時期外れの戯言

アニポケを中心にアニメの感想・考察記事を週6でのんびり書いています。

カテゴリ:ポケモン > アニポケXY考察

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さて、信じられない話ではあるのですが今日でアニポケXYが放送開始して10周年になるそうなんです。
まあ…新アニポケが始まってサトシも卒業状態になっているのでアニポケXYは過去のアニメみたいになってはいるのですが、それでももう10年が経ってしまったか…という気持ちではありますね。

リザードン復帰回につられてBW最終盤を見て(なので露骨なパンダ商法みたいなものを完全否定できないわけなんですが…)、アニポケXYの予告をセレナのサトシへの矢印の描写も含めてウキウキしながら楽しみにして、1,2話を見て「凄い!」となったのが今でも思い出せるような、そんな作品だったと今でも思います。

そんなわけなので今回はアニポケXYがサトシのアニポケシリーズの中でも異色だと思う理由や、それでもあそこまで愛された理由について自分の私見も含めながら書いていきたいと思います。
それでは続きからどうぞ。

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さて、最近気づいたのですが、アニポケXY最終回か2016年10月27日なので明後日には5周年なんですよね。

もう時の流れが速すぎるといいますか…それでも再度XY&Zを回顧していたらその凄さに唖然とするといいますか…
そんなわけで今回は改めて回顧したアニポケXYの凄さと、それから5年の間に積み重ねてきたアニポケSM、青無印の話をしたいと思います。

それでは続きからどうぞ。

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さて、最近サトセレクラスタとしてお馴染みの榎本奏江さん(旧ちび太さん)がサトセレ関係の小説を出した、ということで今回は少しサトセレ関係の記事を書きたいと思います。

ちなみにURLはこちらです、見たい方はどうぞと宣伝をしつつ…少し真面目な自己肯定の話です。

それでは続きからどうぞ。

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さて、皆さんはユリーカの声優が一時期変わっていた事にお忘れではないでしょうか?
無論ファンの方は知っている人が圧倒的に多いのはそうなのですが、ここらで少しばかり話題的な意味で表に出しておこうと思います。

伊瀬さんが妊娠した事によって、感動回で知られるチゴラス回(ユリーカメイン回ですね)から忍者村回まで、当時アイドルピカチュウの声でアニポケに復帰を果たしていたかないみかさんが代役を務める事になりました。
アニポケの中でメインキャラの代役というのは過去に一度あって、林原さんが同じくいなかった時にムサシをフルーラの声で知られる平松晶子さんがやっていた事があります。
一応ピカチュウの大谷さんもいなかった時期があるのですが、過去の鳴き声の組み合わせで何とかしたという逸話が残っています。

そんな中でかないさんのユリーカですが、少し伊瀬さんのユリーカに寄せながらもどこか大人っぽい声というのが印象的だったと思います。
特にチゴラス回なのですが、少し趣が違うもののフラベベ回で一時期仲良くなったポケモンと別れるという回だったので、その分差別化されていて新鮮だったのを覚えています。
ガチゴラスを心配しながら、自分の気持ちを押し殺して笑顔でさよならを言う…この時のユリーカの声というのは伊瀬さんでもフラベベ回の時のような空気は出せたでしょうが、やはりかないさんの演技の圧巻さを見せられた気がしました。
なので誰もが伊瀬さんのユリーカしか覚えてなくとも、僕はチゴラス回の大好きさもあってかないユリーカを覚えていようと思います。

そして話数からもわかるように、「プニちゃんのうた」は伊瀬さんが歌っているものの、XY&Z1話はかないさんのユリーカという面白い現象が起こっています。
かないユリーカの重要な点は、チゴラス回と後結構回想で出番の多かったホルビーとの出会い回、そしてXY&Z1話だと思うので、ここでもプニちゃんを思う気持ちが小さいながらも母性として出ていて、戻ってきた伊瀬さんはかなりハードルが上がったのではないかと推測できます。
1話となるとシリーズの流れを決める話になりますからね。
それでもかないさんはあくまで伊瀬さんを尊重するような形でバトンタッチしてくれたからこそ、その上を行くフレア団編での演技につながったのだと思います。

ちなみにムサシの代役となった平松さんも、実は登板回に「ピカチュウ、ロケット団に入る!?」が入っていて、神回確認の時に忘れられないようになっているのが面白い所です。
平松さんの場合は違い過ぎて相当違和感ありましたけどね…
そんなわけでアニポケXYで一時期あったかないユリーカの話でした。
かないさんは今でもトゲデマルにキテルグマと大活躍ですからね、これを機会にとかないユリーカをフィードバックした感じです(笑)思い出していただけたのならば幸いです。

さて、クリスマスはとうに過ぎてしまいましたが、「クリスマス=恋愛=アニポケならサトセレ」という無茶苦茶な考え方で、今回は少しばかりサトセレを例にした最近の男女の描写の難しさを書いていきたいと思います。
描写といっても恋愛だけじゃもちろんないですけどね。

それでは続きからどうぞ。

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ウルップは、クレベースでサトシゲッコウガを完膚なきまで叩きのめした後に、サトシにこう言いました。

「水のように、器に合わせ形を変えても本質は変えない…
俺にはそれが出来ないから氷タイプを愛してるんだよ。
お前さんはどうだ?」


この部分の詳細の感想についてはこちらを見て頂くとしまして、その時はサトシゲッコウガとサトシの関係性を、ウルップが自分の弱さをさらけ出しながら述べているのだと思っていました。
ですが後々考えてみると、意味合いはそれだけではなく諦めてしまった老人ウルップと、挫折に陥っている若者サトシの対比の意味もあったのではないか?とも思うんですよ。

氷というのはそもそも形が作られているものですから、後はそれをどう変えていくかというのを考えるだけでいいので、良く見れば形が固まっていてすぐに方向が固められる、良い方向に進みやすい、悪く見ればその元の氷の形以上の物を後から付け足して引き出す事ができない、という事になります。
ウルップという人間の過去はわからないままでしたが、老人ともなるとある程度自分の限界も知ってしまって、無限の可能性が無しでそのまま成長してしまった可能性が出てきます。
実際、この言葉を話している時のウルップは少し諦観が含まれていたようにも感じたので。

そうなるとウルップの氷タイプの使い手という立ち位置というのは、自分の可能性を決めてしまい、その中で極めた事で強くなった人間の行く末という事になります。
つまりは悪く言えば「妥協」ということです。それを知りながらも強くなっていくウルップの姿はまさしく凄いというものでしょう。
それに対してサトシとサトシゲッコウガというのはその時こそ強さに囚われて惨敗を喫してしまったわけですが、水が形にとらわれないということは本質が変わらないからこそ無限の可能性を模索する事ができるという事になります。

この時のサトシとサトシゲッコウガは、明らかに冷静さを欠いていて、完全に力押しになってそれを跳ね除けられての負け、という事になっていました。
そんな本質も見抜けないサトシ達だからこそバッジは渡せないと言ったわけでして…
ですがこの厳しく思える言葉も若いからこそいくらでもやり直しが効くという見方もできるんですよ。
形が変えられるということは、本質を見直した上で自分を見直す事ができるということ…その可能性をウルップはサトシ達に見出したと思うんですよ。

そしてサトシとサトシゲッコウガは迷いの森の一件で原点に帰り、見事ウルップを倒した、というわけです。
結果的にウルップは負けてしまいましたが、自分が見出せなかった無限の可能性の中での答えを導いた姿というのは、やはり熱くなったのではないでしょうか。
その意味でも対比は成り立ちましたし、次に繋がった一手だったと思うわけです。

…まあこの記事を書いたのは唐突に思い浮かんだからなのですが(笑)今のアニポケでもこの子供達の「無限の可能性」を見出す瞬間を見たい、とそういう話です。
その意味でこの氷と水の関係は良くできていたと思いますね。
と、いうわけで一通り書いたのでここでこの記事を終わりたいと思います。

さて、10月27日はアニポケXY最終回の日だったということで、後1ヶ月でもう1年という事実がそこにはあります…
最早時の速さを呪いたくなる今日この頃なのですが、だからこそ直前まで悩んでいた9月分のアニポケソング特集をセレナのテーマソング「ドリドリ」にしたわけです。

とはいえ、こちらの記事で歌詞について書いていたり、セレナバージョンの感想に関してはこちらで一通り書いているので、個人的な思い出話や考察が多くなりますがその辺りはご了承くださいください(笑)

それでは続きからどうぞ。

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さて、お盆のこの時期、皆様いかがお過ごしでしょうか?
僕はと言いますと、「キミにきめた!」の余韻に浸りながらアニポケ映画をちょくちょく見ていた、という感じです。

その流れで初めて見た時以来かなり久々に「光輪の超魔神 フーパ」を見たのですが…やっぱり良い映画なので少し涙ぐんでしまったんですよ。
その要因というのがフーパの生き様にあると感じたので、今回は「ありがとう」をテーマに考察記事を書いていきたいと思います。

それでは続きからどうぞ。

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2016年末のXY納め!「アニメスタイル010」を買ってきました!

持ち方が変なのはご了承頂くとして、この本には矢嶋監督のインタビューを中心に、原画やレイアウトが載っているという、夢のような内容になっています!
その重厚な内容があまりにも素晴らしかったため、皆さんに買って永久保存してもらいたい気持ちもあるので、感想はきちんと書きますが内容については多少ぼかさせて頂きます。
これは僕の記事を見るよりも本物を見てもらった方が良いですよ、本当に…

そんなわけで、感想の程を続きからどうぞ!

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