時期外れの戯言

アニポケを中心にアニメの感想・考察記事を週6でのんびり書いています。

タグ:ヌメルゴン

ミアレに向かう中で再会するヌメルゴン…そんなヌメルゴンが守っている湿地帯をもう一度覗いてみましょう。

と、いうわけで今回は湿地帯で引き起こすメレシーのトラブルが基軸となるそうです。
そこにロケット団がさてどうなる、というところですが…
それでは続きから感想です!

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…と、タイトルはシリアス調ですが書くことは至って簡単なものです。

そんなわけで明日は湿地帯にてヌメルゴンと再会するわけですけど…
恐らくカロスリーグまでの日程を考えてサトシの6体目はヌメルゴンになることが予想されます。
この辺りは予想できた人もいたでしょう、冷凍ビームを覚えたのにも関わらず使われない、ということになったら意味がなくなりますからね。

その中でカギになってくるのがヌメルゴンの立ち位置なわけですが、技や能力値的に特殊砲台になると思います。
ヌメルゴンは素早さが相当数高いサトシのポケモンの中でも唯一鈍足なポケモンです。
というより、各タイプナンバーワンを誇るゲッコウガ、ルチャブル、オンバーンと普通に速いファイアロー、ピカチュウと比べたらどんなポケモンでも速いパターンは見つからないのですが…それは良いでしょう。
だからこそ他のポケモンとは全然違う戦い方をしてトレーナーに意外感を付けさせることができるわけです。
幸い、アランとショータはヌメルゴンの存在自体知りませんので(というより他のトレーナーでもティエルノくらいしか知らないと思います)それは達成されると思います。

それでいて特殊攻撃に対する耐性が強いにも程があるので、耐えて耐えての反撃という重量級特有の戦法に持っていくことも可能です。
今のサトシは重量級のポケモンであっても普通に上手く扱うことが出来ますから、期待できるというわけです。

そしてヌメルゴンの最大の特徴は特殊攻撃、及び遠距離攻撃の多様性です。
何せ技が「我慢、雨乞い、竜の波導、冷凍ビーム」ですからね、雨乞いを除けば全て遠距離攻撃です。
これは近距離、中距離の攻撃ばかりのサトシのポケモン達の中ではかなり異色の物となっています。
他に長距離攻撃といったらオンバーンの爆音波くらいなものでしょうから(ピカチュウの攻撃は中距離と長距離の間といった所でしょうか?)、その場から動かずどっしり構えて強力な特殊攻撃を撃つ砲台としての力は絶大というわけです。

と、こんな風にヌメルゴンの能力的な強さはサトシの武器になりますし、何よりサトシのポケモンみんなが持ち合わせている心の強さをヌメルゴンはしっかり持ち合わせています。
ヌメラの頃から弱い弱いと言われながらも、サトシの励ましや強い言葉を受けて、ミアレジム戦にてエースとなってレントラーにとどめを刺すまでに成長したわけですから、相手に立ち向かうその強さというのはきっちりサトシと同様持って、さらには武器になるほどにまでなっているはずです。
立ち向かう準備は出来ている…ということですね。この要素だけでもサトシはきちんとヌメルゴンを使うでしょうしね。
(ちなみに僕がミアレジム戦で1番好きなシーンは、バトル本筋ではなく、サトシがバトル後に「お前は強いよ!」と言って駆け寄ってくれる所です。結構少数派でしょうけど)

そのためにも、明日の回はかなり重要になるわけです。
湿地帯でのヌメルゴンのリーダーシップ性、守る上で身につけ強さ、そして湿地帯から一旦離れるにあたっての理由付けが必要になってきますから。
そこをデデンネとの絡みで9話ぶりの脚本となる大橋さんがどうまとめてくれるか…非常に楽しみにしています。
恐らくはホルビーと同じように、湿地帯のみんなが送り出してくれるのでしょうけど、それでも段階は大事ですし、
セレナの頑張りを自分の事のようにテレビで見守ったのはヌメルゴンも同じですから。

と、そんな期待を持ちつつこの記事を終わりたいと思います。

今日完結するであろう、55話から続いたヌメルゴンの一連の話。
そしてロケット団と対峙していくサトシとヌメルゴン。

果たして2人の絆はどのような結末を迎えるのでしょうか?

それでは、続きから感想です。

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さて、ヌメルゴン回の後編の放送がいよいよ明日に迫ってきましたね。

ヌメラかスワンナからサトシの顔へと落ちてきて、弱いながらもピカチュウとサトシに「諦めない心」を教えられて、「自分もピカチュウみたいに強くなりたい」と思いゲットされた55話から、

苦手だったフェアリータイプのデデンネがヌメラを守る姿を見て、バトルから逃げ出すほどまだ弱かったヌメラの心に再度勇気を与え、デデンネを守り、最高の友達になった56話、

ヒヨクジム戦の観戦を通じて、サトシから間接的に再度、「諦めない強い心」を学んだ58話、

過去のトラウマと重なる所のあるブービックに立ち向かい、デデンネ、そしてヌメラを守ろうとするサトシの力になりたい!と、勇気の中でヌメイルに進化して、強くなった61話、

ヌメラ時代とは全然違う、本当に精神的な成長を見せた中で、みんなの危機を救おうとヌメルゴンに進化して見せた65話、

そして、一世一代のミアレジム戦で、サトシからの信頼に見事応えて、レントラーの怒涛の攻撃に耐えて見せて我慢で勝利を収めた67話…

と、ヌメルゴンはかなりすごい道のりを歩んできたんですよ。

そして先週の回でトラウマの元凶であるフラージェスも倒して、身体的にも精神的にも成長した姿を見せてくれたわけですが、
ヌメルゴン自体は倒されてしまい、更に療養中に自分の大事なピカチュウ、デデンネ、ウパーもさらわれ、正にこれだけを見たらバッドエンドな終わり方で今週の話に行くんですよ。

ヌメルゴンのドラマというのはそこまでアニポケXYの人達によって綿密に描かれて、DPでかなりの批判を受け、BWでは1回も出てこなかった別れ回に、しかも「バイバイバタフリー」と「ピカチュウのもり」のリスペクトという形で挑戦しようとしているんです。(「ピカチュウのもり」の要素に関しては、藤田さんのセルフリスペクトでもあります)

…と、今そのような状況になっている時にふと、疑問に思った事がありまして…

それが、「何故アニポケXYスタッフは、ここまでドラマチックにヌメルゴンを描こうとしていたのだろう?」という疑問です。
いや、本来だったらそんな事気にも止めずに、「ストーリー中のドラマの一貫」と思うだけなのですが、何せセレナの髪を切る所に至るまでにかなりのドラマチック要素を盛り込んできたわけですから、何かしらの意図があるのではないか?と思ったわけです。

そう疑問に思って、しばらく考えている内に自分の中である結論が出てきました。

それというのがタイトルを見て御察しの通り、「ヌメルゴンの話というのは、アニポケXY最終回の前哨的立ち位置になるのではないか?」というものです。
現に、ヌメルゴンというのは、「サトシの影響下の元で成長し、最終的にはそれから離れて、自分の中に出来た確固たる道を歩く」という、一番古くからはトリミアン回のジェシカ、そしてシトロンとセレナにも当てはまる、このXYのサトシを語る上で欠かせない事にヌメルゴンもきっちり当てはまります。

そんなヌメルゴンが明日の話で完全にサトシの元を離れて、湿地帯のポケモン達のリーダー的存在となるとなると、どうしても絶対に来るであろうXYの最終回を連想してしまうんですよ…

サトシと強い絆で結ばれ、サトシの背中を見て成長してきたセレナ、シトロン、ユリーカが、いざ完全にサトシと別れる事になった時に、一体どのような展開になっていくのか…

それの一つの指標となるのが、正に明日の回になると思っています。
勿論、その湿地帯にはケンゾウという管理人がいるわけですから、ポケモンリーグの時に一時的にカムバックする可能性もあるとは思いますが、明日の話は間違いなく、「もう永遠に会えないのではないか?」と感じさせるような、そんな話になっていると思います。

なので、アニポケXY全体を占うという意味でも明日の回、期待したい所です!
脚本も、「ピカチュウのもり」のラストという屈指の名シーンを残し、先週の回を既に神回に近いクオリティで書いてくれた藤田さんですから、本気を見せてくれると僕は信じています!

後、サブタイトルにある「虹の彼方へ!」というのは、ヌメルゴンが湿地帯という名の「楽園」に行くという意味での比喩的表現と、光景としての本物の「虹」の二つの意味があると思っているので、「バイバイバタフリー」や「さよならドクケイル!」のラストにて見られた、素晴らしい光景も期待したい所です!
(そしてそのタイミングで「涙、のち晴れ」が流れたら、僕はアニポケスタッフに一生感謝し続けると思います、あくまで僕の願望ですが)

…と、いうわけで全3回に渡った「絆と別れ・サトシとヌメルゴン」は今回が最終回となります。
見てくださった皆さん、本当にありがとうございました!
それでは、明日のヌメルゴン回後編の感想記事にて…

さて、このタイトルを見て驚いた方も居れば、「やっぱりこれを取り上げてきたか」と思う方も居ると思います。

前にヌメルゴン回は、藤田さんによる「ピカチュウのもり」のセルフリスペクト的作品になるのではないか?と書いてきました。
ですが、後々考えてみると、「もしかしたらそれどころの話ではないのではないか?」と思い始めたんですよ。

と、いうわけで今回は、タイトルにも書いたように、「バイバイバタフリー」とヌメルゴン回の関連性、そして「数々の別れ回への挑戦」について書いていきたいと思います。

それでは続きからどうぞ。

[追記]あ、「バイバイバタフリー」との関連性の中に、「バタフリーの時のピカチュウのように、ヌメルゴンとデデンネの「ポケモン同士のドラマ」が示唆されている事」もあったのに書いていませんでした。
なんで気づかなかったのでしょうか…?

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さて、今回から全3回に渡って来週放送されるヌメルゴン回についての特集記事を組みたいと思います。

その名も、「絆と別れ・サトシとヌメルゴン」!
ほぼ離脱する事が決まってしまったヌメルゴン。
その事に関する事をまとめていこうという、そのまんまの特集です。
ちなみに、この特集記事のタイトルが決まるまで30分の時間を費やしました(笑)

と、いうわけで今回はサトシ達とは少し論点がズレますが、今回次回のサトシとヌメルゴンの絆の強調に欠かせない、ロケット団の描写について、全体像も含めて書いていきたいと思います。

それでは、続きからどうぞ。

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さて、今回はヌメルゴン回であり、ビオラ戦以来となる前後編物の前編となります。

脚本もビオラ戦と同じ藤田さんという事で、5話の時のような一つの話としての面白さを出しながら、後編に繋がる伏線のような物をどの位出せるかがポイントになってきそうです。

それでは、続きから感想です。

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