲を違う人が違うアレンジで歌う」という事にはきちんと意味があるように思うんです。

今回はその辺りについて書いていきたいと思います。
それでは続きからどうぞ。

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さて、この前「ココ」のテーマソング集の記事を書きましたが、聴いているうちに思い浮かんだ事がありましたのでここに書いておこうと思います。

それでは続きからどうぞ。

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さて、やっとこさ「ココ」のテーマソング集を買ったわけですが、改めて曲の方を聞いてみるとすぐに映画の場面が思い浮かぶ、または思い出補正が強い故わけです。

「ココ」の場合音楽の歌詞というよりは、音楽全体で「ココ」の1シーンの空気感を作り上げているケースが多く。今回も「ココはココとザルードの10年間の軌跡、「Show Window」はココが初めて街並みを回る。というシーンと言うようにシチュエーションを言葉で一言で表すことができ、それらにあったのをしっかり持ってきてくれるんですね。

その安定感がありますし、多くなり過ぎたとしてもその手に渡るという安心感もありますから、その点でも、テーマソング集は印象に残ったなと感じました。
僕自身、ここまでテーマソングが映画内で流れるタイプの映画は見たことがなかったのですが、今回の場合はテーマがしっかりしている分刺さりやすくなっていたのが大きかったと思いますね。

そんなわけで短いですがここでこの記事を終わりたいと思います。

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というわけで、「風といっしょに」の初回限定版を買いました!
「風といっしょに」の映像だったりも勿論良かったのですが、やはり気になったのはしょこたんバージョンの「タイプ:ワイルド」のフルバージョンでしたね。
相当良かったので今回はここで感想のほどを書いていきたいと思います。

それでは続きからどうぞ。

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さて、アニポケの今週の話にてエンディングがしょこたんこと中川翔子さんの「タイプ:ワイルド」になりましたね。
最初に聴いた感想だと思ったよりも松本さんに寄せて歌ってるなという感じでした。
もう少ししょこたんらしさを出してもいいのではないかとは思いましたが、しょこたん自体「ドリドリ」からも分かるように、元々の歌声が低め&格好良い系ではあるので、この歌い方でも問題はないかなと思います。

そして映像の方は浅田さんと岩根さんの黄金コンビということで、昔と少し違い、図鑑の周りをみんなで囲んだり、クラスみんなで走ってみたりと、全員で見せていくアニポケSMらしい形にしていたのは良かったです。
「タイプ:ワイルド」自体サトシの「風といっしょに」に対するアンサーソングのイメージなので、原作のサトシのみが走るパターンもいいのですが、こうやってみんなで目指していくスタイルというのは「みんなポケモンマスター」という歌詞が9年前ではありますが出たこのご時世だからこそのものだと思いました。
夢を目指していく事は誰にも共通する事ですからね。

そして編曲はヒャダインさんこと前山田健一さんで、正統派の原作曲からみんなで歌えるようなポップさに変えたあたりは面白いなと思うわけです。
最初のハーモニカをハミングにしたり、タイトルコールに合いの手を入れてみたり…「みんなの曲」に仕立て上げるには十分なものになっていましたね。
この曲の裏側は「ポケんち」で見る事ができれば見たいと思います。

というわけで一通り書きましたので、ここでこの記事を終わりたいと思います。

さて、岡崎体育さんの新曲であり合唱団とコラボした「心のメッセージ」がエンディングになった先週ですが、やはり岡崎さんのノスタルジックな部分は子供の声になったとしても全く違和感を感じないようです。

その点は本当にいいことだと思っていて、岡崎さんの作曲技術が優れていたとしても、その声で表現できないことだってあるわけです。
そうなってくると他の人にも歌ってもらう必要性が出てくるわけでして…
それを子供の声でも実現できたということは、佐香さんの時のようにプロデュース次第でどこまでも幅を広げることができるというわけです。

なのでこの後も例えばサトシの松本梨香さんに曲を歌ってもらうとか、できる可能性も出てきたと思いますので、その点を期待したい所です。
というわけで短いですがここでこの記事を終わりたいと思います。

さて、今現在EDは映画宣伝のために映画の「ブレス」がなっています。
まあ相変わらず流れている映像の内容はネタバレのものになっていますが、それでもかなり親和性は高いと思うんですよ。

というのもミドルテンポの曲というのもそうなのですが、「みんなの物語」というものはかなり普遍的なテーマで、アニポケSMで流れても違和感がないんですよ。
みんなの物語というのは群像劇で、ゲストキャラそれぞれが楽しく、時には悲しくというように動き回る事で、その個々の動きというのは誰にも否定される事なく、それぞれが正しいと思う方向に進んでいます。
それというのは多くのキャラが出てくるアニポケSMでも同じなんですよね、リーリエについてもトレーナーとしてどのような道を歩むかは決まってないですが、リーリエなりに自分自身で考えている段階に今では入っています。
スイレンはバルーン、マオはアイナ食堂、カキは強さ、マーマネは宇宙飛行士…同じスクールに通っていても目指すべきものはみんな違ってみんな正しいんです。

その辺りを「ブレス」は優しく後押ししてくれるので、緩やかながらも自らの夢を追い続けるサトシ達への応援ソングに上手くなっているというわけです。
恐らくは8月一杯は「ブレス」だと思うので、この曲に乗せて成長していくクラスのみんなを見たいところです。
というわけで短いですがこの記事を終わりたいと思います。

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