タグ:首藤剛志
ポケモン無印 第185話「テッポウオのそら!」感想
「ニャースのあいうえお」のスタッフ陣から見るアニポケの原点
さて、今週の回は相当久々に湯山さんがコンテをやったわけですが、それで思い出したのが「ニャースのあいうえお」の存在なんですよ。
この時の布陣は首藤さんが脚本、湯山さんがコンテ、当時のローテ演出でもあった鈴木さんが演出、そして当時のローテ作監でもあった酒井さんが作監…どころかアニポケ史上3人目の1人原画を達成したとかなり豪華なのですが、実はこの布陣一石さんがいない以外は無印1話と全く同じ布陣なんです。
恐らく意図的だとは思うのですが、こうして考えるとこの虚しい回がそのままアニポケの原点と考えると面白いものがありますね。
「ニャースのあいうえお」は良く感動回と言われていますが、「あなたは人間になれる?」と言われて人間の言葉を話せるようになったら「気持ち悪い」と言われ、ロケット団に助けられたものの、結局ボスペルシアンに好きだったニャースが取られてしまった事で、最後に月を見上げながら「何で月は丸いのニャ…」とつぶやきながらフェードアウトしていくという…ここにニャースの人生はロケット団がいたからこそ救われてそれがなければ相当虚しい話だったという事なんですね。
なのでそこを1話の面々が作ったというのは、ある意味表裏一体を狙ったのかもしれません。
1話の絶望からの脱却、「ニャースのあいうえお」は希望からの絶望という感じなので、テーマとして一致していたもののベクトルが全然違うという意味ですね。
そういう意味でアニポケの幅を広げたかったというのが見解なのかもしれませんね。
といった所で、こんな考え方の視点がある、という事で簡単に書いてみました。
この時の布陣は首藤さんが脚本、湯山さんがコンテ、当時のローテ演出でもあった鈴木さんが演出、そして当時のローテ作監でもあった酒井さんが作監…どころかアニポケ史上3人目の1人原画を達成したとかなり豪華なのですが、実はこの布陣一石さんがいない以外は無印1話と全く同じ布陣なんです。
恐らく意図的だとは思うのですが、こうして考えるとこの虚しい回がそのままアニポケの原点と考えると面白いものがありますね。
「ニャースのあいうえお」は良く感動回と言われていますが、「あなたは人間になれる?」と言われて人間の言葉を話せるようになったら「気持ち悪い」と言われ、ロケット団に助けられたものの、結局ボスペルシアンに好きだったニャースが取られてしまった事で、最後に月を見上げながら「何で月は丸いのニャ…」とつぶやきながらフェードアウトしていくという…ここにニャースの人生はロケット団がいたからこそ救われてそれがなければ相当虚しい話だったという事なんですね。
なのでそこを1話の面々が作ったというのは、ある意味表裏一体を狙ったのかもしれません。
1話の絶望からの脱却、「ニャースのあいうえお」は希望からの絶望という感じなので、テーマとして一致していたもののベクトルが全然違うという意味ですね。
そういう意味でアニポケの幅を広げたかったというのが見解なのかもしれませんね。
といった所で、こんな考え方の視点がある、という事で簡単に書いてみました。
テーマを各話で語るなら…首藤さんの金銀編の作品を見ながら
さて、全日帯のアニメというのは長くなる中で「テーマで1話分持たせているような話」というのが出てきたりします。(1話の中でテーマを完結させているような話ですね)
それというのは上手く話題に乗ればそのアニメ自体が注目される事にもなりますが…個人的にリスクも伴うと思っています。
今回はその点も含めて書いていきたいと思います。
それでは続きからどうぞ。
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それというのは上手く話題に乗ればそのアニメ自体が注目される事にもなりますが…個人的にリスクも伴うと思っています。
今回はその点も含めて書いていきたいと思います。
それでは続きからどうぞ。
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首藤脚本は"沼"である…首藤脚本に初めて触れる方々へ
つい先日、とあるツイートでアニポケと首藤脚本の話を見かけました。
首藤脚本は知りたいものの1つではあるが、ポケモンの作品にもっと触れたから知った方が良い気がすると…
今回はその答えのようなものを1ブロガーとして勝手にではありますが書いて見たいと思います。
それでは続きからどうぞ。
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首藤脚本は知りたいものの1つではあるが、ポケモンの作品にもっと触れたから知った方が良い気がすると…
今回はその答えのようなものを1ブロガーとして勝手にではありますが書いて見たいと思います。
それでは続きからどうぞ。
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首藤脚本のノスタルジックさについて少し。
さて、つい最近やっとこさ「ネイティオのだいよげん!」を見まして、アニポケでの首藤脚本を全部見きる事ができました。
なので今回は金銀編の首藤さんがかなり自由に書いた時期の脚本から見るノスタルジックさにについて書いていきたいと思います。
それでは続きからどうぞ。
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なので今回は金銀編の首藤さんがかなり自由に書いた時期の脚本から見るノスタルジックさにについて書いていきたいと思います。
それでは続きからどうぞ。
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[ネタバレ注意!]ポケモン劇場版第20作「キミにきめた!」全体感想
待ちに待った劇場版20作目、「キミにきめた!」を見てきました!
と、いうわけで僕にとってはアニポケでは初めての公開日に劇場で見る事ができました!
一言で書くならば、「ダイジェストなりに素晴らしいものを見せてくれた」この一言に尽きますね。
つまりはダイジェストな部分に多少目を瞑れば良いものが見られる、というわけです。
そんな今年の映画はどんな感じだったのか?今年も今年とてネタバレ全開で全体感想をお届けします!
それでは続きからどうぞ!
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[アニポケ20周年記念!]無印1話の脚本から分かるアニポケの原点
今日はアニポケ20周年!本当におめでとうございます!
僕の場合はずっと見ていたわけではなく、BW終盤からの復帰となりましたが、サトシの数々の冒険、本当に楽しませてもらっています!
本当に20年の時も続けられているアニメ、ということで凄いものですよ…
その感謝も込めて、今回は恐らく誰もやらないであろう予想斜め上の特集記事を組みたいと思います。
それが、無印1話の脚本を踏まえてアニポケの原点を探ろう!です。
実は年末年始の間で3回目の小田原図書館訪問をしてきたのですが、そこで今年の映画の予習も兼ねてもう一度1話の脚本を見てきたんですよ。
そうしたところ、首藤さんのサトシに対する感情みたいなものが見えてきたんですね。
なのでこの記事において、脚本にしかないト書きや台詞をメモしてきたので、粗方放出したいと思います!
それでは続きからどうぞ!
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僕の場合はずっと見ていたわけではなく、BW終盤からの復帰となりましたが、サトシの数々の冒険、本当に楽しませてもらっています!
本当に20年の時も続けられているアニメ、ということで凄いものですよ…
その感謝も込めて、今回は恐らく誰もやらないであろう予想斜め上の特集記事を組みたいと思います。
それが、無印1話の脚本を踏まえてアニポケの原点を探ろう!です。
実は年末年始の間で3回目の小田原図書館訪問をしてきたのですが、そこで今年の映画の予習も兼ねてもう一度1話の脚本を見てきたんですよ。
そうしたところ、首藤さんのサトシに対する感情みたいなものが見えてきたんですね。
なのでこの記事において、脚本にしかないト書きや台詞をメモしてきたので、粗方放出したいと思います!
それでは続きからどうぞ!
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ロケット団の名乗りを真面目考察!
さて、サトシ達と共にいつものようにアニポケSMでも続投してくれるのがロケット団なわけですが…
今回はそのロケット団の最大の特徴である「名乗り」の内容について、少しの変形バージョンの物と共に考察していきたいと思います!
それでは続きからどうぞ。
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今回はそのロケット団の最大の特徴である「名乗り」の内容について、少しの変形バージョンの物と共に考察していきたいと思います!
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[原点回帰]首藤さんのコラムを再度読んでみて
さて、いきなりですが僕が今のアニポケに興味を持つにあたって、影響を受けたものが3つあります。
伝説の神回「バイバイバタフリー」、リンク様である「Daydream Holic Night」、そして首藤さんの書いていたコラムである「シナリオえーだば創作術」(URL:http://www.style.fm/as/05_column/05_shudo_bn.shtml)です。
「バイバイバタフリー」はアニポケに興味が戻り始めた時に見て「こんなにも凄い回をアニポケはやっていたのか!」と深く感動してアニポケにのめり込むきっかけとなり(この事がきっかけで大橋脚本回を見あさって、大橋脚本好きに繋がっていきました)
「Daydream Holic Night」は岩根さんなどスタッフについての視点で描かれていて、スタッフというものを意識したきっかけになり、
そして「シナリオえーだば創作術」は、ある意味僕の脚本観と脚本家に対する興味を持つきっかけとなった、ある意味バイブルのような存在です。
そしてつい最近、このコラムを読み返す機会があったのですが…本当にその内容が面白いんですよ!
このコラムを見るだけで僕は簡単に原点回帰ができる、といっても過言ではないくらいのコラムだと改めて思いましたね。
と、いうわけで今回はその再度見た感想を簡単に書いていきたいと思います。
それでは続きからどうぞ。
ちなみにこの記事だけでは堅苦しいと思ったので、軽い記事を今日はもう1つ作りました。
割とすぐに投稿する予定です。
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伝説の神回「バイバイバタフリー」、リンク様である「Daydream Holic Night」、そして首藤さんの書いていたコラムである「シナリオえーだば創作術」(URL:http://www.style.fm/as/05_column/05_shudo_bn.shtml)です。
「バイバイバタフリー」はアニポケに興味が戻り始めた時に見て「こんなにも凄い回をアニポケはやっていたのか!」と深く感動してアニポケにのめり込むきっかけとなり(この事がきっかけで大橋脚本回を見あさって、大橋脚本好きに繋がっていきました)
「Daydream Holic Night」は岩根さんなどスタッフについての視点で描かれていて、スタッフというものを意識したきっかけになり、
そして「シナリオえーだば創作術」は、ある意味僕の脚本観と脚本家に対する興味を持つきっかけとなった、ある意味バイブルのような存在です。
そしてつい最近、このコラムを読み返す機会があったのですが…本当にその内容が面白いんですよ!
このコラムを見るだけで僕は簡単に原点回帰ができる、といっても過言ではないくらいのコラムだと改めて思いましたね。
と、いうわけで今回はその再度見た感想を簡単に書いていきたいと思います。
それでは続きからどうぞ。
ちなみにこの記事だけでは堅苦しいと思ったので、軽い記事を今日はもう1つ作りました。
割とすぐに投稿する予定です。
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